北海道の観光地として有名な “小樽市” 。
運河のある街並みが美しく、北海道の県庁所在地である “札幌市” から、電車や車で40分〜50分程度で訪れることができるので、国内外から多くの観光客が訪れる街です。
この記事では、北海道在住の私が、小樽の有名な定番スポットを厳選しました。
札幌に観光する人はもちろん、北海道に行く機会のある人なら絶対訪れる価値のある街なので、ぜひ参考にして小樽観光を楽しんでください!
1. 小樽運河
小樽は、いろんな魅力がある街ですが、小樽が有名な理由として “小樽運河がある” という点は、欠かせないポイントです。
“小樽運河” は、北海道開拓の玄関口である “小樽港” の運搬作業効率化のために作られました。
緩やかな湾曲が特徴で、散策路に並ぶ63基のガス灯が美しい夜景を創り上げています。
運河のある街ならではノスタルジーで幻想的な景観が魅力的で、”写真映えする” 、”ロマンチック” と評判です。
この時期だけ小樽運河が幻想的な青のイルミネーションで彩られる「青の運河」。
— 小樽運河クルーズ (@otarucanalboat) October 20, 2024
小樽運河クルーズもイベントに合わせた青色イルミネーション装飾をしたお船で運航いたします!!
季節限定のイルミネーションを船からの目線でぜひお楽しみください!
【開催期間】2024.11.1~2025.1.31 日没~22:30 pic.twitter.com/E1nki25ofs
小樽運河を小船に乗ってクルージングできるアクティビティもあります。
小樽運河クルージングは、40分ほどなので、時間がある人は、クルージングを楽しむのも良いでしょう。
2. 小樽堺町通り商店街
小樽といえば、やっぱり “おいしい海の幸” が豊富にあるという点は欠かせない魅力の1つです。
小樽は古くから “港町” として栄えていたこともあって、新鮮な海産物を扱う市場が市内に多数あります。
“いくら” や “ウニ”、”カニ” など、おいしい海鮮を求めて、近隣の街から小樽に足を運ぶ北海道民も少なくありません。
そんな小樽のおいしい海鮮料理を楽しめるのが、小樽観光のメインストリートである “小樽堺町通り商店街” です。
“小樽堺町通り商店街” は、⼩樽駅から徒歩10分程度の距離にある、観光型の商店街です。
約 900m ある通り沿いに、飲食店や海産物店、ガラス製品や北海道スイーツを販売するお店がずらりと立ち並び、連日、多くの観光客で賑わっています。
ノスタルジックな雰囲気のある “石造りの建物” を活用した店舗は、レトロな雰囲気を漂わせていて、異国に来た気分を満喫できます。
いろんなジャンルのお店があるので、ランチやディナーを楽しみながら、好みの北海道土産を探してみてください。
▼ 小樽堺町通り商店街
営業時間:9:00〜18:00
公式サイト:https://otaru-sakaimachi.com/
3. 北一硝子
小樽では、1970年代以降、ガラスショップやガラス工房、ガラス美術館が相次いで誕生。日本有数の “ガラスの街” として、全国的に有名になりました。
小樽を代表するガラスブランドである “北一硝子” は、色鮮やかなガラス製品や石油ランプで有名で、ガラスショップ以外にも酒・ワインショップやフード&カフェ、制作体験工房など、小樽市内に複数の店舗があります。
とくにおすすめなのは、小樽運河の南側に位置する “北一硝子 三号館” です。
“北一硝子 三号館” は、3つのフロアに分かれ、”和のフロア”、洋のフロア”、”カントリーフロア” と、それぞれのテーマに沿った食器や、グラス、照明器具、アクセサリーなど、たくさんのガラス製品が販売されています。
また、館内の喫茶コーナー “北一ホール” は、ぜひ足を運んでほしいスポットで、店内の照明は “167個の石油ランプのみ” を使用しているので、とても幻想的な雰囲気の中、食事やコーヒーを楽しむことができます。
北一硝子三号館 pic.twitter.com/TDmY1Ck67t
— き し ん (@moto_tt_848) February 10, 2024
ぜひ現地で、哀愁漂う美しい空間を味わってみてください!
▼ 北一硝子 三号館
営業時間:9:00〜18:00(※ 北一ホール 9:00〜17:30)
公式サイト:https://kitaichiglass.co.jp/
4. 小樽オルゴール堂
日本屈指の “ガラスの街” として有名な小樽ですが、”オルゴールの街” としても有名です。
小樽には、国内最大級のオルゴール専門店 “小樽オルゴール堂” があります。
大正4年(1915年)に建てられた建物は、”小樽市指定歴史的建造物” にも登録されていて、ノスタルジックな雰囲気を演出しています。
店内は、オルゴールの優しい音色で溢れていて、どこか懐かしい、やさしい気持ちになると評判です。
オルゴール堂。二号館 アンティークミュージアムがよかったなー#小樽 #オルゴール堂 pic.twitter.com/jKyt6VKUV9
— ばんばん (@banban201405) October 24, 2024
木製や陶器製、ぬいぐるみのオルゴールなど、たくさんのオルゴールが販売されているので、ぜひ小樽土産に、お気に入りのオルゴールを見つけてみてください!
▼ 小樽オルゴール堂
営業時間:9:00〜18:00
公式サイト:https://www.otaru-orgel.co.jp/
5. ルタオ
北海道を代表するスイーツ店 “LeTAO(小樽洋菓子舗ルタオ)” は、1998年に小樽でオープンした洋菓子店。
北海道産の素材をふんだんに使用しているスイーツは絶品で、とくに、代表的な商品であるチーズケーキ “ドゥーブルフロマージュ” は、日本各地のデパートで行われる “北海道物産展” で、連日完売・大行列をつくるほど人気のスイーツです。
そんな行列のできるスイーツを、小樽市内にある6店舗では、お土産で購入したり、喫茶コーナーで作りたてのケーキや紅茶を楽しむことができます。
お店ごとに特徴があるので、1店舗だけでなく、複数の店舗をハシゴするのもおすすめです。
ぜひ、公式サイトで店舗の詳細をチェックしてみてください。
▼ LeTAO(小樽洋菓子舗ルタオ)
公式サイト:https://www.letao-brand.jp/shop/
6. おたる水族館
もし、小樽観光だけで1日〜2日ほど時間が取れるなら、北海道の大自然の中にある “おたる水族館” に足を運ぶのも良いでしょう。
水族館内の “海獣エリア” は、海を仕切っただけの自然に近い状態で飼育されているので、野生に近い状態でのびのびと豪快なアザラシやトドの姿が見られます。
また、学術研究目的以外には生体での保持が禁止されている “ネズミイルカ” の飼育展示を行っていて、複数での飼育展示を見られるのは、日本で “おたる水族館だけ” です。
隣接する遊園地、”祝津マリンランド” は、10個のアトラクションがあるので、水族館とあわせれば1日中遊べます。
子ども連れで観光したい人は、ぜひ水族館と遊園地に足を伸ばしてみると良いでしょう。
▼ おたる水族館
公式サイト:https://otaru-aq.jp/
小樽は足を運ぶ価値のある観光地!
このように、レトロでノスタルジックな街並みが美しい “小樽” は、おいしい海鮮や、スイーツ、美しい硝子やオルゴールなど、おすすめしたいポイントがたくさんある街です。
札幌からも近いので、ぜひ北海道観光をするときは、小樽に足を運んでみてください。
きっと、素敵な思い出ができるはず!