飛行機でのバッテリー使用禁止はいつから?個数・容量ルールや持ち込み制限を網羅
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旅行や出張で飛行機を利用する際、スマートフォンやタブレットの充電に欠かせない「モバイルバッテリー」。しかし、飛行機内でのモバイルバッテリーの取り扱いについて、大きなルールの変更が予定されていることをご存知でしょうか。「機内で充電できなくなるの?」「何個まで持ち込める?」「預け入れはできる?」といった疑問を持つ方は少なくありません。この記事では、飛行機でのバッテリー使用禁止に関する最新情報から、モバイルバッテリーの持ち込み個数・容量制限、さらには液体やヘアアイロンなど、機内持ち込み・預け入れの手荷物ルールまでを分かりやすく解説します。この記事を読むことで、保安検査場で手荷物を没収されることなく、スムーズに飛行機に搭乗するためのポイントがすべて分かります。
- 【2026年最新】飛行機のモバイルバッテリー使用禁止はいつから?対象機器と新ルール
- なぜ厳しい?機内でのバッテリー使用・持ち込み制限が厳格化される理由
- モバイルバッテリーは預け入れできる?機内持ち込みOK・預け入れNGの基本ルール
- 何個まで?容量は?飛行機に持ち込めるバッテリーの条件とWh(ワット時)計算方法
- 液体・スプレー・刃物はどうなる?バッテリー以外で没収されやすい手荷物ルール
- 1. 液体物の持ち込みルール(化粧水・飲み物など)
- 2. スプレー缶のルール
- 3. 刃物・尖ったもののルール
- 【ANA・JAL・LCC比較】サイズと重量制限にご注意!航空会社別の機内持ち込みルール
- 航空会社別の機内持ち込み手荷物サイズ・重量比較表
- 保安検査をスムーズに通過するために!搭乗前の最終手荷物チェックリスト
【2026年最新】飛行機のモバイルバッテリー使用禁止はいつから?対象機器と新ルール

飛行機でのモバイルバッテリー使用禁止は、早ければ2026年4月から国内線で適用される方針です。機内への持ち込み自体は可能ですが、機内での充電行為が全面禁止となり、持ち込み個数も1人2個までに制限される見通しです。
国土交通省の発表によると、航空機内でのモバイルバッテリー使用禁止に関する新たなルールが検討されています。これまで、日本の航空会社ではモバイルバッテリーを頭上の収納棚に入れないよう要請するのみでしたが、今後はルールがより厳格化されます。
- 禁止される行為
機内でモバイルバッテリーを使ってスマートフォンやタブレットを充電すること、およびモバイルバッテリー自体を機内のコンセントで充電すること。 - 対象となるバッテリー
リチウムイオン電池を使用したモバイルバッテリー全般。 - 持ち込み個数の変更
従来は100Wh以下のバッテリーであれば個数制限はありませんでしたが、新ルールでは電力数に関わらず「1人2個まで」に制限される方向で検討されています。
機内でスマートフォンやタブレットを使いたい場合は、搭乗前に空港のラウンジや搭乗口付近のコンセント、または機内に備え付けられているUSBポートやコンセントを利用して充電する必要があります。
なぜ厳しい?機内でのバッテリー使用・持ち込み制限が厳格化される理由

モバイルバッテリーの規制が厳しい理由は、リチウムイオン電池の発火・爆発リスクにより、機内火災を引き起こす恐れがあるためです。
リチウムイオン電池は、大きなエネルギーを蓄えられる反面、強い衝撃が加わったり、短絡(ショート)したりすると、異常発熱を起こして発火する危険性を秘めています。実際に、機内でモバイルバッテリーが発火する事故は国内外で相次いで報告されています。
- 韓国での大規模な火災事故
飛行機の着陸後、座席上の荷物入れに保管されていたモバイルバッテリーが発火し、機体が炎上する事故が発生しました。 - 国内線の発火事例
日本の国内線の機内でも、充電中にモバイルバッテリーから火や煙が出る事例が起きています。
飛行機が飛行中に火災が発生した場合、乗客が外に逃げることができず、墜落に直結する非常に致命的な事態となります。そのため、火災のリスクを極限まで減らす目的で、国土交通省は使用禁止と個数制限に踏み切ったのです。
モバイルバッテリーは預け入れできる?機内持ち込みOK・預け入れNGの基本ルール
モバイルバッテリーなどのリチウム電池内蔵製品は、「預け入れ(貨物室)はNG」「機内持ち込み(客室)はOK」が基本ルールです。
保安検査場で最も多く没収・廃棄の対象となるのが、手荷物(スーツケースなど)に入れたまま預け入れてしまったモバイルバッテリーや電子機器です。預け入れ荷物に発火リスクのあるものを入れると、飛行中に貨物室で火災が起きても発見が遅れるため、法律で厳しく禁止されています。
預け入れNG・機内持ち込みOKの代表例

