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【2026最新】うぶごえ未入金・未払い騒動の全貌!クラファン遅延問題と支援者の返金状況

うぶごえ 未入金問題

クラウドファンディングは、クリエイターの夢を支援し、魅力的なリターンを受け取ることができる素晴らしい仕組みです。しかし今、国内のクラウドファンディングプラットフォーム「うぶごえ(ubgoe)」において、多額の支援金が起案者(クリエイター)に支払われないという大規模な未入金問題が発生し、大きな波紋を呼んでいます。

「自分が支援したお金はどこに消えたのか?」「楽しみにしていたリターンは届くのか?」 そんな不安を抱える支援者や、これからクラウドファンディングの利用を考えている起案者に向けて、現在うぶごえで何が起きているのか、その全貌を時系列で整理しました。この記事を読むことで、未払いトラブルの現状と起案者の対応、そして今後クラウドファンディングを利用する上で身を守るための具体的な対策がわかります。

うぶごえ(ubgoe)とは?掲載手数料0円のクラファンサイト

あなたの初期衝動を、かたちにする

(出典:PR TIMES

うぶごえ(ubgoe)とは、株式会社うぶごえ(代表取締役:岡田一男)が2021年1月にサービスを開始した、クラウドファンディングプラットフォームです。起案者の掲載手数料を0円とし、代わりに支援者(パートナー)からシステム利用料を徴収するという、業界初の手数料システムを採用して注目を集めました。

うぶごえは、コロナ禍で苦しむクリエイターや業界を支援したいという思いから誕生しました。一般的なクラウドファンディングサイトでは、プロジェクト起案者から10%〜20%ほどの手数料を徴収しますが、うぶごえはこれを完全無料に設定しています。

うぶごえの主な特徴

  • 掲載手数料0円
    プロジェクト起案者の金銭的負担がない。
  • 支援者負担のシステム利用料
    支援者が決済ごとに330円+購入額の5%のシステム利用料を負担する仕組み。
  • カート機能の導入
    複数のリターンを同時に購入でき、限定品の受注超過を防ぐ決済システムを構築。

代表の岡田一男氏は、国内最大手のクラウドファンディング「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で執行役員を務めた経歴を持つ人物です。業界の仕組みに精通した経営陣によって、ユーザーファーストを徹底的に追求したサービスとして、ゲーム、音楽、飲食など幅広いジャンルでプロジェクトを展開していました。

クラファン「うぶごえ」で何が起きた?未入金・サイト閉鎖騒動の経緯

うぶごえの未入金問題は、数千万円規模の支援金がプロジェクト起案者に支払われないまま長期間放置され、さらに突然公式サイトが閉鎖されるという異常事態に発展しています

この動画では、クラウドファンディング「うぶごえ」で発生した未入金騒動の発端から、イシイジロウ氏やネオンライト社の被害状況、そしてサイト閉鎖に至るまでの一連の経緯が詳しく解説されています。

動画の重要なポイント・要約
うぶごえは掲載手数料0円というビジネスモデルで展開していましたが、イシイジロウ氏の「シブヤスクランブルストーリーズ」において約2775万円が未入金となっている事実が発覚しました。さらに「パーガトリー・ブルー」でも約1093万円が未送金であり、刑事告訴の手続きが進行中です。うぶごえは収納代行という形態をとっており、資金管理の法規制が緩いというクラウドファンディング特有の構造的な問題点も指摘されています。

事態が表面化したのは2026年に入ってからですが、入金遅延自体は2025年秋頃から水面下で発生していました。ここでは、問題を時系列に沿って紐解いていきます。

発端はイシイジロウ氏の「シブヤスクランブルストーリーズ」

シブヤスクランブルストーリーズ

(出典:シブヤスクランブルストーリーズ

騒動が公になった発端は、著名なゲームクリエイターであるイシイジロウ氏が手掛ける実写アドベンチャーゲーム「シブヤスクランブルストーリーズ」のプロジェクトです。

2025年4月に行われたこのプロジェクトは、目標金額を大きく上回る総額5475万4878円(支援者数3522人)を集める大成功を収めました。うぶごえのルールでは、集まった支援金はプロジェクトオーナーに全額振り込まれることになっています。

