大阪万博の空飛ぶクルマはヘリコプター?違いは何?値段・運賃はいくら?

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空飛ぶクルマ 離着陸場 大阪万博2025

2025年4月14日、『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』の大きな見どころの1つである『空飛ぶクルマ』の初飛行が行われました。

今回、実際に空を飛ぶデモフライトの様子が公開されたのは、”丸紅” が運航する、米リフト・エアクラフト社の1人乗り機体『ヘクサ』です。

万博をイメージした赤白青の3色の機体は、TV や SNS などで大きな話題となりました。

新しい空の移動手段となり得る “次世代モビリティ” として、全世界から注目を集めている『空飛ぶクルマ』。

すでに、世界各地で『空飛ぶクルマ』の開発が精力的に推進されているので、商業運航の開始も間近に迫っているのではという噂もあります。

そこで今回は、いま注目の『EXPO 2025 大阪・関西万博』の見どころの1つである『空飛ぶクルマ』について紹介します。

大阪万博の「空飛ぶクルマ」=「ヘリコプター」?

大阪万博 空飛ぶクルマ

(出典:EXPO2025

2025年4月13日〜10月13日までの “184日間” 、大阪市夢洲(ゆめしま)地区で行われる『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』。

EXPO 2025 大阪・関西万博の見どころの1つとして、万博の開幕前から取り上げられることが多かったのが、次世代モビリティの『空飛ぶクルマ』です。

「空飛ぶクルマ」と聞くと、いわゆる「自動車が空を飛ぶ様子」を思い浮かべる人が多いでしょう。

でも、空飛ぶ車の正式名称は “電動垂直離着陸機(eVTOL)” といって、車というよりも、”新しい形の航空機というイメージ” です。

見た目はヘリコプターのような機体になっていて、”複数のプロペラがついていることが特徴” です。

空飛ぶクルマ EXPO2025

(出典:PR TIMES

空飛ぶクルマ』は、”電動垂直離着陸機(eVTOL)” という名称のとおり、”電気” を動力としていて、”垂直” に離着陸します。

実用化されると、”レジャーの乗り物” や “空飛ぶタクシー” として活用できるほか、”医療現場や災害時に役立つ交通手段” になります。

“山間部の移動” も簡単になるので、”インフラ整備” にも役立つ可能性があるんですね!

「車に似ているから」という理由ではなく、いずれは、陸を走る「車のように、私たちの生活にとって、欠かせない移動手段になる」と期待されていることから、『空飛ぶクルマ』と呼ばれています。

「空飛ぶクルマ」と「ヘリコプター」の違い

大阪万博 空飛ぶ車

(出典:EXPO 2025

空飛ぶクルマ』の見た目は、”ヘリコプター” に似ていて、どちらも “垂直に離着陸することが特徴” だという共通点があります。

垂直に離着陸できると “滑走路が不要になる” ので、場所を選ばず点から点へと移動が可能で、利便性の高い交通手段となります。

空飛ぶクルマとヘリコプターの大きな違いは、”動力” です。

エンジン内部で燃料を燃焼させて動力を取り出す “内燃機関” によって飛行するヘリコプターと違って、『空飛ぶ車』は “電動” で動きます。

“パワー” は、空飛ぶクルマがヘリコプターより劣るものの、”静音性” に優れていて、”CO2を排出しない” ので、空飛ぶクルマの方が、環境にやさしいという特徴があります。

また、電動化すると必要な部品が少なくなるので、”機体の本体価格やメンテナンスコストが抑えられる” ことは、『空飛ぶクルマ』のメリットです。

空飛ぶクルマ』は、将来的には “自動で無人飛行することが可能になる” と言われていて、”運用コスト削減” につながることもメリットです。

いろんなメリットがあることから、『空飛ぶクルマ』は、次世代モビリティとして注目されているんですね!

<空飛ぶクルマのメリット>

⚫︎ 陸のインフラに左右されない
⚫︎ 将来的には自動かつ無人での飛行が可能になる
⚫︎ 離着陸・走行時の騒音が軽減される
⚫︎ 電動化によってコストが抑えられる

大阪万博で「空飛ぶクルマ」に乗れる?値段・運賃は?

大阪万博 空飛ぶ車

(出典:EXPO2025

EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』では、会場内北西部の “モビリティエクスペリエンス” で、『空飛ぶクルマ』が展示されます。

万博開催期間中は、”EXPO Vertiport” と “会場外ポート” をつなぐ2地点間での飛行、会場周辺湾岸エリアでの飛行が行われ、当初は来場者も乗車できる予定でしたが、現状は「デモ飛行のみの実施」となり乗車はできない見込みです。

会場内の “空飛ぶクルマ離着陸場” 付近で、デモ飛行が観覧できる予定なので、乗ることはできないものの、ぜひ近くまで見に行ってみてください。

なお、『空飛ぶクルマ』の搭乗チケットの販売は予定されていませんが、『空飛ぶクルマ ステーション』へ入館するには “事前予約が必要” です。

『空飛ぶクルマ ステーション』内には、イマーシブシアター “Sora Cruise(そらクルーズ)” が設置され、没入型シアターにより次世代モビリティや、未来の空移動が体験できます。

空飛ぶクルマ』への “疑似搭乗体験” も提供されるので、事前に予約しておきましょう。

万博で「次世代モビリティ」を体感しよう!

このように、『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』の見どころとして注目されていた『空飛ぶクルマ』は、機体の開発状況や許可の関係で、一般客を乗車させてのデモ飛行はできない見込みです。

ただ、”デモ飛行を近くから観覧できる” ほか、併設される『空飛ぶクルマ ステーション』で”疑似搭乗体験” はできるので、気になった人はぜひ近くまで見に行ってみてください。

『空飛ぶクルマ ステーション』への入館には、”事前予約が必要” になるので、万博に行く日が決まったら、あらかじめ予約しておきましょう!

> EXPO2025公式「空飛ぶクルマ 運行日」に関するお知らせページはこちら

 

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