落合陽一 大阪万博パビリオン「null2(ヌルヌル)」とは?見どころ・予約は必要?
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2025年4月13日に、いよいよ開幕した『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』。
2025年大阪万博のテーマは、”いのち輝く未来社会のデザイン” で、165の国や地域、国際機関によるパビリオンやイベントが出展しています。
そのなかの1つに、”いのち” をテーマとして、”8人の著名人プロデューサー” が手がける『シグネチャーパビリオン』があります。
この記事では、『シグネチャーパビリオン』の中でも、とくに人気が高く・評判の良い落合陽一氏プロデュースの『null2(ヌルヌル)』の見どころ、予約の必要の有無などについてお伝えします!

「null2(ヌルヌル)」とは?
(出典:null2)
『null2(ヌルヌル)』とは、メディアアーティスト、起業家、筑波大学図書館情報メディア系の准教授としても知られる、落合陽一氏がプロデュースする、EXPO2025 大阪・関西万博内のパビリオンです。
“8人の著名人プロデューサー” が手がける『シグネチャーパビリオン』の中にあり、「美術館・博物館として便利なものは作っても意味がない。それを作るなら万博でやる必要はない。」といった考えのもと、革新的なパビリオンが制作されました。
“null(ヌル)” は、プログラミング用語で「何もない」ことを指すのですが、パビリオンの建物外側が、樹脂と金属の合成物の膜でできた “鏡” になっていて、”ヌルヌル動く構造になっている” ことも名前の由来になっています。
シグネチャーパビリオンのひとつ落合陽一プロデュース「null²(ヌルヌル)」
なんと言っても全て鏡の異彩を放つ外観!しかも表面の一部が微妙に揺らいでいる
アプリで自分のアバターを生成し登録すると観覧者のアバターが現れ会話する
予約なしで外から観覧することもできる#EXPO2025 pic.twitter.com/SMmxBfQUEe
— akaishi (@akaishitaizo) April 16, 2025

補足:落合陽一(おちあいよういち)氏とは?
(出典:ワタナベエンターテインメント)
EXPO2025 大阪・関西万博、注目のパビリオン『null2(ヌルヌル)』をプロデュースした “落合陽一氏” は、1987年東京生まれの “メディアアーティスト” です。
2010年ごろから作家活動を始めた落合陽一氏は、”境界領域における物化” や “変換”、”質量への憧憬” をテーマとしてさまざまな作品を発表しているほか、日本の有名国立大学である、筑波大学准教授として、研究者の一面も持っています。
メディアアーティスト・大学准教授としての活動以外にも、ベンチャー企業の経営者や、一般社団法人の代表、政府有識者会議の委員などを歴任するなど多彩な人物で、2025年の大阪万博では、”テーマ事業プロデューサー” を務めています。
さようなら👋 pic.twitter.com/fr9Jh50lK1
— 落合陽一 Yoichi OCHIAI (@ochyai) April 24, 2025
『null2(ヌルヌル)』は、”デジタルネイチャー・と自然が融合した世界” がどのようになり、人間はどのように変化するのかということをテーマとしたパビリオン。
幻想的な外観が美しいだけでなく、中に入るとさらに不思議な体験が待っていると評判です。

「null2(ヌルヌル)」の見どころ
(出典:null2)
『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』の数あるパビリオンの中でも、とくに人気・注目を集めていると言って過言ではない『null2(ヌルヌル)』。
null2(ヌルヌル)の見どころは、なんといってもパビリオンを覆う “鏡面状の壁” です。
外壁だけでなく、パビリオン内も壁面全面に鏡面状のうごめく膜材を採用しているので、美しい鏡面が「ヌルヌル」と独特な動きを見せるしかけとなっています。
パビリオンの鏡が、伸びる・縮む・動く…という、ほかでは見られない建築物です。
古来の日本人が、銅鏡などの鏡を大切にしてきた歴史があることが、パビリオンのアイデアの発端としてあるそうで、”リアルとデジタルの世界が交じり合った不思議な空間” を楽しめます。
落合陽一の #null2
5日前言ってた3つのモード
①対話モード(予約)
②対話モード(整理券)
③インスタレーションモード(整理券)
があって混乱。
こういうこと?
① 靴脱いで一番内部に入る
② ①を外から見る
③ ②の変形。内部に人が入ってない
最近①と②が統合#大阪・関西万博 pic.twitter.com/YCYZHzC4am— sahisa (@nekokobasiri) April 24, 2025
また、”デジタルと自然が融合する世界” を表現していることも見どころの1つで、『null2(ヌルヌル)』の中では、”来場者に似たデジタルヒューマンと会話する” という体験ができます。
来場者の中から選ばれた代表者の “3Dモデル” をその場で作り、声と基礎情報を学習させて作られた “来場者そっくりのAI” が質問に答える…という、なんとも近未来的な体験ができるんですね!
生成AIの最新技術が活用された、2025年の大阪万博にふさわしい内容で、「AIのこれからについて、より具体的に考えるきっかけになるのでは」と落合陽一氏は示唆しています。
最新のAI技術や、デジタルアートに触れられる機会は、万博ならではの体験になるでしょう。
気になった人は、ぜひ、落合陽一氏プロデュースで話題の『null2(ヌルヌル)』に行ってみてください!

「null2(ヌルヌル)」には予約が必要?
(出典:EXPO 2025)
落合陽一氏がプロデュースするパビリオン『null2(ヌルヌル)』を訪れるには、事前予約が必要です。
土日を中心に、すでに事前予約の枠がいっぱいになっているところも多く、”即完売” といった状態が続いているとの情報もあります。
当日整理券も配布されるので、事前予約ができなかった場合には当日券を狙うことも1つの方法ですが、万博に行く日が決まったら、できるだけ早めに “パビリオン抽選を申し込む” のがおすすめです。
なお、『null2(ヌルヌル)』の外部に設置された “茶室” に関しては、予約なしで利用できるので、もし抽選に外れてしまったら、『null2(ヌルヌル)』の “外観” と “茶室” を楽しみに行くのも良いでしょう。
※ 大阪万博のチケット購入方法に関しては、下記記事を参考にしてみてください。

落合陽一氏プロデュース「null2(ヌルヌル)」を見に行こう!
このように、生成AIの最新技術が活用された、落合陽一氏プロデュースの『null2(ヌルヌル)』は、ヌルヌルと不思議な動きを見せる “鏡の世界” や、AIとの対話など、2025年の大阪万博にふさわしい内容のパビリオンです。
見る者を圧倒する独特で神秘的な外観は、SNS映えも抜群で、万博に行った人からは「null2良かった!」「null2に行ってみて」と高評価の口コミが多数投稿されています。
鏡張りの壁が “ヌルヌル” と動く様子を、ぜひ見に行ってみてください!