Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代とGoogle Chromecast with Google TV (4K)を比較!どっちがいい?
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テレビに接続することで、”テレビ” でNetflixやAmazonプライムなどの “動画配信サービス” を楽しめる『Fire TV Stick(ファイヤーTVスティック)』と『Google Chromecast with Google TV』。
両者とも、Amazonや楽天などの通販サイトで定期的にセール対象になるので、購入を検討している人もいるのではないでしょうか。
じつは私自身もその1人で、もともとは『Google Chromecast with Google TV(4K)』を使っていたのですが、どうしても気になり直近のamazonのセール時に『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』を購入してみました。
今回は、Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代とGoogle Chromecast with Google TV(4K)を実際に使って比較した感想や、それぞれの違い、どっちがおすすめかについてお伝えします。
Fire TV Stick と Google TV のちがい
『Fire TV Stick(ファイヤーTVスティック)』と『Google Chromecast with Google TV』を比較するにあたって、まずは双方の特徴をお伝えします。
Fire TV Stickの特徴
(出典:楽天)
『Fire TV Stick(ファイヤーTVスティック)』は、Amazonの製品で「スタンドアローン」と呼ばれる単独情報端末です。
インターネットやデバイスについて、詳しくなかったり自信がなかったりする方におすすめの端末で、テレビのリモコン感覚で操作できます。
スマホ操作に慣れていない方でも問題なく使用できるシンプルさが特徴です。
Google Chromecast with Google TVの特徴
『Google Chromecast with Google TV』は、Googleの製品でスマホやタブレットなどの端末を使ったうえで操作する端末です。
Fire TV Stickのように単独で使えるわけではなく、他のデバイスからの操作が必須です。
スマホなどの端末があれば、リモコンを増やす必要がなくなります。
しかし、『Google Chromecast with Google TV』は『Fire TV Stick(ファイヤーTVスティック)』ほどのシンプルさがないので、使う人によっては不便に感じてしまうでしょう。
Fire TV StickとGoogle Chromecastの比較
『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』と『Google Chromecast with Google TV(4K)』を使ってみた感想を以下の観点から比較をお伝えします。
● 本体
● 接続
● CEC
● 解像度
● 操作
● アプリ
※使用TV:REGZA Z770L
本体
どちらもコンパクトなので、TVにつなげても不便には感じませんでした。
接続端子は以下のような違いがあります。
● Google Chromecast with Google TV(4K):USB type-C
● Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代:Micro USB
どちらもケーブルが付属しているので、何か「追加で購入しないと」と不安になる必要はありません。
※本体写真はどちらも普段から使用している端末なので、少し汚れがあります。
接続
TVとの接続はどちらもTVのHDMIにつなぎ、コンセントに電源をつなげば起動します。
どちらも配線において難しさもなければ、比較しても差を感じませんでした。
CEC
どちらもCECの設定項目があります。
初期から有効にはなっていますが、有効にするとTVのリモコンで操作できるのです。
しかし実際に使ってみると『Fire TV Stick(ファイヤーTVスティック)』はTVのリモコンで操作できる一方で、『Chromecast』は操作できませんでした。
※TVとの相性の可能性もあります。
解像度
どちらも4K対応の端末ですが、接続してみると認識された解像度の違いがありました。
● Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代:3840×2160(Dolby Vision、Dolby Audioの表示もあり)
● Google Chromecast with Google TV(4K):720p
(Fire TV Stick)
(chromecast)
また、『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』はデバイス側で解像度の設定ができます。
『Google Chromecast with Google TV(4K)』は、Googleのヘルプには「解像度」の設定項目があります。しかし実際には「解像度」の項目がなく、設定ができませんでした。
試しにYoutubeのテキストを比較したところ、『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』は、文字がくっきりしていると感じました。
一方で、『Google Chromecast with Google TV(4K)』は少しシャギーが入った印象を受けました。
しかし、YouTubeの動画を再生すると、そこまで解像度の違いを感じなかった印象です。
『Google Chromecast with Google TV(4K)』の画面表示は720pのままですが、実際に再生されている解像度は不明です。
(Fire TV Stick)
(chromecast)
操作
UIはどちらも似ており、直感的に操作できました。
挙動も気にするほどではなかった印象です。
しかしどちらかといえば、『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』が動きのスムーズさを感じました。
アプリ
どちらも標準で各種配信サイトのアプリがプリインストールされています。
たとえば『Google Chromecast with Google TV(4K)』は、Google PlayのGoogle TVに対応したアプリをインストールできるので、多くのアプリをあとから追加できるのが魅力です。
『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』は、Amazon appstoreからインストールするため『Google Chromecast with Google TV(4K)』と比較すると追加できるアプリが少ないのがデメリットです。
設定さえすれば、apkファイルから直接インストールもできますが、手間がかかります。
総合的にFire TV StickとChromecastはどちらがおすすめ?
解像度や操作の面を考えると、『Amazon Fire TV Stick 4K 第2世代』がおすすめです。
ストアから入れられるアプリが少ないデメリットはありますが、apkファイルからインストールもできます。
一度インストールさえしてしまえば、他のアプリと同様に使えます。
使ってみた感想として、大きなデメリットにはならないかなと感じました。
また所持していないので、今回はレビューできていませんが、『Amazon Fire TV Stick 4K』だと『Echoデバイス』とリンクもできます。
音質の向上やサラウンド環境の構築もできる点においても、『Amazon Fire TV Stick 4K』が魅力に感じました。