AIでペットの気持ちがわかる!? 動物の表情を解析<個体識別・感情検知も>

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ペット 犬

ペット動物の気持ち・考えていることを知りたい、と思ったことはありませんか?

いま、”動物の表情を解析” し、”個体の識別” や “健康状態の把握” に活用するAI技術が、急速に発展しています。

これまで、人間が主観的に判断してきた “動物の感情” を、AIが高精度で解析し、”痛みやストレスの兆候を検知” することが可能になりつつあるんです。

AIが動物の表情を解析して、”個体識別” や “感情(とくに痛み)の検知” を行う技術は、動物福祉や畜産業、さらにはペットケアの分野で大きな可能性を秘めていると言われています。

この記事では、最新の研究成果をもとに、動物の顔をスキャンして個体を識別し、感情を読み取るAI技術の現状と今後の発展について紹介します。

AIによる動物の顔識別技術の進化

パソコン 犬 ヨークシャテリア

“動物の顔を識別する技術” は、近年のAI技術の進化によって飛躍的に向上しました。

“個体識別” が可能になったことで、”畜産業” や “ペット管理“、”野生動物の保護” に好影響をもたらしています。

動物の表情研究の歴史

動物の表情に関する研究は、19世紀のチャールズ・ダーウィンの理論に端を発します。

ダーウィンは、「哺乳類の表情は共通の進化的基盤を持ち、人間も動物の表情を理解できるはずだ」という見解を示しました。

でも、実際は、人間が動物の感情を正確に読み取るのは難しく、長年人間は主観的に動物の感情を判断してきました。

そんな中、いま注目されているのが、AIを使って動物の感情を読み取る技術です。

イギリスのポーツマス大学の研究によれば、人間の顔の動きの38%は犬と共通し、34%は猫と、47%は霊長類や馬と共通していることが明らかになっています。

上記のような共通項をもとに、近年、AIが動物の顔の特徴を分析し、個体を識別することが可能になりました。

代表的な例として、西イングランド大学ブリストル校と、スコットランド農林大学が開発した、『Intellipig(インテリピッグ)』というプロジェクトがあります。

Intellipig(インテリピッグ)』というAIは、豚の顔をスキャンし、鼻や耳、目の形状を分析して1秒足らずで個体識別を行い、それぞれに適したエサを提供するシステムです。

上記のような、AIを活用して動物の個体識別や感情を読み取る技術は、実用化まですぐというところまで、開発が進んでいます。

AIが動物の痛みを検知する仕組み

猫

動物の表情には、”痛み” や “ストレス” の兆候が表れます。

AI技術を活用することで、動物の表情の微細な変化を捉えることが可能になったので、動物・ペットの “健康管理” がより充実したものになってきているんですね。

AIが痛みを識別する方法

動物の表情に最も出やすい感情の1つが、”痛み” です。

たとえば、去勢されたばかりの馬や、足を引きずっている羊の表情は、AIが学習するのに適したデータになります。

イスラエルのハイファ大学では、AIを用いて “動物の微細な表情変化を検知する研究” が進められ動物の不快感を高精度で検知できるようになったほか、サンパウロ大学の研究では、手術前後や鎮痛剤投与前後の馬の顔写真3000枚をAIに学習させた結果、AIが88%の精度で、馬が”痛みを感じているかどうかを判定” できるようになったと報告されています。

世界各国で、AIを活用した研究が進んでいて、今後は、より正確に動物の抱える問題や病気への対処が可能になると予想されています。

動物・ペットの気持ちがわかるようになる未来は、すぐそこに!

犬 スマホ

このように、動物・ペットの感情を読み取るAI技術は、日々、着実に進化しています。

個体識別から痛みの検知、さらには感情の解析まで、AIが “動物との関係をより豊かにするための強力なツール” になりつつあるのです。

豚や馬の痛みを検知する技術は、”農場” や “動物病院” での活用が期待され、ペットの幸福度を測る新たな手段になるのではと期待されています。

AIが、人間の専門家を上回る精度で、動物の状態を判断できるというのも驚きですよね。

畜産業、動物福祉、ペット業界などの幅広い分野で、急速にAI活用が進んででいるので、新しいサービス・ツールの登場を、楽しみにチェックしていきましょう!

 

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