- モバイルバッテリー
必ず機内持ち込み手荷物に入れる。 - 電子タバコ(加熱式タバコ含む)
預け入れ不可。機内での使用・充電も禁止。 - 充電式ヘアアイロン(電池が取り外せないもの)
預け入れも機内持ち込みも一切不可。コンセント式や、電池を取り外せるものは持ち込み・預け入れ可能です。 - ライター
1人1個まで機内持ち込み可能。預け入れは不可。 - ワイヤレスイヤホン(充電ケース)
預け入れ不可。機内持ち込みはOK。
| 持ち込み品目 | 機内持ち込み | 預け入れ | 備考・注意点 |
|---|---|---|---|
| モバイルバッテリー | ◯(条件あり) | ✕ | 機内での使用(充電)は禁止へ。 |
| 電子タバコ | ◯ | ✕ | 機内での使用は厳禁。 |
| ノートパソコン・タブレット | ◯ | ◯ | 預け入れ時は完全に電源をオフにする。 |
| コンセント式ヘアアイロン | ◯ | ◯ | |
| 充電式ヘアアイロン(電池着脱不可) | ✕ | ✕ | 発火の危険があるため両方NG。 |
| ライター(小型ガス・オイル) | ◯(1個のみ) | ✕ | 身につけて携帯すること。 |
| ワイヤレスイヤホン | ◯ | ✕ | 充電ケースにリチウム電池が含まれるため。 |
スーツケースを預ける前に、必ずモバイルバッテリーや電子タバコが入っていないか確認してください。もし預け入れ荷物に該当の品が入っていた場合、保安検査で弾かれ、呼び出しを受けて取り出さなければならなくなります。
何個まで?容量は?飛行機に持ち込めるバッテリーの条件とWh(ワット時)計算方法

モバイルバッテリーは、容量(Wh:ワット時定格量)によって持ち込み可能な個数が決まっています。新ルールでは容量に関わらず「1人2個まで」となる見込みです。
現在(新ルール適用前)の基準では、持ち込み可能な容量と個数は以下の通りです。
- 100Wh以下: 持ち込み個数に制限なし。
- 100Wh超〜160Wh以下: 1人2個まで。
- 160Wh超: 持ち込みも預け入れも不可。
160Whの目安ですが、一般的なスマートフォンの充電に使う「10000mAh〜20000mAh」程度のモバイルバッテリーであれば、約37Wh〜74Whとなるため、問題なく持ち込めます。 Wh(ワット時定格量)の計算方法は以下の通りです。
Wh = Ah(アンペアアワー) × V(電圧) ※mAh(ミリアンペアアワー)で表記されている場合は、1000で割ってAhに変換します(例:10000mAh ÷ 1000 = 10Ah。10Ah × 3.7V = 37Wh)。
注意点として、バッテリー本体に容量の記載がない場合や、摩擦で文字が消えてしまっている場合は、安全確認ができないという理由で保安検査場で没収される可能性があります。
液体・スプレー・刃物はどうなる?バッテリー以外で没収されやすい手荷物ルール