しかし、期日になっても全額が振り込まれることはありませんでした。

  • 2025年9月
    入金期日になっても振り込みがなく、うぶごえ側に問い合わせると「誤って別の取引先に振り込んだ」と説明される。
  • 同月
    一部の金額のみが振り込まれる。その後、全額支払いの覚え書きを交わすも、約束の期日には600万円しか入金されなかった。
  • 2025年11月
    弁護士を介して分割支払いの公正証書を作成するが、11月を最後に支払いが完全にストップする。

結果として、集まった資金のうち2775万円が未払い状態となり、イシイジロウ氏側は法的措置を講じて交渉を続ける事態となりました。

突然のサイト閲覧不可騒動と相次ぐ未払い告発

シブヤスクランブルストーリーズの問題が公表された直後の2026年4月15日夜、うぶごえの公式サイトが突然アクセスできない状態に陥りました

うぶごえ公式X(旧Twitter)アカウントは「サーバーがダウンしており、現在復旧中」という声明を出しましたが、問い合わせメールもダウンし、支援者や起案者が運営側と一切連絡が取れないパニック状態となりました。クラウドファンディングの実施中や、資金調達を行っていた多くのプロジェクトが甚大な被害を受けました。

このサイト閉鎖をきっかけに、他のプロジェクト起案者からも「支援金が支払われていない」という告発がSNS上で相次ぐことになります。

刑事告訴へ発展した『パーガトリー・ブルー』の事例

(出典:ENDLESS SUMMER Studio

未入金問題の中でも特に深刻なのが、合同会社ネオンライト(cittan*氏)が手掛けるビジュアルノベルゲーム「パーガトリー・ブルー」の事例です。

この動画では、「パーガトリー・ブルー」の企画・制作を行うcittan*氏本人が、うぶごえからの未入金状況と今後のゲーム制作に関する決意、そして法的対応について直接語っています。

動画の重要なポイント・要約
約5ヶ月間支援金が送金されていない現状と、うぶごえ株式会社および岡田代表に対する業務上横領の疑いでの刑事告訴の手続きを進めていることが報告されています。自己資金が底をつき、外部クリエイターへの業務委託を一時停止する厳しい状況ですが、シナリオ執筆などの内部制作は継続しており、支援者へのリターンは必ずお届けするという強い意志が示されています。

2025年7月に実施された同プロジェクトは、目標金額700万円に対して1093万5092円(485人)の支援を集めました。

  1. 2025年11月末
    本来の入金予定日だったが、うぶごえから1円も入金されず。
  2. 度重なる期日延長
    その後、運営側から「12月15日予定」「12月26日予定」「翌年2月5日予定」と何度も振り込み予定日が提示されたが、全て反故にされる。
  3. 法的措置の実行
    弁護士を通じた内容証明の送付も効果がなく、ネオンライト社は渋谷警察署に相談。うぶごえおよび代表の岡田氏に対し、業務上横領の疑いでの刑事告訴手続きを開始しました。

警察による銀行への照会など捜査が進行中であり、民事訴訟ではなく刑事事件として立件される可能性が出てきています。

支援者の返金やリターンはどうなる?プロジェクト起案者の現状と対応

結論として、支援者への対応は「プロジェクト起案者の方針」によって大きく異なります。起案者が自己資金で制作を継続してリターンを履行するケースもあれば、プロジェクトを中止して返金対応に回るケースもあります。

仲介業者であるうぶごえが資金を支払わない場合でも、支援者と起案者との間で成立した「支援とリターンの契約」の責任は、原則として起案者側に残ってしまいます。そのため、起案者は資金が手元にないまま対応を迫られるという、非常に苦しい立場に立たされています。

プロジェクトごとの対応状況の比較

現在判明している主要なプロジェクトの対応状況は以下の通りです。

プロジェクト名起案者クラファン規模現在の対応方針備考
シブヤスクランブルストーリーズイシイジロウ氏約5475万円リターン履行・制作継続別スポンサーからの支援を獲得。物理的リターンへの対応は完了済。
パーガトリー・ブルーネオンライト社 (cittan*氏)約1093万円リターン履行・制作継続外部委託は一時停止中だが、自己資金の切り崩し等で自社制作を継続。刑事告訴手続き中。
VOICEPEAK関連TOKYO6 ENTERTAINMENT履行完了済過去3回の利用で満額入金されており、リターンもスケジュール通りにお届け完了済。
ミニアルバム&MV制作うら飯 紺汰氏(VTuber)プロジェクト中止・返金対応自身の体調悪化により制作困難と判断。うぶごえのシステムを通じて返金対応を行う方針。

