ZTEとは?どこの国の会社?読み方は?ファーウェイとの違いは何?
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最近、スマホやルーターの製造元として、目にする機会が増えてきた『ZTE(中興通訊/ゼットティーイー)』。
日本人にとって聞き馴染みのないメーカーですが、中国では、”HUAWEI(華為技術/ファーウェイ)” とともに、中国を代表する通信機器の “2大メーカー” として知られています。
今回は、ZTE(ゼットティーイー)とはどこの国の会社なのかや、同じ中国のメーカー “HUAWEI(ファーウェイ)” との違いなどについてお伝えします。

ZTEとは? どこの国の会社? 読み方は?
『ZTE(中興通訊/ゼットティーイー)』とは、1985年に中国・深圳市に設立された “電気通信メーカー” です。
通信設備や通信端末の開発・生産がおもな事業内容で、”スマートフォン” や “Wi-Fiルーター” をメインに製造しています。
日本人にとって聞き馴染みのないメーカーですが、中国内では、”スマートフォンのなかで最も知名度が高いブランド” として有名です。

ZTEの読み方は?
『ZTE』の中国以外の国での読み方は、「ゼットティーイー」です。
中国名は、”中興通訊” と書いて「チョンシントンシュ(拼音: Zhōngxīng tōngxùn)」と読みます。
まれに日本でも、中国名の “中興通訊” にちなんで、「ちゅうこうつうしん」と読む場合がいますが、ZTE表記が一般的で、「ゼットティーイー」と呼ぶことが大半です。

ZTEとHUAWEIの違い
『ZTE(ゼットティーイー)』と『HUAWEI(ファーウェイ)』は、どちらも中国の大手通信メーカーですが、下記の点で違いがあります。
違い1. 販売製品の種類
『ZTE』と『HUAWEI』のいちばんの違いは、”販売製品の種類” です。
ZTEが製造している製品は、おもに、”スマートフォン” や “Wi-Fiルーター” ですが、HUAWEI(ファーウェイ)は、スマホ以外にも、PCやタブレット、腕時計など、幅広く製造しています。
ただ、ZTEが製造技術で劣っているわけではなく、ZTEは子ども向け “キッズフォン” を販売するなど、スマホやルーターの製造に特化している状況です。
(出典:ZTE)
ZTEのキッズフォンは、1.5mの高さから落としても耐えられる “高い耐久性” や、雨に濡れても大丈夫な “防水機能” 、”大容量バッテリー” など、使いやすさで知られています。
改札でタッチすることで、子どものいる駅名や位置情報が分かる “タッチでメール” 機能や、各種 “あんしん機能” も搭載されているので、スマートフォンの製造メーカーとしては、高い技術力があることがわかります。

違い2. ターゲット層
『ZTE』と『HUAWEI』の違いとして、”ターゲット層も違う” と言われています。
ZTEは、キッズフォンを製造するなど、ファミリー層向けの商品を展開しているのに対し、HUAWEIは、スマートフォンやPC・タブレットなど、ビジネス利用者層向けや学生など若年層向けの商品展開に力を入れている傾向があります。
両者は同じ中国のメーカーですが、それぞれに注力している領域や、ターゲットに違いがあるんですね。

ZTEのホームルーターも人気!
なお、近年、日本でZTEの製品で人気なのが、コンセントに挿すだけでインターネットが使えるようになる、”ホームルーター” です。
ZTEが日本で販売しているルーターとして最も有名なのが、au や UQ などが提供する『WiMAX+5G』で取り扱われている『Speed Wi-Fi HOME 5G L13』というホームルーターです。
『Speed Wi-Fi HOME 5G L13』は、”下り最大 4.2Gbps” という光回線級の高速通信が可能なルーターで、有線LANポートも2口あるほか、同時接続可能台数も “32台” と、家族で使いやすいルーターとして知られています。
『WiMAX+5G』で取り扱われていたホームルータの前モデル『HOME L12』は、NEC製だったので、『HOME L13』の発売当初は「知らないメーカーだけど大丈夫?」「中国のメーカー製だから、性能が劣るのでは?」など、性能を心配する声も上がっていました。
でも、『HOME L13』を実際に利用したユーザーからの評判が良かったので、現在は、ZTE製であることをネガティブに評価する口コミなどは、ほとんどなく、多くの人が利用している状況です。
おうちのルーター選びで悩んでいた人は、ぜひ一度、チェックしてみてはいかがでしょうか。
ZTE製:Speed Wi-Fi HOME 5G L13
ホームルーター『Speed Wi-Fi HOME 5G L13』の情報を紹介します。
Speed Wi-Fi HOME 5G L13の基本スペック
端末名 | Speed Wi-Fi HOME 5G L13 ZTR02 |
最大通信速度 | 下り最大 4.2Gbps/ 上り最大 286Mbps ※1 |
カラー | ホワイト |
サイズ/重量 | 約W100×H207×D100mm/約635g |
対応通信規格 | 5G/4G LTE/ WiMAX2+ |
Wi-Fi規格 | 2.4GHz:IEEE802.11b/g/n/ax 5GHz:IEEE802.11a/n/ac/ax |
同時接続可能台数 | Wi-Fi:32台 有線LAN:2台 |
同梱品 | ACアダプタ 取扱説明書/保証書 |
(※1) 3.9Gbpsは一部エリアの提供。実際の速度や連続通信可能時間は、利用環境や利用状況により異なる。
5G SA対応ですが、5G SAは一部エリアで提供。

ZTEは通信端末に特化した、大手メーカー
このように、日本ではまだ馴染みの薄い『ZTE(中興通訊/ゼットティーイー)』ですが、中国ではHUAWEI(ファーウェイ)とともに、”通信機器の2大メーカー” として知られ、多くのスマートフォン・Wi-Fiルーターを製造・販売しているメーカーです。
ほかのメーカーに比べ、安価な場合もあり、性能に不安を感じる人もいるかもしれないですが、1985年の創業以降、着実に実績を重ねてきた企業なので、気になった人は、一度利用を検討してみてはいかがでしょうか。
なお、先述の WiMAX+5G で提供している ZTE製ホームルーター『Speed Wi-Fi HOME 5G L13』の契約を検討中なら、月額3,000円台で月間データ容量無制限でインターネットが使えて、端末代金27,720円も無料でOKの『売り切れごめんWi-Fi』がおすすめです。
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