飛行機に乗る際は、バッテリー以外にも液体物、スプレー、刃物などの日用品について、国内線と国際線で異なる厳しいルールが設けられています。
特に国際線の液体物制限や、凶器となり得る刃物類の扱いに注意が必要です。
1. 液体物の持ち込みルール(化粧水・飲み物など)
- 国内線
ペットボトルの飲み物や化粧水などは、基本的に持ち込み可能です。ただし、化粧品類(化粧水、除光液、ヘアスプレーなど)は1容器500ml(または0.5kg)以下、合計2L(2kg)までという制限があります。 - 国際線
非常に厳しく、あらゆる液体(ジェル、ペースト、クリーム、スプレー含む)は1容器100ml以下の容器に入れ、それらを容量1L以下のジッパー付き透明プラスチックバッグ(縦横計40cm以内)に全てまとめる必要があります。1人1袋のみ持ち込み可能です。 - 未開封のお土産(液体)
保安検査通過後に免税店などで購入したお酒や化粧品などの液体物は、100mlを超えていても機内持ち込みが可能です。
2. スプレー缶のルール
- 虫除けスプレー、ヘアスプレー、制汗スプレーなどの「化粧品・医薬部外品」は、機内持ち込み・預け入れともに可能です(国内線の容量制限の範囲内)。
- 日用品・スポーツ用スプレー(防水スプレー、冷却スプレーなど)で引火性・毒性がないものは持ち込み・預け入れ可能ですが、殺虫剤や工業用スプレー(塗料など)は飛行機への搭載自体が禁止されています。
3. 刃物・尖ったもののルール
ハサミ、カミソリ、カッターナイフなどは機内への持ち込みが禁止されています。
- カミソリ
T字カミソリや刃渡り4cm以下の小さなカミソリ、電気シェーバーは機内持ち込み可能です。 - ハサミ
先端が丸く刃渡り6cm以下の小さなハサミ(化粧用など)は持ち込み可能な場合がありますが、保安検査員の判断で没収されることもあるため、預け入れ荷物に入れるのが無難です。 - ペーパーナイフや工具類、アイスピックなどは機内持ち込み禁止です。
【ANA・JAL・LCC比較】サイズと重量制限にご注意!航空会社別の機内持ち込みルール

機内持ち込み手荷物は、ANAやJALなどのフルサービスキャリアと、ピーチやジェットスターなどのLCC(格安航空会社)で、許容されるサイズや重量が異なります。
特にLCCは重量制限が厳しく、オーバーすると高額な追加料金が発生するため注意が必要です。
航空会社別の機内持ち込み手荷物サイズ・重量比較表
| 航空会社(座席数100席以上) | 持ち込み個数 | 重量制限(合計) | サイズ制限(3辺の和) | 各辺のサイズ上限 |
|---|---|---|---|---|
| ANA / JAL | 手荷物1個+身の回り品1個 | 10kgまで | 115cm以内 | 55cm × 40cm × 25cm以内 |
| スカイマーク | 手荷物1個+身の回り品1個 | 10kgまで | 115cm以内 | 55cm × 40cm × 25cm以内 |
| ピーチ (Peach) | 手荷物1個+身の回り品1個 | 7.0kgまで | 115cm以内 | 50cm × 40cm × 25cm以内 |
| ジェットスター | 手荷物1個+身の回り品1個 | 7.0kgまで | 115cm以内 | 56cm × 36cm × 23cm以内 |
- サイズの計測
キャスターやハンドルを含めたサイズで計測されます。規定サイズに収まるリュックサックやスーツケースを選びましょう。 - 重量制限の厳格化
LCCでは搭乗口や保安検査場前で厳密に重量を測定されるケースが増えています。例えばピーチやジェットスターの場合、スーツケース自体の重さ(約3kg)を考慮すると、中に入れられる荷物は実質4kg程度とかなり限られます。 - お土産の重量
保安検査後に免税店で購入したお土産や飲み物も、ルール上は合計重量に含まれます。重量ギリギリの場合は注意が必要です。
保安検査をスムーズに通過するために!搭乗前の最終手荷物チェックリスト

この記事で紹介した飛行機の手荷物ルールを把握し、保安検査で止められることなく、スムーズで快適な空の旅を実現しましょう。
出発前に実践すべきネクストアクションは以下の通りです。
- バッテリーの確認
手持ちのモバイルバッテリーの容量(Wh)と記載の有無を確認し、スーツケースではなく必ず手元のリュックやハンドバッグに入れる。 - 代替充電手段の準備
機内でのバッテリー充電ができなくなるため、搭乗前に空港の充電スポットを利用するか、機内のUSBポート・コンセント(備え付けの場合)を利用できる充電ケーブルを持参する。 - ヘアアイロンのチェック
電池着脱不可の充電式ヘアアイロンは家に置いていくか、コンセント式に持ち替える。 - 液体物の準備(国際線の場合)
100ml以下の容器に移し替え、指定サイズのジッパー付き透明袋に1つにまとめる。 - LCC利用時の重量チェック
自宅でラゲッジスケール(荷物用はかり)を使い、7kg(または10kg)の制限内に収まっているか事前に計量する。
ルールを正しく理解し、万全のパッキングで安全な旅行をお楽しみください。
みんなのらくらくマガジン 編集長 / 悟知(Satoshi)
SEOとAIの専門家。ガジェット/ゲーム/都市伝説好き。元バンドマン(作詞作曲)。SEO会社やEC運用の経験を活かし、「らくらく」をテーマに執筆。社内AI運用管理も担当。












