計算機自然神社とは?落合陽一氏が創建!ご祭神・ご利益・参拝方法(岐阜県高山市)

/

デジタルネイチャー神社 落合陽一氏

2024年11月4日、岐阜県高山市の国指定重要文化財 “日下部民藝館” の2階 “奥の間” に、『計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』が正式に創建されました。

同神社は、メディアアーティスト・筑波大学准教授の落合陽一氏が創建した神社で、計算機自然における “ヌル(Null)”という概念を神格化した、”ヌルの神様” を祀っています。

計算機自然神社(デジタルネイチャー神社) とは?

計算機自然神社 創建

(出典:PR TIMES

計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』とは、岐阜県高山市の “日下部民藝館” 2階に、2024年11月4日に正式に創建された新しい神社です。

2024年11月4日、同場所で、日本文化伝承協会の専務理事であり、長野県にある “天空の社・車山神社(くるまやまじんじゃ)” の “宮澤伸幸 宮司(ぐうじ)” と、同神社の “落合陽一 禰宜(ねぎ)” が鎮座式を執り行い、正式な創建となりました。

※ なお、神社を統括する人物を “宮司(ぐうじ)” と呼び、その補佐する人物を “禰宜(ねぎ)” と呼びます。『計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』では、会社で言うところの “社長” の役割を宮澤伸幸氏が担い、”常務・専務” の役割を落合陽一氏が担うという形となります。

なぜ落合陽一氏が神社を創建したのか?

メディアアーティストであり、起業家、筑波大学図書館情報メディア系の准教授としても知られる、時代の最先端を行く科学者 “落合陽一氏” が、なぜ、神事に携わることになったのか、疑問に思う人は多いでしょう。

今回の神社創建が、突拍子もないことのように感じた人もいるかもしれません。

実際に、「落合陽一氏が神社創建」というニュースだけを目にした人からは、SNSなどで「神職課程と神社実習全部受けてから神道について語って頂きたい」「非常に表層的すぎる気がする」という厳しい声も上がっています。

ただ、同氏は、2024年11月8日に行われた『AIフェスティバル 2024 Powered by GALLERIA』や、同氏の note などで、なぜ神社を創建するのかについて付言していて、とくに、AIフェスティバルで「そして神社を作る」という落合氏の基調講演を聞いた人からは、「素晴らしい講演だった」「いたく考えさせられた」など、今回の神社創建に対して好意的な捉え方を持つ人の感想が並んでいました。

実際に行った方の感想をnoteで読むと、今回の落合氏の神社創建が一時的なパフォーマンスではなく、考えがあっての行動であることがわかります。

(一部引用)
彼は「インターネットはお墓である」と語った。デジタル空間に保存される膨大なデータや記憶、思想は、過去の人々が残した痕跡であり、それは物理的な墓石のように「死者」とのつながりを保つ役割を果たしている。これにより、生と死の境界が曖昧になり、私たちは過去の人々とデジタル空間で対話を続けることが可能になった。神社のように、デジタル空間もまた、こうした「つながり」の場になりつつあるのだ。

神社とは、伝統的には自然と人間、過去と現在、そして未来をつなぐ場所である。神社は人々にとって自然を感じ、心を鎮め、過去の記憶に触れる場だった。落合陽一はこれをデジタル時代に置き換え、「物理とデジタル、生命と計算機をつなぐ新たな神社」を構想する。(出典: note | 「神社を作る」――落合陽一が示すデジタル時代の死生観と未来 -堀 宏史

もし、落合氏の神社創建に疑問をもつ人がいたら、同氏の noteX(旧Twitter) などでの発信を追って見ると良いでしょう。

ご祭神「ヌルの神様」とは?

計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』が祀るのは、 “ヌルの神様” です。

ヌルの神様” とは、計算機自然における “ヌル(Null)” という概念を神格化した存在で、元来計算機科学におけるnull概念を指し、仏教での “空(くう)” に近しい概念を表しています。

無限の可能性を内包し、存在しないこと自体が創造と革新の出発点となります。

「ヌルの神様」のご利益

ヌルの神様は、端的に言うと、計算機科学における「存在しない」や「未定義」を神格化した存在。

そのため、”ヌルの神様” のご利益は、 「無から有を生み出す可能性の拡大」と「創造性と思考の深化」です。

既存の枠組みに囚われない新たな発想やアイデアが生まれ、可能性が無限に広がるというご利益があるといいます。

“革新的な成果” や “新しい価値観” を生み出したいときに、参拝すると良いでしょう。

「オブジェクト指向菩薩」も一緒に祀られている

オブジェクト指向菩薩

(出典:PR TIMES

なお、『計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』では、”ヌルの神様” と一緒に “オブジェクト指向菩薩” が祀られています。

オブジェクト指向菩薩” は、仏教の大日如来に深く関連した存在で、システム全体の構造や具体的な現象を表現し、情報の世界と物質の世界を結びつけ、それらを理解し解釈するための橋渡しの存在です。

“ヌルの神様” は、計算機科学における「存在しない」や「未定義」を神格化した存在であるのに対し、”オブジェクト指向菩薩” は、すべてのオブジェクトやクラスの「スーパークラス」として、”デジタル世界の構造を象徴” していて、「具体」と「抽象」をつなぐ役割を担っています。

“ヌルの神様” と “オブジェクト指向菩薩” により、「デジタル技術と日本の神仏習合思想を融合させた新しい信仰の形」を示すとされている『計算機自然神社』。

エンジニアはもちろん、ITに関わる人からは「一度は参拝したい」という声も上がっていて、気になった人は、参拝を検討して見ると良いでしょう。

「計算機自然神社」の参拝方法

計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』は、岐阜県高山市の国指定重要文化財 “日下部民藝館” の2階 “奥の間” に創建されています。

そのため、”日下部民藝館” の休館日・閉館時間には参拝できないので、注意してください。

■ 日下部民藝館

住所:岐阜県高山市大新町1-52 日下部民藝館(国指定重要文化財)
休館日:毎週火曜日を休館(祝日の場合は翌日)
入館料:一般1000円 高大500円 小中学生300円(未就学児無料)
公式サイト:http://www.kusakabe-mingeikan.com

 

新しい神社で心鎮まる体験を

このように、岐阜県高山市に新たに創建された『計算機自然神社デジタルネイチャー神社)』は、デジタル技術と日本の神仏習合思想を掛け合わせた、新しい神社です。

デジタルと神社というと、一見、縁遠い存在のようにも見えますが、時代が変わり、人々の生活が変わる中で、人々の死生観や生命観も変わるはず。

飛騨高山を訪れた際は、一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

rakuraku-売り切れごめんwifi

関連記事一覧