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沖縄

【沖縄】西表島のカヤックで行く滝<5選>

手付かずの大自然が存在する沖縄県西表島には、100を超える滝があると言われています。

滝には、それぞれに違った雰囲気があり、難易度や景色、楽しみ方も違うので、観光で訪れるときは、自分の体力や目的に合わせて、挑戦するコースを選ぶことが大切です。

今回は、西表島に住んでいる私が、カヤックを漕いで行く滝を5つ紹介します。ぜひ、大自然でアクティビティの時間を楽しんでみてください。

1. ピナイサーラの滝

西表島で一番有名な滝と言えば、”ピナイサーラの滝” です。

滝の落差はなんと55メートル。沖縄県最大の落差を誇る、迫力満点の滝です。

ピナイサーラの滝へは、”リバーカヤック” と “トレッキング” で目指します。

初心者でも参加できるツアーですが、沖縄県最大の落差がある滝なので、滝上までのトレッキングは急な勾配の坂道や段差のある道を進むことになります。

体力に自信がなかったり、小さな子どもや高齢者がいる場合は、半日で滝壺まで行く、”半日ツアープラン” への申し込みを検討してみると良いでしょう。

頂上からの景色は圧巻で、晴れていれば青く美しい海と、西表島の北側にある鳩間島を見ることもできる、すてきな滝です。

2. サンガラの滝

サンガラの滝 
Sangara Falls iriomote okinawa

“サンガラの滝” も、”リバーカヤック” と “トレッキング” で目指すことができる、西表島を代表する滝です。

出発地点からピナイサーラと同じ川を進み、途中で別の支流へと入っていきます。

船浦湾という海を越えて、西田川へと進んでいきます。

途中、海を渡るので、日によっては潮が引き地面が丸見えになるのですが、地面が出るとカヤックを漕いで進むことができなくなるので、カヤックを降りて引っ張らなければいけなくなります。

カヤックを引っ張る距離が長いか短いかは、その日の潮位次第で、場合によっては体力が必要になるので、体力に自信がある人におすすめです。

ただ、サンガラの滝は、横長の滝で、ほかの滝にはない独特な美しさがあります。

滝壺で泳いだり、滝壺の近くで滝を眺めながら休憩したり、滝の裏側にも入れたりするので、大自然を思いっきり満喫したい人には最適な滝だといえるでしょう。

裏側から滝のカーテンをくぐり、表に出てくることもできます。ぐるっと回って滝の上に登って、水が流れる広い岩の上で休憩することもできるので、気になった人はぜひチャレンジしてみてください。

3. ナーラの滝

ナーラの滝 Nala Falls 西表島 沖縄

西表島の奥地に佇む “ナーラの滝” は、簡単には行けない場所にあり、幻の滝とも言われている “秘境感” 満載の滝です。

ナーラの滝へは、シーカヤックで行きます。

落差は25mあり、迫力満点!

深い滝壺へジャンプしたり泳いだり、思いっきり遊び尽くすことができます。

海ただ、を漕いで行くので、潮や風の影響を受けます。体力がかなり必要なので上級者や経験者向けのツアーです。

シーカヤック片道2時間、トレッキング片道30分で滝に到着します。

上級者は足を運んでみると良いでしょう。

4. 水落の滝(ミズオチの滝)

水落の滝 沖縄 西表島 
Mizuochi Falls iriomote

“水落の滝” は、その名の通り、滝壺はなく海に水が直接落ちる滝です。

水落の滝へ行くには海路しかありません。西表の道路の端っこに位置する白浜港からシーカヤックで出発。1時間から1時間半かけて到着します。

海に水が直接落ちているので、カヤックに乗ったまま滝に突っ込み水浴びをするのが、この滝でのお決まりの遊び方です。

挑戦したい人は滝上から飛び込みをするのも良しです。カヤックを停めて静かに滝を眺めるのも良い時間です。

5. マヤグスクの滝

マヤグスクの滝 
Mayagusuku Waterfall 西表島

“マヤグスクの滝” は、その90%がジャングルである西表島のほぼど真ん中に位置する、幻の中の幻の滝す。

この地域の方言で、マヤは猫、グスクは城を意味します。

西表島の食物連鎖の頂点に君臨している “イリオモテヤマネコ” の城という名がついた滝は、とても雄大です。

到達するのにかなりの時間も体力も必要とするので、秘境の滝と言われていて、上級者や経験者向けのツアーです。

まだ暗い早朝にスタートしてシーカヤック1時間半、トレッキング3時間のかなり過酷なコースです。

ただ、秘境に到着した時の達成感や滝の迫力は必見なので、カヤックやトレッキングが上達してきたら、ぜひチャレンジしてみてください。

西表島には魅力的な滝がいっぱい!

今回は、カヤックで行ける西表島の滝を5つ紹介しました。

どれも、トレッキングだけでなく、カヤックも楽しみたい方におすすめです。

その日の天候によって、穏やかなカヤックになったり、修行のようなカヤックになったりと、同じコースでも条件が異なれば、見える世界も体験する内容も変わってくるので、同じ滝に何度も訪れてみるのも良いでしょう。

すてきな体験ができるはずです!

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