ADSLはなぜ終了?他の回線に乗り換えるには?おすすめの乗り換え先
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ADSLがまもなく終了という話を聞いたことはありませんか?
ADSLはエリアごとにサービスの提供が終わっていくため、2024年より前に使用できなくなる場合があります。
いまADSLを使っている人の中には、「ADSLサービスが終了した場合、どのような手続きを行えばいいのか…」と不安に感じている方もいますよね。
今回の記事では、ADSLサービス終了についての詳細と、ADSLからのおすすめの乗り換え先をお伝えします。
ADSLはいつまで使える?
2022年現在ADSLを利用出来ているご家庭も、2024年までには完全に利用できなくなります。
すでに地域ごとに徐々に、ADSLサービス提供は終了しているところもあるため、いつ利用できなくなってもおかしくありません。
ADSLはなぜ終了?
そもそもADSLはなぜ終了するのでしょうか?
ADSLは “複数の要因” から継続が困難となっています。
- ADSLサービスが利用している電話回線のメンテナンスに、費用と時間がかかってしまう、さらに2025年には、アナログ電話もなくなる予定
- スマートフォンの普及
- 光回線の普及
- 今まで以上にデータ量を必要とするコンテンツの増加
こうした背景により、ADSLの利用者は激減し、2006年のピーク時には1400万世帯が利用していたADSLも、2019年には180万世帯に激減。以降、光通信などへの乗り換えが目立ちました。
結果、ADSLサービスの継続が困難になったのです。
ADSLが使えなくなったらどうする?
ADSLが使用できなくなったら、他のインターネット回線に申し込みする必要があります。
しかし、申し込み方法や料金体系が複雑なため、何を基準に申し込みをしたらいいのかわからないという方が大半です。
次の章では、ADSLが利用できなくなった時のおすすめの乗換先と、ADSLの解約から、おすすめ先へ申し込みの流れを解説していきます。
ADSLからおすすめの乗り換え先
ADSLからの乗換を考えた時、現実的な候補先としては次の3つです。
- 光回線
- SoftBank Air (ホームルーター)
- WiMAX (ホームルーター)
下記は、『光回線』・『SoftBank Air』・『WiMAX』の比較表です。順に詳細を確認していきましょう。
ADSL | 光回線 | ホームルーターSoftBank | ホームルーター WiMAX |
|
回線種類 | 電話線 | 光ファイバー | SoftBank 5G SoftBank 4G LTE |
WiMAX2+ au 4G LTE au 5G |
使用可能場所 | 室内 | 室内 | 室内 | 室内 |
月額料金 | 3,000~4,000円 | 4,000~7,000円 | 5,000円前後 | 4,000~5,000円 |
最大通信速度(下り) | 50Mbps | 1Gbps(1,000Mbps) | Airターミナル4:962Mbps | 2.7Gbps(2,700Mbps) |
通信制限 | なし | なし | ・夕方や夜などソフトバンクエアー利用が集中する時間に通信制限がかかる。
・特定エリアでネットワーク利用が集中する場合に通信制限がかかる |
・夕方や夜などWiMAX利用が集中する時間に通信制限がかかる。
・ネットワークが混雑した場合、最大1Mbpsという速度制限 |
通信の特性 | 基地局から遠いと遅くなる | 高速 | 契約した住所でしか使えない | WiMAX2+,au5Gなど3回線で通信ができるので、通信速度が安定 |
その他 | 2023-2024年で完全終了 | ・オンラインゲームや高画質動画も快適に楽しめる
・回線工事が必要で、地域によっては利用できない場合も |
・工事無しで即日開通可能
・AXGPと言う回線を使用、ソフトバンクの通信エリアとは別物なので注意 |
・工事無しで即日開通可能
・au /UQスマホとのセット割がある |
ADSLからの乗り換え先候補①『光回線』の特徴
まず、ADSLからの乗り換え先候補の1つ目、”光回線の特徴” からチェックしていきましょう。
『光回線』は、”高速であること” と “通信の安定性” が特徴です。
高画質でYouTubeやHuluなどの動画配信サービスを見たり、動きの激しいオンラインゲームをやったりする場合は、光回線がおすすめです。
