大阪万博がコスプレで炎上?規約の内容は?コスプレ来場はOK?
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2025年4月13日に開幕し、秋ごろ “10月13日” まで開催される『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』。
徐々にSNSなどで話題になることも増えていて、行ってみようかと気になりはじめた人も少なくないでしょう。
毎日話題に事欠かない大阪万博ですが、先日、”コスプレ” で来場したユーザーを巡り、賛否両論の意見が飛び交ったプチ炎上騒ぎがありました。
コスプレイヤー本人が note(ブログ)を更新し、X(旧Twitter)でシェアしたポストは “9,000件を超えるリポスト”、”1.8万件ものいいね” がついた一方で、一部のユーザーから批判の声が寄せられてしまったのです。
「大阪万博はコスプレNGなのか?」と心配している人もいるでしょう。
そこでこの記事では、『EXPO 2025 大阪・関西万博』でコスプレが炎上した理由や、大阪万博のコスプレ規約内容などについてお伝えします。

大阪万博でコスプレが炎上した理由とは?
多くの人がコスプレ文化を楽しむ中、『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』へコスプレで来場したコスプレイヤーさんがプチ炎上する騒ぎとなりました。
大阪万博でコスプレが炎上した理由や経緯を、かんたんにまとめますね。
事の発端はSNS上に投稿された体験記
『EXPO 2025 大阪・関西万博』でのコスプレ炎上の発端は、コスプレイヤーの “鹿乃つのさん(しかの つのさん” が、2025年4月22日にSNSで投稿した体験記にあります。
鹿乃つのさんは、当日『ダンジョン飯』(KADOKAWA)の “エルフ” のキャラクターである、”マルシル・ドナトー” のコスプレをして万博を訪問。
万博会場を “コスプレ姿” で楽しんだ様子を、写真付きでSNSに投稿しました。
このお魚おいし〜い! #鹿万博探検記 #スシロー pic.twitter.com/z9IWWcB5Lo
— 鹿乃つの (@shikano_tsuno_) April 22, 2025
たくさんの「いいね」がつく中、公共の国際イベントである万博でのコスプレ行為に対し、安全管理や他来場者への配慮を欠いているとの指摘もあり、結果的に、SNS上でプチ炎上騒動に発展したのです。
レイヤーですがレイヤー目線からすると、万博に関係ないキャラでコスして万博に行くのはキャラの知名度+万博パワーを借りて、知名度を上げる目的にしか感じない(キャラ愛を感じない)故に個人の感想ですが好きではないです。
万博にゆかりあるキャラなら炎上しないかと
単純に世間と解釈不一致 https://t.co/GRY5nTQ7Yy— メガネモチノウオ🐠 (@MNiithu) April 25, 2025

コスプレ来場で指摘れた問題点
『EXPO 2025 大阪・関西万博』での “コスプレ来場” に対し、SNSなどで懸念の声が上がったおもな理由は、”運営上の支障” と “著作権侵害” の問題です。
派手な衣装や顔を覆う仮装が他の来場者に不安感を与えたり、”混雑やトラブルの原因” になる可能性があったりするため、安全管理の観点から運営側が警戒しているほか、人気アニメやゲームのキャラクターを無許可で模倣することは “著作権の侵害” にあたるのでは…という指摘があったんですね。
ほんとコスプレ云々言って批判する人はただ嫌いなだけなんだろうな
そもそも版権がー
製作者さんに迷惑・許可がーとかいまさら言う?案件やろ
コスプレするイベント会場でやれ!
って人もいたけども次の土日にコスプレステージってのがあるんだよなぁhttps://t.co/0QNPnzNLeN https://t.co/zkXY7bBJUc pic.twitter.com/hv1qf0UpmO— ネコ長老@やまだ FF14がる鯖 (@nekorusya) April 25, 2025

万博公式のコスプレイベントでも賛否両論
“コスプレ来場” を巡っては、鹿乃つのさんの投稿がプチ炎上した翌日、2025年4月26・27日に、大阪万博会場内で行われた “万博公式イベント” 『Japan Expo Paris in Osaka 2025』でも、賛否両論の声があがりました。
「著作権違反を世界に発信してしまうのでは?」「原作に迷惑では?」などと指摘する人もいる一方、”コスプレ文化は日本発のポップカルチャー” として世界中で人気があり、表現の1つとして歓迎する声もあります。
なんでこの引用をした上でこの人を褒めること以外の意図を持たせる投稿をするかなあ。
Japan Expo Paris in Osakaには版権者のコスプレをしてるレイヤーもいるんだぞ?
オリジナルとわざわざ強調してるのも炎上回避だし、この方も大変だね。 https://t.co/nLM0UPJtG4
— しまむらいだー (@yukkurishimamu) April 29, 2025
コスプレに関しては、ルールを守り、他の来場者の迷惑にならないように配慮しているコスプレイヤーさんがいる一方で、着替えのためにトイレを長時間占有したり、撮影映えするスポットで長時間撮影したりする、マナーの悪いコスプレイヤーさんの行動が報告されることもあります。
今回の大阪万博では、まだ、コスプレイヤーさんのマナーの悪さで炎上するという事態には発展していないので、コスプレ来場が禁止される予定はないですが、今後コスプレ来場をする人たちのマナー次第では、「万博会場のコスプレは禁止すべき」という声が増えるかもしれません。
大阪万博へコスプレでの来場を検討している人は、”マナーやルールを守って楽しむ” ことを意識する必要があるでしょう。

大阪万博のコスプレ規約内容
『EXPO 2025 大阪・関西万博』を主催する “日本国際覧会協会” は、コスプレ入場についてルールを課しています。
公式の規約には、コスプレ禁止ととれる表現はなく、インターネット上に公開されている EXPO 2025 公式サイトの『よくあるご質問 ページ』でも、「Q. コスプレまたは仮装をしての入場は可能ですか。」という問いに、「A. 持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能」と記載されています。
(出典:EXPO 2025)
上記の通り、『EXPO 2025 大阪・関西万博』では、”コスプレ禁止” という規約はないものの、下記の場合は、入場を断られる可能性があるので、注意してください。
< EXPO2025 大阪万博のコスプレに関しての禁止事項 >
⚫︎ 公序良俗に反する服装や周囲に不安感・恐怖感を与える衣装、平穏を乱す行為は禁止
⚫︎ 顔の大半を覆うマスクも状況により入場を断られる場合あり
また、大阪万博の会場内に “着替え場所はなく、トイレでの更衣は禁止” されている点にも注意しましょう。

マナーを守って、コスプレを楽しもう!
このように、『EXPO 2025 大阪・関西万博』に “コスプレ禁止” という規約はありません。
ただ、”公序良俗に反する服装” や “周囲に不安感・恐怖感を与える衣装”、”顔の大半を覆うマスク” などで来場した場合は、入場できない可能性があるほか、トイレでの着替え禁止などのルールが存在します。
ただ、コスプレをする人たちのマナーの悪さが問題になると、今後、厳しい規約が作られるかもしれません。
コスプレは日本発の文化として世界に広がり、表現の自由として支持される一方で、場に応じた配慮やマナーが求められます。
これからコスプレをして万博に行く予定の人は、マナーに気をつけた行動を心がけて楽しむようにしてください。