「自宅の見守りカメラを導入したいけど、どれを選べばいいかわからない…」「TP-LinkのTapo C200とC210って何が違うの?」
そんな疑問をお持ちではありませんか?型番が似ているため、この2つのモデルの違いが分かりづらいと感じる方は少なくありません。しかし、それぞれの特徴を比較することで、あなたの用途にぴったりのカメラを見つけることができます。
今回は、TP-Linkの人気見守りカメラ「Tapo C200」と「Tapo C210」を徹底的に比較し、それぞれのメリット・デメリット、そして用途別のおすすめポイントを詳しく解説します。最終的には、多くの方におすすめできるモデルを提案しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
見守りカメラって何?どんな時に役立つ?
見守りカメラ(ネットワークカメラ)は、自宅やオフィスなど離れた場所から、スマートフォンやタブレットを使って映像を確認できるカメラのことです。ペットのお留守番の様子を確認したり、お子様の帰宅を見守ったり、防犯対策として不審者の侵入を警戒したりと、その用途は多岐にわたります。
TP-Link Tapoシリーズのようなパン・チルト機能付きカメラは、広範囲を一台でカバーできるため、死角を減らしてより安心感を提供します。
Tapo C200とC210、ここが違う!主要スペック比較表
まずは、Tapo C200とTapo C210の主な違いを比較表で見てみましょう。
項目 | TP-Link Tapo C200 | TP-Link Tapo C210 |
---|---|---|
最大解像度 | フルHD(1080p) | 3メガピクセル(2304x1296p) |
対応SDカード容量 | 最大128GB | 最大256GB |
市場価格帯 | 約3,000円台 | 約4,000円~5,000円台 |
本体サイズ | コンパクトな片手サイズ(118g) | C110より大きく重い (約12x8x8cm) |
保証期間 | 3年保証 | (情報なし) |
パン・チルト | 水平360度、垂直114度 | 水平360度、広範囲のチルト |
ナイトビジョン | 高品質な暗視モード(赤外線) | 赤外線フィルターによるクリアな夜間撮影 |
双方向通話 | 対応 | 対応 |
動体検知・通知 | 対応(感度・ゾーン設定可) | 対応(感度・ゾーン設定可) |
アラーム機能 | 対応(音と光) | 対応(音と光) |
プライバシーモード | 対応 | 対応 |
音声アシスタント連携 | Amazon Alexa, Google Assistant対応 | Amazon Alexa, Google Assistant対応 |
電源方式 | 専用アダプター | 専用アダプター |
Tapo C210の「ここがすごい」ポイント
(出典:PR TIMES)
Tapo C210は、C200の進化版として、いくつかの点で優れた性能を持っています。
- 高解像度でより鮮明な映像: Tapo C210の最大の強みは、3メガピクセル(2304x1296p)という高解像度の映像を撮影できる点です。これにより、C200のフルHD(1080p)よりもさらに細部まで鮮明に映し出すことが可能で、顔の識別やわずかな動きも詳細に捉えられます。
- 大容量SDカード対応で長時間録画: Tapo C210は最大256GBのmicroSDカードに対応しており、約512時間(約21日間)の連続録画が可能です。これにより、頻繁にSDカードを交換したり、過去の映像を消去したりする手間を減らし、長期間の記録を残したい場合に非常に便利です。
これらの高機能にも関わらず、Tapo C210は市場価格で5,000円以下で購入できることが多く、非常に優れたコストパフォーマンスを誇っています。もちろん、Tapoアプリを使ったリモート操作、360度パン・チルト、ナイトビジョン、双方向通話、動体検知、プライバシーモード、アラーム機能、AlexaやGoogle Assistantとの連携といった基本的な見守りカメラとしての機能はすべて網羅しており、安定して動作します。
Tapo C200の「ここがおすすめ」ポイント
(出典:PR TIMES)
Tapo C200は、Tapo C210には一歩譲る部分があるものの、見守りカメラとして十分すぎるほどの性能と、ある「決定的な強み」を持っています。
- 圧倒的なコストパフォーマンス: Tapo C200は、Amazonなどで約3,000円台という非常に手頃な価格で購入できます。この価格帯でありながら、ペットや子どもの見守り、簡易的な防犯対策に必要な機能をすべて備えており、「この値段でこれだけの機能が使えるのは本当にすごい」と評価されています。予算を抑えたい方にとって、これ以上の選択肢はないと言えるでしょう。
- 日常使いに十分な高画質: フルHD(1080p)の解像度は、顔や部屋の様子を鮮明に捉えるのに十分な品質です。もちろん、夜間も赤外線による暗視モードでクリアな映像を提供し、真っ暗な部屋でも細部まで見ることが可能です。
- コンパクトで設置しやすい: Tapo C200は片手で収まるほどの可愛らしいフォルムで、重さも118gと軽量です。これにより、小さなスペースにも目立たずに設置でき、壁や天井への取り付けも容易です。
- 安心の長期保証: 購入から3年間の長期保証が付いている点も、Tapo C200の大きな魅力です。万が一の故障時にも安心してサポートを受けられるのは、長期的に使用する上で重要なポイントです。
Tapo C200もTapo C210と同様に、Tapoアプリから簡単に設定・操作ができ、360度パン・チルト、双方向通話、動体検知・通知、アラーム機能、プライバシーモード、そしてAmazon AlexaやGoogle Assistantとの連携といった見守りカメラに求められる主要な機能は全て搭載しています。
用途別おすすめカメラは?