ただ導入には、”回線工事が必要” なのと、”開通までに1カ月程度の時間がかかる” ので注意してください。
ADSLからの乗り換え先候補② ホームルーター(SoftBank Air・WiMAX)の特徴
つぎに、ADSLからの乗り換え先候補2つ目の “ホームルーター(SoftBank Air・WiMAX)の特徴” をチェックしていきましょう。
『ホームルーター』は “回線工事が不要” で、”コンセントに挿すだけですぐに利用できる” のが最大の特徴です。
光回線に比べると、通信の安定性 や 平均速度の実測値では劣るので、❶ “動画を 高画質で見たい” 場合や、❷ “通信速度にこだわりがある” 場合は、光回線の方が良いです。
ただ、標準画質の動画でOKな場合など、一般的なインターネット利用を想定しているのであれば、ホームルーターでも十分にインターネット環境を整えることができます。
ここからは、人気のホームルーターの代表的存在である『SoftBank Air』と、au /UQ回線使用の『WiMAX』について、比較しながら見ていきますね。
ホームルーター(SoftBank Air・WiMAX)の比較:月額料金
『SoftBank Air』を利用するのには、 “Airターミナル(端末)” をレンタルする方法と分割購入する方法があります。分割購入した場合、端末料金を36回払で支払う必要があります。
<SoftBank Air 料金表>
購入 | 購入 | レンタル | |
利用端末 | Airターミナル5 | Airターミナル4/4 NEXT | Airターミナル4/4 NEXT |
端末代金 | 71,280円(分割購入可能) | 59,400円(分割購入可能) | 月額 539円 |
月額基本料 | 5,369円 | ||
割引 | スタート割プラス
▲1,188円×24回 |
スタート割プラス
▲1,188円×24回 |
割引なし |
割引適用後の月額 | スタート割プラス
▲1,188円×24回 |
割引なし |
※「月月割」の新規受付を2021年6月30日をもって終了しているため、現在は「スタート割プラス」のみ
一方、『WiMAX』は様々なプロバイダが取り扱いをしているので、利用料金もプロバイダ各社ごとに違いがあります。
<WiMAX 料金表>
ギガ放題プラス(3年) | ギガ放題プラス(2年) | |
月額料金(※注意) | 4,200円~ | 4,500円~ |
通信制限 | 3日で15GB | |
最大速度 | 2.7Gbps |
※注意 WiMAXはプロバイダにより金額が違い、端末代金も無料や有料のプロバイダがあります。
『WiMAX』は4,000円台で契約できるケースが多く、プロバイダごとに “○円キャッシュバック” などおトクなキャンペーンを行っているので、毎月の通信費を抑えたい人におすすめです。
注意点としては、SoftBank AirもWiMAXも、契約期間があります。
更新月以外の解約をした場合は10,000〜20,000円の費用かかるので、もし解約する場合は、契約更新月に行いましょう。
<SoftBank Airと比較して、WiMAXを利用するメリット>
・通信エリアが広い
・月額料金が安い
・最大スピードが速い
ADSLから乗り換えの際の注意・流れ
ADSLから他の回線への乗り換えの流れを解説します。
★ADSLから他の回線への乗り換えの流れ
① 乗り換え先を決定する。
・速度と安定性を重視するのか
・工事がなく簡単に利用できることを重視するのか
② 申し込み手続きと工事の立ち合い。
・光回線の場合、工事から開通まで1ヶ月程度かかる場合も
③ ADSL回線を解約する。
・新しい回線が開通してからADSLを解約する
インターネットが利用できない期間があっても問題がなければ、ADSL回線の解約は最初に行ってもOKです。
※ 光回線への乗り換えの場合、開通のための回線工事も必要なので注意してください。
ADSL終了前におトクに乗り換えがベスト!
ADSLのサービスが終了となるのは決定事項です。
終了ギリギリまで待つよりも、乗り換え先のキャンペーン期間に合わせて申し込んだ方がおトクなケースが多いので、早めに検討してみてください。
早めの乗り換えでインターネットをより楽しく、快適に利用していきましょう!
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