「うら飯 紺汰」氏の事例にみる返金対応の実態

VTuberのうら飯 紺汰氏は、自身の体調悪化を理由にプロジェクトの中止と返金を発表しました。このケースでは、うぶごえのプラットフォーム上にある「銀行口座登録機能」を用いて、返金手続きを行うよう支援者に案内しています。

  • クレジットカード等の支払いの場合
    支援額+システム利用料(330円+5%)を含めた金額が、登録口座へ返金される(PayPalは自動返金)。
  • 課題点
    うぶごえのサイト自体が不安定、または閲覧不可になっている時期があり、「口座登録ができない」という支援者からの声が上がっている。

うぶごえ側が正常に機能していないため、起案者側が直接コンビ二決済手数料の負担分を返金するなど、起案者に過度な負担と混乱が生じています。

クラウドファンディング利用の注意点とCAMPFIREなど他社の動向

(出典:CAMPFIRE

うぶごえの未入金問題は、クラウドファンディングというシステム自体に潜む「収納代行の法的な緩さ」というリスクを浮き彫りにしました

クラウドファンディングは、支援者から集めた資金をプラットフォーム運営会社が一時的に預かり、手数料を引いて起案者に送金する仕組みです。しかし、プラットフォームはあくまで「収納代行」であり、「資金移動業」とは法的に区別されています。

弁護士の指摘によれば、収納代行業者が資金を使い込んだり支払いを遅延させたりした場合の法的な罰則や厳しい規約が、現状の制度では整備されておらず、違法性を問うハードルが高いという事実があります。これまでは「起案者が持ち逃げする」トラブルはありましたが、「プラットフォーム側が支払わない」という前代未聞の事態に対応できる法整備が追いついていないのです。

大手プラットフォームの動向(CAMPFIREの事例)

クラウドファンディング最大手の「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」でも、過去に金銭や情報管理に関するトラブルが発生しています。

  • 2022年の業務上横領事件
    2019年〜2020年にかけて、元経理担当が会社口座から約2500万円を自分の口座に不正送金する業務上横領事件があり、2022年に逮捕されました(株式上場準備中の精査で発覚)。
  • 2026年の個人情報漏洩
    2026年4月には、外部ソースコード管理サービスへの不正アクセスにより、2021年以降のプロジェクトオーナーや支援者の指名、住所、電話番号、そして約8万件以上の銀行口座情報が漏洩した可能性があると発表されました。

皮肉なことに、うぶごえの岡田代表はかつてCAMPFIREの執行役員を務めていました。業界の仕組みを熟知した人物が立ち上げた「手数料0円」というビジネスモデルは、結局のところ収益構造が自転車操業に陥りやすく、破綻を招いたのではないかという厳しい見方も専門家から出ています。

クラウドファンディングを安全に利用し、クリエイターを応援し続けるために

今回のうぶごえ騒動は、起案者と支援者の信頼関係を根底から揺るがす重大なトラブルです。しかし、すべてのクラウドファンディングが危険なわけではありません。クリエイターの挑戦を後押しする素晴らしい仕組みであることに変わりはありません。

今後のトラブルを避けるため、支援者や起案者が意識すべきポイントは以下の通りです。

  • プラットフォームの信頼性確認
    手数料が安すぎるプラットフォームは、運営企業の収益基盤が脆弱なリスクがあります。大手の運営実績や規約をしっかり確認しましょう。
  • 起案者の過去の実績をチェック
    過去にプロジェクトを成功させ、誠実にリターンを履行している起案者を選ぶことが重要です。
  • 万が一の際の返金対応ポリシーの確認
    プロジェクトページだけでなく、プラットフォーム自体の利用規約で、プラットフォーム側の責任の所在を把握しておきましょう。

「うぶごえ」未入金問題は現在も法的措置を含めて進行中であり、警察の捜査結果や運営会社からの公式な説明が待たれます。クリエイターたちの努力が報われ、支援者の善意が正しく届けられるよう、クラウドファンディング業界全体のルールの見直しと透明性の向上が強く求められています。