宮古島は、大小8つの島からなる宮古諸島の中心となる島です。
珊瑚礁が長い年月をかけて隆起した島なので、山や川がありません。そのため、土砂や濁流の影響がなく「宮古ブルー」と呼ばれる、美しい透明度の高い海が存在します。
そんな宮古島で有名なものといえば何があるのでしょうか。
宮古島に来たなら必ず行きたい有名な観光スポットと、有名な人気者を紹介します。
1.与那覇前浜ビーチ|東洋一美しい白い砂浜とコバルトブルーの海
宮古島で一番、沖縄で一番有名とも言えるビーチが、与那覇前浜ビーチ(よなはまえはまびーち)です。白い砂浜にコバルトブルーの美しい海が広がる、東洋一美しいと言われるビーチです。地元では「マイパマビーチ」とも呼ばれ、人々に愛されています。
ビーチの砂は真っ白で、きめの細かいパウダーサンドです。裸足で歩くとその感触が気持ちいいので、波打ち際を散歩するのは至福の時です。ビーチは全長7kmにもおよぶ長さがあるので、飽きるまで歩き続けるのも良いかもしれませんね。
海の向こうに見える大きな橋は、来間大橋です。宮古島と来間島を繋いでいます。徒歩で渡ることもできるので、橋の上からも与那覇前浜ビーチを眺めることができます。
▼与那覇前浜ビーチ
住所:沖縄県宮古島市下地与那覇1199-1
駐車場:あり(無料)
2.砂山ビーチ|長い年月をかけてできた天然岩のアーチ
砂山ビーチ(すなやまびーち)は宮古島の北側に位置しており、市街地から4kmというアクセス抜群のビーチです。
その名の通り、小高い砂山の道を進んでいくとビーチに辿り着きます。この道は意外と歩きにくく疲れてしまうのですが、その先に現れる美しいビーチをひと目見た瞬間に、疲れは吹き飛んでしまいます。
砂山ビーチが有名なのには理由があります。それは、ビーチの景観をとても美しく演出してくれている、アーチ状の天然岩があるからです。これは長い年月をかけ、波の侵食によってできたものです。自然の偉大さを感じることができます。
残念ながら現在は、落石や崩落の恐れがあることから、この天然岩の周囲は立ち入り禁止になっていますので、安全のためにも立ち入らないようにしましょう。
▼砂山ビーチ
住所:沖縄県宮古島市平良字荷川取705
駐車場:あり(無料)
3.東平安名崎|日本最南端の登れる灯台
東平安名崎(ひがしへんなざき)は宮古島の最東端にある岬です。その先端には灯台が立っていて、登ることができます。ちなみに日本で登れる灯台は16基。その中でも最南端にある灯台です。
灯台に登ると、そこから見える景色は圧巻です。宮古島の海岸線、青い海、点在する大きな岩が特徴的で、目の前に美しく広がるパノラマビューが見れます。
この数ある岩は、1771年の大地震の際に津波によって打ち上げられたものだと言われています。不思議な光景ではありますが、独特の美しさを演出してくれています。
▼東平安名崎
住所:沖縄県宮古島市城辺保良1221-14
駐車場:あり(無料)
4.宮古島まもる君|宮古島の交通安全のために休みなく働く
宮古島で一番有名で大人気なキャラクターと言えば、宮古島まもる君です。
まもる君は、宮古島の交通安全を守るために、交通量の多い交差点を中心に勤務しています。現在は宮古島内の各所に合計20体設置されており、それぞれにはしっかりと名前が付けられています。全員兄弟という設定で、ひとりだけ女の子が存在します。名前は宮古島まるこちゃん。
顔のペンキは手作業で塗られているため、それぞれで表情や作りが異なっているのもまた、人気の理由かもしれませんね。
まもる君たちに会うために宮古島内をドライブするのも、宮古島を楽しむ方法のひとつです。ただし、まもる君たちは交通安全のために勤務しているので、写真を撮る際は、車に気をつけながら楽しみましょう。
まもる君のグッズなども販売されているので、一風変わったお土産として、または旅の記念に購入してみてはいかがでしょうか。
島周遊のドライブも楽しめる宮古島観光!
宮古島の美しい景色が見られるスポットと、人気キャラクターのまもる君を紹介しました。
レンタカーで各観光スポットを周りながら、まもる君たちを探せば、余すことなく宮古島を楽しめること間違いなしです。交通安全をしっかりと守りましょう!