沖縄県の “石垣島” は、透きとおる青い海、抜けるような青い空、弾けるような南国植物のイメージが強い南の島です。
大自然は石垣島の最大の魅力ですが、じつは、島で採れる新鮮で美味しい食材と、食材を生かした料理も観光客に人気の魅力の1つです。
今回は、沖縄県に住む私がおすすめする、島の食材をふんだんに使った、石垣島の名物店と言われるほど大人気のごはん屋さんを3軒紹介します。
美味しい食事をメインにした石垣島の旅も、また違った楽しみ方ができるのでおすすめですよ!
1. とうふの比嘉 (早起き必須!午前中には売り切れも!)
石垣島で朝早くから行列ができる名物店といえば、”とうふの比嘉” です。
開店時間は朝の6:30。閉店時間は15:00ですが、豆腐がなくなり次第終了するので、午前中で売り切れになってしまうことも少なくありません。
開店前から行列ができるほど、大人気のお店で、舗装されていない農道を進んだ先、さとうきび畑の中にお店があります。
“とうふの比嘉” の名物は、”ゆし豆腐” です。
“ゆし豆腐” とは、豆乳ににがりを入れて固まる前の柔らかいふわふわな状態の豆腐のことで、これを固めると沖縄独特の豆腐 “島豆腐” になります。
ふわふわな食感が楽しめる豆腐なんですね!
とうふの比嘉では、”できたて” のゆし豆腐を食べることができます。
定食やそば、みそ汁などのメニューがありますが、価格はどれも1,000円以下とリーズナブル。
お腹いっぱいになるほどのボリュームがあるのでコスパは抜群です!
豆乳が必ずセットで出てくるのも嬉しいポイントで、早朝の胃に、ゆし豆腐はとっても優しい味わいです。
地元の人にも大人気のとうふの比嘉は、早い日は8時台に売り切れ閉店するそうです。
予約は受け付けていないようなので、張り切って早起きしましょう!
▼とうふの比嘉
住所:沖縄県石垣市石垣570
営業時間:6:30〜15:00
定休日:日曜日
駐車場:あり
2. 旬家ばんちゃん(ふわっふわのだし巻き卵)
“旬家ばんちゃん” は、早朝から営業している、”ちょっと贅沢な朝ごはん” が食べられるお店です。
旬家ばんちゃんの名物は、なんと言ってもこの “ふわっふわのだし巻き卵” 。
おかずというよりは、スイーツに近いような口あたりで、旬家ばんちゃんを訪れるお客さんは、ほぼ全員がこのだし巻き卵がお目当てでしょう。
メニューは「ばんちゃん御膳」という定食一品のみです。
メインは、”だし巻き卵”・”軟骨ソーキのやわらか煮込み” ・” 島魚のマース蒸し” の3品から選びます。(※ 軟骨ソーキとは豚のあばら骨周辺のお肉のこと、マースとは沖縄の言葉で塩を意味します)
地元の農家さんから食材を仕入れ、島で採れたお野菜がたっぷりと使われており、心にも身体にも嬉しい料理です。
食後のデザートも甘さ控えめで優しい味わいで、おいしいですよ!
店員さんの接客もとても丁寧で心地の良い店内であり、お店の近くには海が広がっているので、石垣島の自然を感じることができます。
旬家ばんちゃんは完全予約制です。1ヶ月前からネットで予約できるので、必ず事前に予約するようにしましょう!
▼旬家ばんちゃん
住所:沖縄県石垣市白保13-1
営業時間:8:30〜15:00
定休日:水曜日、木曜日
駐車場:あり
3. 島野菜カフェ Re:Hellow BEACH(お店も食べ物もすべてカラフル!)
石垣島を代表する名物カフェ、”リハロウビーチ(Re:Hellow BEACH)”。
海沿いに面する、島野菜をふんだんに使った南国料理をいただけるカフェです。
メニューもお店の外観も内装も、元気いっぱいなハワイアンテイスト。南国気分を存分に味わうことができます。
色鮮やかな島野菜がたっぷりと使われているメニューが豊富で、写真に撮りたくなるような見た目で、SNS映えにもぴったりなお店です。
石垣島で採れた野菜のほかに、西表島の黒紫米や波照間島の黒糖が使われているメニューがあったりと、八重山諸島の自然の恵みを堪能することができます!
店内にはオリジナル雑貨コーナーもあり、Tシャツやキャップからアクセサリーなどの南国テイストな物を購入することができ、お土産や、自分の旅の思い出として購入するのもおすすめです。
人気店なので予約をおすすめしますが、予約必須ではないそうです。
▼島野菜カフェ Re:Hellow BEACH
住所:沖縄県石垣市真栄里192-2
営業時間:10:00〜20:00(時期により変動あり)
定休日:不定休
駐車場:あり
旅の目的は、“石垣島の名物料理”で決まり!
このように、石垣島には個性的で、おいしいごはん屋さんがたくさんあります。
「あのお店のこれが食べたい!」それを目的とした旅も、また一味違って良いものです。
石垣島でしか食べられない名物料理を食べるために、石垣島に遊びに来てください!