光回線とモバイルWi-Fiを徹底比較!自宅のWi-Fiはどちらを選ぶ?
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自宅のインターネット環境は、今や私たちの生活に欠かせないインフラです。動画視聴、オンラインゲーム、リモートワークなど、さまざまな用途でインターネットを利用する中で、自宅のWi-Fiをどのように選べばよいか悩む方も多いのではないでしょうか。現在、家庭で利用されるインターネット回線は、主に光回線とモバイルWi-Fiの2種類が主流となっています。
どちらのサービスも一長一短があり、それぞれのライフスタイルや利用目的に合わせて最適な選択肢は異なります。そこでこの記事では、光回線とモバイルWi-Fiのそれぞれの特徴やメリット・デメリット、そしてあなたのニーズに合わせたおすすめのプロバイダをご紹介します。

光回線とは?
光回線とは、光ファイバーケーブルを利用してデータを送受信するインターネット回線のことです。石英ガラスやプラスチックでできた非常に細いケーブルを通して光信号で情報を伝達するため、従来の電話回線を利用したADSL回線などよりも高速で安定した通信が可能です。
自宅に光ファイバーケーブルを引き込み、ONU(光回線終端装置)という機器を設置することで、Wi-Fiルーターを通じてインターネットに接続できるようになります。
光回線のメリット
光回線は、主に以下の3つのメリットがあります。
通信速度が速く、安定している
光回線は他の回線と比較して、非常に高速な通信速度が期待できます。物理的なケーブルで接続されているため、電波状況や外部環境の影響を受けにくく、通信が安定しています。これにより、オンラインゲームや高画質動画の視聴、複数人での同時接続、大容量ファイルのアップロードやダウンロードなど、大量のデータ通信が発生する用途でもストレスなく快適に利用できます。特に、応答速度を示すPing値が低い傾向にあるため、FPSなどのラグが勝敗を分けるゲームには最適とされています。
データ容量が無制限
ほとんどの光回線サービスは、月額料金が固定でデータ容量に制限がありません。スマートフォンやモバイルWi-Fiルーターのように、一定のデータ通信量を超えると速度制限がかかる心配が少ないため、データ量を気にせずにインターネットをたっぷり利用できます。
光電話サービスが利用可能
多くの光回線事業者は、オプションとして光ファイバーを利用した光電話サービスを提供しています。既存の電話番号を引き継げる場合もあり、通話料金を抑えることも可能です。
光回線のデメリット
一方で、光回線には以下のようなデメリットも存在します。
開通工事が必要で、時間と費用がかかる場合がある
光回線を自宅に導入するには、光ファイバーケーブルを引き込むための工事が必要です。工事費用が発生し、工事への立ち会いも求められます。申し込みから利用開始までには通常2週間から1ヶ月程度かかりますが、引っ越しシーズン(3月から4月頃)は混雑するため、1ヶ月以上待つケースもあります。
持ち運びができない
光回線は有線接続のため、光回線が敷設された建物や部屋でしかインターネットを利用できません。外出先や旅行先でWi-Fiを利用したい場合は、別途モバイルWi-Fiやスマートフォンのテザリングなどが必要になります。
解約時に費用が発生する可能性
多くの光回線サービスには最低利用期間が設定されており、期間内に解約すると契約解除料(違約金)が発生する場合があります。また、別の光回線に乗り換える際に、旧回線の撤去費用や新回線の工事費用がかかることもあります。

モバイルWi-Fiとは?
モバイルWi-Fiとは、持ち運びが可能なWi-Fiルーターの総称です。スマートフォンと同じように、携帯電話の電波(3G、4G LTE、5G)を使ってインターネットに接続します。
モバイルWi-Fiルーターには、手のひらサイズの「ポケット型Wi-Fi」と、自宅のコンセントに挿して使う「ホームルーター」があります。どちらも工事不要で手軽にインターネット環境を構築できるのが特徴です。
モバイルWi-Fiのメリット
モバイルWi-Fiには、光回線にはない独自のメリットがあります。
工事不要で最短即日利用可能
モバイルWi-Fiは基地局からの電波を受信するため、光回線のような開通工事が不要です。申し込みから端末が到着次第、すぐにインターネットを利用できます。急な引っ越しや、光回線の工事待ち期間中の代替回線としても便利です。
持ち運びが可能
ポケット型Wi-Fiであれば、手のひらサイズで軽量なため、外出先や旅行先、出張先などでもインターネットを利用できます。これにより、スマートフォンのデータ通信量を節約したり、パソコンやタブレットなど他の機器をWi-Fiに接続したりすることが可能です。
比較的安価な料金プラン
モバイルWi-Fiのプランには、光回線と比較して月額料金が安価なものや、スマートフォンの料金とセットで割引が適用されるものが多いです。これにより、全体の通信費を抑えることができる可能性があります。
モバイルWi-Fiのデメリット
モバイルWi-Fiには、以下のような注意点も理解しておく必要があります。
通信の安定性が光回線に劣る
モバイルWi-Fiは無線通信を利用するため、建物の構造や電波状況、利用場所の障害物などに影響を受けやすく、通信速度が落ちたり、接続が不安定になったりする可能性があります。特に、アップロード速度やPing値が光回線よりも遅くなる傾向にあり、オンラインゲームや大容量ファイルの頻繁なアップロードには向かない場合があります。
「実質無制限」に注意が必要
多くのモバイルWi-Fiサービスは「データ容量無制限」を謳っていますが、短期間に大量のデータ通信があった場合、一時的に速度制限がかかる可能性があることを明記している場合があります。一般的な利用であれば問題ないことが多いですが、ヘビーユーザーは注意が必要です。
充電が必要
ポケット型Wi-Fiはバッテリーで駆動するため、定期的な充電が必要です。充電が切れるとインターネットが利用できなくなります。ホームルーターの場合はコンセント給電のためこの問題は少ないですが、停電時には利用できません。
接続台数に制限がある場合も
モバイルWi-Fiルーター(特にポケット型Wi-Fi)は、ホームルーターと比較して同時接続可能台数が少ない傾向にあります。複数の家族で利用したり、多数のIoT家電を接続したりする場合は、通信速度が遅くなる可能性があります。また、ホームルーターによっては登録住所以外での利用に制限がある場合もあります。

