マクドナルド新CMで話題!LUNA CHEE(るなちー)の豪華メンバーとロックレジェンドLUNA SEAの魅力
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マクドナルドの新CMで突如として現れた「LUNA CHEE(るなちー)」が、大きな話題を呼んでいます。伝説のロックバンド「LUNA SEA」の名曲をオマージュしたこのバンドには、人気俳優から現役のヴィジュアル系バンドメンバーまで、豪華な顔ぶれが揃っています。一体LUNA CHEEとは何なのか、その魅力と新商品、そして背景にあるLUNA SEAの歴史について詳しくご紹介しましょう。
LUNA CHEE(るなちー)とは?豪華メンバーとCMの全貌
(出典:日本マクドナルドホールディングス)
LUNA CHEEは、日本マクドナルドの新TVCM「チーチーダブチ/てりやき『LUNA CHEE』篇」のために結成された、LUNA SEA公認のコピーバンドです。このCMは2025年8月19日から放映されています。
LUNA CHEEのメンバーは以下の通りです:
- Vo. 加藤清史郎
- Gt. HARUTO (LUNA RIVER)
- Gt. HIROTO (Alice Nine.)
- Ba. ユエ (キズ)
- Dr. 響 (摩天楼オペラ)
CM楽曲では、LUNA SEAの代表曲「ROSIER」の替え歌が使用されており、その歌唱はものまねタレントのたむたむさんが担当しています。加藤清史郎さんは映像内でボーカリストとしてパフォーマンスを披露しています。
2025年8月21日完全版が公開されました。
マクドナルドの新メニュー「チーチー」バーガーの魅力
(出典:日本マクドナルドホールディングス)
LUNA CHEEのCMで宣伝されているのは、期間限定で登場するマクドナルドの新商品です。
- チーズチーズダブルチーズバーガー
- チーズチーズてりやきマックバーガー
- チーチーダブチソーセージマフィン(朝マック限定)
これらの商品は、ホワイトチェダーチーズとチェダーチーズの2種類のとろけるチーズが加えられた贅沢な味わいが特徴です。販売期間は2025年8月20日(水)から9月2日(火)までの2週間限定で、全国のマクドナルド店舗(一部を除く)で提供されています。
日本ロック界のレジェンド「LUNA SEA」の歴史と影響
(出典:PR TIMES)
LUNA CHEEの「本家」であるLUNA SEA(ルナシー)は、1989年に結成された日本の5人組ロックバンドです。1992年にメジャーデビューを果たし、2000年に一度「終幕(解散)」を宣言しましたが、2010年に「REBOOT(再起動)」と称して活動を再開しました。
LUNA SEAのメンバーは、ボーカルのRYUICHIさん、ギターとヴァイオリン担当のSUGIZOさん、ギターのINORANさん、ベースのJさん、ドラムの真矢さんです。彼らのファンは「SLAVE(スレイヴ)」と呼ばれ、バンドの6番目のメンバーとして認識されています。
バンドは、楽曲制作においてメンバー全員が作詞・作曲に参加し、ジャム・セッションで作り上げていく手法を取っています。LUNA SEAには明確なリーダーが存在せず、Jさんは「全員が局面局面でイニシアチブを取れるから、責任を押し付けるようなリーダーはいらない」と語っています。
1997年にはメンバーそれぞれがソロ活動を開始し、RYUICHIさんは本名の河村隆一名義でソロ活動を行い、アルバム『Love』が約300万枚の売り上げを記録するなど、ソロシンガーとしての地位を確立しました。
近年では、結成35周年を記念した全国ツアー「LUNA SEA 35th ANNIVERSARY TOUR 2024 ERA TO ERA」を開催しており、過去のアルバムツアーを再現する試みも行っています。2025年にはGLAYとの対バンライブ「The Millennium Eve 2025」や、自身が主催するロックフェス「10th Anniversary LUNATIC FEST. 2025」を幕張メッセで開催する予定です。
「ROSIER」:LUNA SEAを象徴する名曲
CM楽曲に採用された「ROSIER」は、1994年7月21日に発売されたLUNA SEAの3枚目のシングルです。この曲はベースのJさんが原曲を手がけました。
特に注目されるのは、間奏部分の英詞です。これはJさんが自分自身に向けて書いた「遺書」であると語られています。ライブでは、Jさんがベースを弾きながらこの英詞を朗読した後、「行くぞ、○○(会場名)!」と叫びながらマイクスタンドを後方へ投げ飛ばすパフォーマンスが定番となっています。
「ROSIER」のミュージックビデオは、1994年の第36回日本レコード大賞で最優秀プロモーションビデオ賞に選ばれるなど、その芸術性も高く評価されています。
LUNA CHEEのボーカル:加藤清史郎さんの新たな挑戦
(出典:日本マクドナルドホールディングス)
LUNA CHEEのボーカルとしてCM映像に登場する加藤清史郎さんは、2001年8月4日生まれの俳優、歌手、タレントです。かつて「こども店長」として広く知られ、その愛らしい姿で人気を博しました。
