MOTiCAN(モチカン)とは?医師向けアプリ・病棟ToDoと症例管理ができる!J-OSLER分類機能も
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2024年11月29日、勤務医向けの病棟ToDo+症例管理ができるアプリ『MOTiCAN(モチカン)』を運営する 株式会社MedicalApp(福井県福井市)は、同アプリがサービスリリースから約45日間で、医師ユーザー1,000人の登録を達成したと発表しました。
『MOTiCAN(モチカン)』とは、”医師が作った医師のためのアプリ” で、病棟業務のToDoをスマートフォンで管理できるスマホ向けアプリケーションです。
内科専門医試験のためのJ-OSLERプログラムに基づく症例の自動分類機能も搭載されているので、医師の業務負担の軽減に役に立つのではと期待されています。
「MOTiCAN(モチカン)」とは?
(出典:PR TIMES)
『MOTiCAN(モチカン)』とは、勤務医が行う病棟業務のToDoをアプリを使って行うことで、自動的に症例データを蓄積し、検索や分類がしやすい形にまとめてくれるアプリケーションサービスです。
開発元は、福井県に本社を持つ 株式会社MedicalApp という臨床医向けアプリ開発・提供を行う企業です。
同社は、”医師のポケットの中から医療を変える” という目標のもと、医師3名で構成されていて、医師目線で作られた “現場目線で役立つ医師のためのアプリ” の開発を実現しています。
実際、『MOTiCAN(モチカン)』を使った医師からの評判も良く、リリース約45日間で医師ユーザーが1000人を突破。
『MOTiCAN(モチカン)』について投稿した X(旧Twitter)の投稿も、計38万インプレッションを超えるなど、医師を中心に反響を呼んでいます。
【J-OSLERの症例整理から内科専攻医を解放するアプリ】
医師が作る医師のためのToDo管理+症例蓄積アプリ モチカン-MOTiCAN- の機能追加のリリースです。
開発者自身も経験した内科J-OSLERですが、とにかく経験症例の割り振り・整理が大変です。
例えば、喘息という病名があった時に… pic.twitter.com/jzQ1scBRXB
— でじすたねっと医師のiPad勉強術 (@digista_net) November 7, 2024
アプリ開発の背景
医師向けアプリ『MOTiCAN(モチカン)』を開発した背景として、同社は下記のように、現在の勤務医がかかえる “業務負担の大きさ” や “症例整理にかかる膨大な時間” の改善を上げています。
サービス開発の背景として、従来、多くの医師は紙での病棟業務のToDo管理を行っており、病院内の複数の場所を移動する中で紛失のリスクがありました。
2018年から開始された内科専門医試験のためのJ-OSLERプログラムでは、専攻医が約150症例のレポートを作成する必要があり、若手医師の大きな負担となっています。開発者自身もJ-OSLERを経験しており、症例整理に多大な時間がかかることに課題を感じていました。
この膨大な症例管理やレポート作成の負担は、一部の若手医師が内科研修を避ける要因の一つとなっています。(出典:PR TIMES)
実際、専攻医登録評価システム(J-OSLER)に関しては、SNS上でも「地獄」「やっと終わった(泣)」など若手医師から悲鳴のような声が多数上がっています。
本日無事、内科専門医に認定されました。
地獄のJ-OSLER、試験を乗り越えた達成感はどでかいです。引き続き研鑽します! pic.twitter.com/P4rhgD1euj— ヤマ (@yama7mc) October 22, 2024
だるいと定評のある呼吸器joslerの一時評価滑り込みで終わった、、、! pic.twitter.com/yAasyL0mYp
— けんT🫁 (@fudousandoctor) November 22, 2024
『MOTiCAN(モチカン)』の登場によって、今後、医師の負担の軽減や、内科医不足の解消につながる可能性がああるのではないかと期待されます。
医師向けアプリ「MOTiCAN」でできること・機能
医師が作った医師のためのアプリ『MOTiCAN(モチカン)』で “できること・基本機能” は、下記の通りです。
機能1. 病棟業務のToDoリスト
(出典:PR TIMES)
勤務医は、通常 “5〜30名程度” の入院患者を担当しますが、患者一人一人に実施事項があるため、それらを “漏れなく実行する” のには注意が必要です。
『MOTiCAN(モチカン)』には、医師のタスク漏れを防ぐための “病棟業務ToDo機能” が搭載されています。
チェックボックス式でリスト表示できるので、”カルテの記載や検査、処方、点滴の漏れ” をなくすことができ、医療をスムーズに進めることができます。
機能2. 病棟業務のToDoリスト
(出典:PR TIMES)
『MOTiCAN(モチカン)』では、匿名化された症例情報をもとに、”ToDo管理” を実施。
“ToDo管理” を実施すると、自動的に症例情報は自身のデータベースに保存され、必要な形式で呼び出すことが可能です。
たとえば、”疾患での検索” や “担当日ごとのソート、検索” にも対応しているので、パッと必要な情報を引き出すことが可能です。
“症例整理” と “J-OSLERでの症例分類に基づく自動分類機能” が実装されているので、業務効率化や、ふり返り・学習がしやすい環境を実現することができるのは、MOtiCANを使う大きなメリットだと言えるでしょう。
機能3. 臨床に役立つ計算ツール
(出典:PR TIMES)
『MOTiCAN(モチカン)』には、”使いやすさ” を重視した “計算機能” が用意されています。
現役の内科医が開発したアプリなので、今後も、医師が使いやすいアプリに随時アップデートしていくことを予定していて、計算ツールの使用タイミングに合わせて便利なコンテンツを提供してくとのこと。
既存の計算ツールとはちがった、”病棟業務により役立つ形” に進化することが期待されます。
「MOTiCAN」の利用料金
(出典:AppStore)
医師が作った医師のためのアプリ『MOTiCAN(モチカン)』は、”無料” で利用することができます。
まだ、Android版は無いのですが、iOS版(iPhone/iPad対応)はリリースされているので、気になった人は、下記 AppStore からダウンロードしてみてください。
※ なお、Moticanを利用するには “メールアドレス” の登録が必要なので、使って良いアドレスを用意しておきましょう。
> AppStore「MOTiCAN」アプリダウンロードページはこちら(iPhone/iPad用)
「MOTiCAN」で勤務医の業務をらくらくに!
このように、医師向けアプリ『MOTiCAN(モチカン)』は、医師が開発しているからこそわかる「あったら良いな」という機能を実装した、業務効率化に役立つアプリです。
ToDoリストを作ることで、自動的に症例の分類や検索が可能になるので、気になった人は、この機会に使ってみてはいかがでしょうか。
> AppStore「MOTiCAN」アプリダウンロードページはこちら(iPhone/iPad用)