あなたにおすすめの光回線プロバイダ
光回線を選ぶ際は、月額料金やキャンペーン内容、スマートフォンのセット割などを総合的に考慮することが重要です。ここでは、特におすすめの光回線プロバイダをいくつかご紹介します。
GMOとくとくBB光
(出典:GMOとくとくBB光)
月額料金が安く、契約期間の縛りや解約違約金がありません。高性能なWi-Fiルーターを無料でレンタルでき、工事費も実質無料となるため、初期費用を抑えたい方におすすめです。高額なキャッシュバックキャンペーンも頻繁に実施しており、特に格安SIMを利用している方にはセット割がなくてもお得に利用できます。
エキサイトMEC光
(出典:エキサイトMEC光)
新規契約の場合、工事費が完全無料となるほか、事務手数料も無料になるなど、初期費用を極力抑えたい方に特におすすめです。
ドコモ光 / SoftBank光 / auひかり
(出典:ドコモ光)
これらの光回線は、それぞれのキャリアのスマートフォンを利用している場合に「スマホセット割」が適用されます。例えば、ドコモユーザーならドコモ光、ソフトバンクやワイモバイルユーザーならSoftBank光、auやUQモバイルユーザーならauひかりやビッグローブ光を契約することで、スマートフォンの月額料金から割引が適用され、通信費全体を大幅に抑えることができます。
NURO光
(出典:NURO光)
NTT回線とは異なる独自の光回線網を使用しており、非常に高速な通信速度が期待できます。速度を最重視する方におすすめですが、提供エリアが限定されているため、事前に利用可能か確認が必要です。高額なキャッシュバックキャンペーンも魅力の一つです。
あなたにおすすめのモバイルWi-Fiプロバイダ
モバイルWi-Fiを選ぶ際も、料金、データ容量、通信速度、そしてキャンペーン内容を比較検討することが重要です。
売り切れごめんWi-Fi
(出典:売り切れごめんWi-Fi)
WiMAX+5Gの最新端末が0円でレンタルできる点が大きな特徴です。月間データ容量が無制限で、月額料金がずっと定額制(縛りなしプランもあり)のため、料金変動の心配がありません。au 5Gやau 4G LTE、WiMAX2+の3回線に対応し、全国どこでもインターネットが快適に利用可能です。さらに、auやUQモバイルのスマートフォンとのセット割も適用できるため、これらのスマホユーザーには特にお得です。工事不要で最短翌日から利用開始できるため、急ぎでWi-Fiが必要な場合にも便利です。
GMOとくとくBB WiMAX
(出典:GMOとくとくBB WiMAX)
通信速度と安定性のバランスが良く、5Gにも対応しているため、モバイルWi-Fiながら高速通信が可能です。高額なキャッシュバックや端末代実質無料のキャンペーンが頻繁に実施されており、コストパフォーマンスに優れています。
楽天モバイル Wi-Fi ポケット
(出典:Rakuten WiFi Pocket Platinum)
データ容量無制限のプランを月額料金3,278円と非常に安価に利用できるのが最大の魅力です。端末が1円で購入できるキャンペーンも実施しており、とにかく安さを重視する方におすすめです。ただし、5Gには非対応で、電波状況は他のキャリアに劣る場合もあります。
カシモWiMAX
(出典:カシモWiMAX)
UQ WiMAXのプロバイダサービスで、シンプルで分かりやすい料金プランが特徴です。月額料金が契約期間中に変動せず、端末代金も実質無料になります。Amazonギフト券がもらえるキャッシュバックキャンペーンも実施しており、コストを抑えたい方におすすめです。
モンスターモバイル
(出典:MONSTER MOBILE)
データ容量が20GB、50GB、100GBと選択肢があるため、あまりデータ容量を使わない方であれば、月額料金を非常に安く抑えることが可能です。クラウドSIMを利用しており、ドコモ、ソフトバンク、auの回線が利用できるため、幅広いエリアで繋がりやすい特徴があります。
自宅のインターネット、あなたに最適な選択は?
自宅のインターネット回線選びは、あなたのライフスタイルや利用目的によって最適な選択肢が異なります。
オンラインゲームを頻繁にプレイしたり、高画質の動画視聴、大容量ファイルのやり取りなど、高速かつ安定した通信を自宅で求める場合は、光回線が最適です。特にPing値の低さはゲームの快適さに直結するため、光回線が有利と言えるでしょう。
一方、外出先でもインターネットを使いたい、スマートフォンのデータ容量を節約したい、または工事の手間なくすぐにWi-Fi環境を整えたいという方には、モバイルWi-Fiが適しています。持ち運びの自由度が高く、工事不要で手軽に導入できるため、引っ越しが多い方や一人暮らしの方にもおすすめです。特に、データ容量を気にせず持ち運びもしたい方には、最新端末が0円でレンタルでき、au/UQスマホとのセット割も利用可能な「売り切れごめんWi-Fi」もおすすめです。
最終的には、利用目的、予算、導入のしやすさなどを考慮して、ご自身に合ったインターネット回線を選ぶことが重要です。この記事があなたのWi-Fi選びの参考になれば幸いです。