歌やジャズダンス、アクション、水泳、スキー、スノーボーディングなど多才な特技を持ちます。今回のCM撮影では、LUNA SEAのボーカルRYUICHIさんのMVでの動きや歌い方を徹底的に研究し、「今までのイメージと違いすぎるなぁ…」「このボクもアリかも」と自身の新たな一面に挑戦しました。将来はドラムにも憧れがあることを語っています。
歌声の立役者:ものまねタレントたむたむさん
LUNA CHEEのCM楽曲「ROSIER」の替え歌を歌唱しているのは、ものまねタレントのたむたむさんです。彼は1985年6月7日生まれ、長野県出身で、ホリプロコムに所属しています。
たむたむさんは、LUNA SEAのボーカルRYUICHIさんのものまねを中心に活動しており、その歌唱力は本家のRYUICHIさんからもお墨付きをもらっています。CMのレコーディング時には、RYUICHIさんがサプライズで登場し、たむたむさんへ直接歌唱指導を行う貴重な一幕もありました。たむたむさんはギター、ベース、ピアノも得意とし、作詞作曲も手掛ける多才な人物です。
LUNA CHEEを支える現役ヴィジュアル系バンドメンバー
LUNA CHEEには、ヴィジュアル系シーンの最前線で活躍するバンドのメンバーたちが集結しています。
Gt. HARUTO (LUNA RIVER)
HARUTOさんはHARUTOさんが中心となって結成したLUNA SEAのコピーバンド「LUNA RIVER」のメンバーです。LUNA RIVERは、HARUTO(ボーカル、ギター)、たむたむ(ベース)、YOUSAY(ドラム)、高田メタル(ギター)、晴(キーボード)で構成されています。バンド名には「RIVER(川)はいつかSEA(海)に繋がる」という意味が込められています。
Gt. HIROTO (Alice Nine.)
HIROTOさんが所属する「アリス九號.」は、2004年に結成された日本のロックバンドで、オルタナティヴ・ロック、ポップ・ロック、プログレッシブ・ロック、ハードロック、EDMなど幅広いジャンルの音楽を展開してきました。彼らもまた、X JAPANやLUNA SEAに影響を受けてバンド活動を始めたと語っています。アリス九號.は2023年9月3日をもって無期限の活動“凍結”を発表していますが、HIROTOさん自身はソロ活動やサポート活動を続けています。
Ba. ユエ (キズ)
ユエさんが所属する「キズ」は、ボーカルの来夢さん、ギターのreikiさん、ベースのユエさん、ドラムのきょうのすけさんの4人組ヴィジュアル系バンドで、2017年3月に正式に活動を開始しました。キズは2025年9月には「イナズマロック フェス 2025」に出演予定であるなど、精力的に活動を続けています。
Dr. 響 (摩天楼オペラ)
響さんが所属する「摩天楼オペラ」は、2007年春に結成された日本のヴィジュアル系パワーメタルバンドです。響さんは2019年に正式メンバーとして加入し、同年2月には摩天楼オペラのアルバム『Human Dignity』でメジャーデビューを果たしました。彼はX JAPANのYOSHIKIに影響を受け、高速ドラミングを得意としています。摩天楼オペラ以外にも、L’Arc〜en〜Cielのトリビュートバンド「Like-an-Angel」やBREAKERZなど、様々なアーティストのライブやレコーディングに参加しており、YouTubeでのドラムカバー動画も人気を集めています。
音楽業界に新たな光を!LUNA CHEEが示す未来
LUNA CHEEの登場は、単なるCM出演に留まらない、日本の音楽シーン、特にヴィジュアル系シーンにとって新たな可能性を示すものと言えるでしょう。
かつて一時代を築いたヴィジュアル系は、全盛期に比べるとメディア露出が減少し、市場が縮小している傾向が見られます。しかし、今回のLUNA CHEEのような大型商業CMでのタイアップは、ヴィジュアル系音楽やそのカルチャーに再び注目を集める素晴らしい機会となります。CMという広範なメディアを通じて、普段ヴィジュアル系に触れることのない層にもその魅力を届けることができます。
また、LUNA CHEEのメンバーには、HIROTOさん(アリス九號.)、ユエさん(キズ)、響さん(摩天楼オペラ)といった現役で精力的に活動しているヴィジュアル系バンドのメンバーが参加しています。これは、彼らが所属するバンドの存在をより多くの人に知ってもらう絶好のきっかけになったと言えるでしょう。彼らの卓越した演奏技術やヴィジュアル系ならではの表現力が、CMを通じて多くの視聴者に届けられ、新たなファン層の獲得に繋がる可能性を秘めています。
近年、若者を中心にバンドを組む人が減少しているという声も聞かれますが、このような注目度の高い企画は、「バンドってカッコいい」「音楽をやるって面白い」というメッセージを社会全体に発信し、バンド文化そのものに再び光を当てる良い機会にもなります。LUNA CHEEは、ロックレジェンドへのリスペクトと、現代のエンターテイメントが融合した、革新的なプロジェクトとして、今後の音楽シーンに大きな影響を与えるかもしれません。