カブアンドの電気代はいくら？供給エリア・供給元はどこ？(KABU&でんき)

ZOZO創業者の “前澤友作氏” が手掛ける新サービスとして、2024年11月20日からサービスの提供をはじめた『カブアンド（KABU＆）』。

サービスの利用料金に応じて、ポイントではなく、”株” をもらえるという斬新なサービスで、大きな話題となりました。

『カブアンド（KABU＆）』で契約できるサービスは、現状、”電気・ガス・モバイル通信・インターネット回線・ウォーターサーバー・ふるさと納税” から選ぶことができます。

いちばん還元率が高いのは、利用料金の “10％分” の株引換券がもらえる『KABU＆モバイル』ですが、「スマホはdocomo（au・Softbank）がいい」など、契約先にこだわりがある人も多いでしょう。

そこで今回は、既存の契約先へのこだわりが少ないという声もある『KABU &でんき（カブアンド 電気）』について、供給元はどこになるのかや、電気代はいくらか、切替手順は大変なのか、また、申請不備によるキャンセルが多いという噂などについてお伝えします。

「KABU&でんき(カブアンド 電気)」とは？

（出典：KABU&でんき）

『KABU &でんき（カブアンド 電気）』とは、毎月の電気の利用料金に応じて “株” をもらえるというサービスです。

一般的には、サービス利用金額に応じて “ポイント” を付与する形でユーザーに還元するサービスが多いですが、『KABU &でんき』では、運営会社である 株式会社カブ＆ピース の “未公開株の株引換券” をユーザーに付与。

「1ポイント」＝「1円」など、ずっと価値の変わらない “ポイント” ではなく、将来的に価値が上がる可能性のある “株” をもらえるという夢のあるお得感から、2024年11月20日のサービス開始以降、乗り換えをする人が多く見られます。

『KABU &でんき』の還元率は、利用料金の “1%” と他のKABU &サービスの利用時と比べると少ないのですが、月々の支払額が大きいので「思った以上に株引換券を貯められる」と人気です。

（出典：PR TIMES）

「KABU&でんき」の供給エリアはどこ？

（出典：KABU&でんき）

『KABU &でんき（カブアンド 電気）』の供給エリアは、”沖縄電力エリア全域” と “離島” を除く “日本全国” です。

ただ、供給エリア内であっても、”マンション一括受電” を採用している建物に対しては、供給対象外となるので、注意してください。

「KABU&でんき」の供給元はどこ？

『KABU &でんき（カブアンド 電気）』では、”東京電力エリア” は、株式会社CDエナジーダイレクト が小売電気事業者、大阪ガス株式会社 が取次事業者、前澤友作氏が代表を務める 株式会社カブ＆ピース が代理事業者として電気を提供します。

そして、”東京電力エリア以外” では、大阪ガス株式会社 が小売電気事業者、株式会社カブ＆ピース が代理事業者として電気を提供する形になるので、同じ『KABU &でんき』で契約しても、どこのエリアに住んでいるかによって、約款などが異なります。

気になる人は、事前に KABU &（カブアンド）公式サイト で契約内容・約款等を確認しておくと良いでしょう。

「KABU&でんき」の電気代はいくら？

『KABU &でんき（カブアンド 電気）』料金は、住んでいる “電力エリア” により異なります。

下記に、各エリアの電気代をまとめるので、”自分の住んでいる電力エリアの料金” を確認するようにしてください。

1. 「KABU &でんき」東京電力エリアの電気代

下記は、”東京電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

下記は、”北海道電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

3. 「KABU &でんき」東北電力エリアの電気代

下記は、”東北電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

4. 「KABU &でんき」中部電力エリアの電気代

下記は、”中部電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

5. 「KABU &でんき」北陸電力エリアの電気代

下記は、”北陸電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

6. 「KABU &でんき」関西電力エリアの電気代

下記は、”関西電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

7. 「KABU &でんき」中国電力エリアの電気代

下記は、”中国電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

8. 「KABU &でんき」四国電力エリアの電気代

下記は、”四国電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

9. 「KABU &でんき」九州電力エリアの電気代

下記は、”九州電力エリア” の KABU&でんきの電気代です。

（出典：KABU &でんき）

「KABU&でんき」の電気代は安い？

（出典：KABU&でんき）

先述の通り、『KABU &でんき（カブアンド 電気）』の電気代は、供給する電力エリアによって異なっているのですが、いずれのエリアでも、決して安いというわけではありません。

既存の電気代と同等か、もしくは、安くなったとしても年間数百円程度だったという声が多く、一部のエリアでは、「電気代が高くなってしまう」という口コミも見られました。

「毎月の通信費の節約になった！」など、利用料金が安くなる可能性も十分ある『KABU &モバイル』と違い、『KABU &でんき』の場合は、あくまで既存の電気代と同等程度の支払いになり、”株” がもらえるという点がメインのメリットになると言えるでしょう。

なお、『KABU &でんき』の場合、公式サイトにも明示されている通り、”燃料費調整単価は上限がない” 形になっています。

そのため、燃料価格が高騰した場合は、大手電力会社の料金よりも割高になる可能性がある点はデメリットです。

“将来的に価値が上がるかもしれない” という “株” のメリットを重視する場合は『KABU &でんき』への乗り換えを検討し、できるだけ毎月の電気代を安定して安くしたい場合は、乗り換えないのがおすすめです。

いずれの場合も、一度、自分が契約している電力会社の料金・契約と比較してみると良いでしょう。

＞ KABU &でんき 公式サイトはこちら

「KABU&でんき」への乗り換えはかんたん！

このように、『KABU &でんき（カブアンド 電気）』は、毎月の電気の利用料金に応じて “株” がもらえるという斬新なサービスです。

乗り換えによって、圧倒的に電気代が安くなることはないですが、将来的に価値が上がるかもしれないという “株” をもらえるという点が人気の理由となっています。

乗り換え手続きは、KABU &でんき公式サイト のガイドに従えば、かんたんに行えるので、気になった人は、乗り換えガイドも確認してみると良いでしょう。

KABU&でんきへの乗り換えの検討をきっかけに、毎月の電気代の節約方法について、見直してみるのもおすすめです。

＞ KABU &でんき 切り替えガイドはこちら