では、具体的にどのような用途でどちらのカメラがおすすめなのでしょうか。
Tapo C210がおすすめのケース
より高画質で鮮明な映像を残したい
わずかな動きや表情の細部まで記録したい場合は、3メガピクセルのC210がおすすめです。特に、何かあった際の証拠映像として高い鮮明度を求める場合に有効です。
長時間の録画をSDカードに保存したい
最大256GB対応のC210は、約3週間の映像を連続で保存できます。長期休暇などで家を空ける際など、より長い期間の映像をローカルに保存しておきたい場合に適しています。
多少の予算増は許容できる
C200より若干高価ではありますが、価格差に見合う高解像度と大容量ストレージを求める方にはC210が最適です。
Tapo C200がおすすめのケース
予算を抑えつつ、必要な機能はしっかり欲しい
これがTapo C200の最大の強みです。3,000円台という価格で、主要な見守り機能をすべて手に入れられるため、「コスパ重視」の方には間違いなくC200がおすすめです。
普段使いの見守りカメラとして十分な画質と機能を求める
フルHD(1080p)は、一般的な見守り用途であれば十分にクリアな映像です。ペットや子どもの様子を確認したり、簡易的な防犯対策を行う上で、画質に不満を感じることはほとんどないでしょう。
複数台導入を検討している
部屋ごとに見守りカメラを設置したい場合、C200の低価格は非常に魅力的です。複数台購入しても総額を抑えられるため、コストを気にせず広範囲をカバーできます。
コンパクトさや軽量さを重視する
手のひらサイズで軽量なC200は、設置場所を選ばず、目立たずに設置したい場合に有利です。
結論:総合的におすすめなのは「Tapo C200」!その理由は?
TP-Link Tapo C200とC210は、どちらも非常に優れた見守りカメラですが、総合的なコストパフォーマンスと多くの方のニーズを考えると、筆者は「TP-Link Tapo C200」を特におすすめします。
Tapo C210が「3メガピクセル」という高解像度と「256GB」の大容量SDカード対応という点で優れているのは事実です。しかし、一般的な家庭での見守り用途であれば、Tapo C200のフルHD(1080p)の画質で十分な鮮明さを確保できますし、128GBのSDカード容量もループ録画機能と組み合わせれば、数日〜1週間程度の映像を保存でき、日常使いには問題ありません。
そして何より、Tapo C200は約3,000円台という驚きの価格で手に入ります。C210との価格差(約1,000円〜2,000円)を考慮すると、C200は「必要な機能はすべて揃っていて、かつ非常に手頃」という、バランスの取れた最強のコストパフォーマンスを提供していると言えるでしょう。
ペットの様子をサッと確認したい、子どもの留守番を見守りたい、簡易的な防犯対策をしたい、といったニーズであれば、Tapo C200で十分に事足ります。また、複数台設置を検討している場合も、C200であれば予算を大幅に抑えながら家中の見守り体制を構築できます。
「予算は抑えたいけど、機能面で妥協したくない」という方にこそ、TP-Link Tapo C200は最適な選択肢となるでしょう。
今回ご紹介した商品は、Amazonなどで手軽に購入できます。見守りカメラの導入を検討されている方は、ぜひTP-Link Tapo C200をチェックしてみてくださいね。