DeepL Voiceとは?リアルタイムでの音声対話翻訳が提供開始に!言語AIでビジネスの海外進出を加速!
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2024年11月13日、言語AIの技術を活用した翻訳ツールを提供する、 “DeepL(ディープエル、本社:ドイツ連邦共和国ケルン市)” が、同社初となる、音声対話翻訳ツール『DeepL Voice(ディープエル ヴォイス)』の提供を開始すると発表しました。
『DeepL Voice』は、日本語、英語、ドイツ語、韓国語、スウェーデン語などを含む、13種類の言語に対応。
リアルタイムでの音声翻訳ができるので、オンラインミーティングなどの場で、すべての会議参加者が、自身が好む言語で発言ができるようになります。
「DeepL Voice」とは?
(出典:PR TIMES)
『DeepL Voice(ディープエル ヴォイス)』とは、言語AIを活用した翻訳サービスで知られるドイツの企業 “DeepL SE” が提供を開始する、音声対話の翻訳ツールです。
2024年11月13日にドイツ・ベルリンで行われた、同社初の旗艦イベント「DeepL Dialogues」のハイライトとして発表されました。
Today, we’re taking you to a new frontier in Language AI. Our new real-time speech translation technology is set to transform the way businesses communicate. Welcome to the family, DeepL Voice! https://t.co/D02Q8lvuyd pic.twitter.com/ga0NDEO82Z
— DeepL (@DeepLcom) November 13, 2024
現地では、イベント参加者がデモンストレーションで『DeepL Voice』の実際の動作を体験し、リアルタイムでの音声翻訳の精度に驚きの声を上げるなど、話題になっています。
Web会議参加者が、各国から自分の “母国語” で会議に参加し、”問題なくコミュニケーションが取れるようになる” のは、うれしいですよね!
とくに、海外進出をしたい企業にとっては、ビジネスを加速させる大きな手助けとなるでしょう。
現在は、法人向けのサービスとして提供され、公式サイトから利用の問い合わせができるようになっています。
補足:「DeepL」とは?
(出典:DeepL)
『DeepL(ディープエル)』とは、ドイツで言語AIの開発をしている、DeepL社が提供する、機械翻訳サービスです。
“高精度” で、”自然なニュアンス” の翻訳ができると評判で、”いま最も信頼されている翻訳ツール” と言っても過言ではないほど、多くの企業・個人から利用されています。
有料プランもあるものの、”無料” で利用できるので、使ったことがある人も多いでしょう。
「ディープル」と言う人もいますが、「ディープエル」が正式な読み方です。
「DeepL Voice」でできること
『DeepL Voice(ディープエル ヴォイス)』には、2つのサービスがあります。
1. DeepL Voice for Meetings
『DeepL Voice for Meetings』は、バーチャル会議における言語の障壁を取り除くためのサービスです。
すべての会議参加者が、自身が好む言語で発言することができ、他の会議参加者は、翻訳されたキャプション(文章)をリアルタイムで受信することで、コミュニケーションを取ることができます。
たとえば、Aさんは “日本語”、Bさんは “英語”、Cさんは “ロシア語” など、2ヶ国語間だけでなく “3ヶ国語以上” の言語が飛び交うWebミーティングになったとしても、お互いに、自分の母国語に翻訳されたテキストを見ながら、相手が何を言っているかがわかるので、問題なく話し合いが進められるのです。
複数の翻訳者がいるような、大規模な国際会議でできていたことが、自宅のPCでもできるようになるんですね!
言語が障壁となって、グローバルなビジネスを展開するのを躊躇していた企業や、なかなか言語に長けた人材を採用できず、困っていた企業にとっては、とくに魅力的なツールだと言えるでしょう。
Microsoft Teams と連携できるのも、便利なポイントの1つです。
2. DeepL Voice for Conversations
『DeepL Voice for Conversations』は、”スマートフォン” や “タブレット” などのモバイルデバイスで利用できる、”1対1の対面会話の音声” を聞き取って翻訳されたキャプションを表示するツールです。
たとえば、海外の工事現場を視察に行き、現地の作業員に進捗情報を聞きたいときなど、スマホを取り出して、『DeepL Voice for Conversations』を使うことで、スムーズにコミュニケーションが取れるようになります。
iOS と Android に対応していて、1つのデバイスで各自が簡単に翻訳を追うことが可能なので、”対面での商談” にぴったりです。
「DeepL Voice」の対応言語
『DeepL Voice(ディープエル ヴォイス)』は、2024年11月13日のリリース時点で、13種類の言語に対応しています。
<DeepL Voice 対応言語 一覧>
音声入力可能な言語:英語、ドイツ語、日本語、韓国語、スウェーデン語、オランダ語、フランス語、トルコ語、ポーランド語、ポルトガル語、ロシア語、スペイン語、イタリア語
翻訳されるキャプションに出力できる言語:DeepL翻訳がサポートする33の言語すべて
(※ 英語 (アメリカ)、英語 (イギリス)、ドイツ語、日本語、韓国語、スウェーデン語、オランダ語、フランス語、トルコ語、ポーランド語、ポルトガル語、ポルトガル語(ブラジル)、ロシア語、スペイン語、イタリア語アラビア語、中国語 (繁体字)、中国語 (簡体字)、ブルガリア語、チェコ語、デンマーク語、エストニア語、フィンランド語、ギリシャ語、ハンガリー語、インドネシア語、ラトビア語、リトアニア語、ノルウェー語 (ブークモール)、ルーマニア語、スロバキア語、スロベニア語、トルコ語、ウクライナ語)
翻訳してほしい言語が非対応だった人は、対応言語を拡大予定とのことなので、今後に期待しましょう。
「DeepL Voice」のリアルタイム翻訳で、ビジネスを加速しよう!
このように、今回りリースされた『DeepL Voice(ディープエル ヴォイス)』は、言語AIの力を使ってリアルタイムでの音声対話翻訳が可能になる、魅力的なサービスです。
まだサービス提供が始まったばかりですが、高精度な翻訳に定評がある『DeepL』のサービスなので、期待が持てます。
気になった人は、DeepL公式サイトから問いあわせしてみてはいかがでしょうか。