ずんだもんとは?読み上げサイト?使い方や性別、語尾
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「僕ずんだもんなのだ」のフレーズで人気の『ずんだもん』。
YouTubeやニコニコ動画、Twitchなどでよく聞く可愛らしい声のキャラクターですが、中には「ずんだもんって何者?」と気になる人もいるでしょう。
そこで今回は、『ずんだもん』とはどんなキャラクターなのか、読み上げサイトなのか、使い方や性別などをお伝えします。
「ずんだもん」とは?
(出典:東北ずん子・ずんだもんプロジェクト)
『ずんだもん』とは、宮崎県仙台市に本社がある SSS合同会社 が作成した “東北地方のマスコットキャラクター” です。
元々は東日本大震災の復興を目的に、2011年『東北ずん子』の名前でずんだ餅をモチーフにしたキャラクターが作られたのが起源と言われています。
『東北ずん子』が発表された当初は、ずんだの妖精として”ずんだアロー”と呼ばれる弓を持ち、人間に変身できるマスコットキャラクターとして知られていました。
ずんだもんですが、ずん子の持っているずんだアローが変身した姿です (〃ゝ∇・)ゞ
ずんだアローはずん子の最初のイラストからあるのでなかなかの歴史です∑(。・Д・。) pic.twitter.com/T6SEaZ2su5— 東北ずん子🫛ずんだもん🫛公式 (@t_zunko) February 9, 2022
そして現在は、YouTubeやニコニコ動画、Twitchなどの動画配信プラットフォームで起用されるようになっています。
2021年6月からは現在知名度の高い人間の姿で定着し、数多くのプラットフォームで『ずんだもん』の声を聞くシーンが多くなりました。
「ずんだもん」の声優は誰?(CV)
『ずんだもん』の声優(CV)は、『真夜中ぱんチ』の苺子を担当している “伊藤ゆいなさん” が担当しています。
「ずんだもん」はなぜ人気? 人気になった理由
東北の1キャラクターだった『ずんだもん』がここまで人気になったのは、商用・非商用問わず無料で利用できる ”VOICEVOX” の影響がおもな要因だと言えます。
”VOICEVOX” とは、AI(人工知能)を活用した “テキストを入力するだけで自然な音声合成を行うことができるソフトウェア” です。
ゲーム実況をしたい人など、音声合成ソフトの需要が高まる中、”無料” で使えるVOICEVOXの人気が高まり、『ずんだもん』の声を聞くシーンが増えました。
多くの音声合成ソフトは有料で、中には、商用利用に許諾が必要なソフトもあるので、『ずんだもん』が人気を得たのは必然とも言えるかもしれません。
人間の姿になる前の『ずんだもん』は、ほぼ無名であったものの、2021年6月に人間の姿が公表され、見た目の可愛らしさから、より知名度も上がりました。
「ネット流行語100」にノミネートも!
『ずんだもん』の人気は、2022年の「ネット流行語100」の年間大賞で全ランキング7位にランクインするだけでなく、ニコニコ賞としてあげられるほどに拡大しました。
YouTube や Twitch のライブ配信プラットフォームでも、広告や投げ銭のような “非商用利用” と定められた範囲では、問い合わせなしで利用できる点も人気の理由です。
「ずんだもん」を読み上げできるサイト
『ずんだもん』の声を読み上げする代表的なサイトは ”VOICEVOX” です。
Windows・Macのどちらにも対応していて、商用・非商用問わず無料で利用できます。ソフトをダウンロードするだけで簡単に利用できるのが魅力です。
(出典:VOICE VOX)
「このテキストだと、どう読み上げてくれるの?」と気になった人は、非公式サイトである ”WEB版VOICEVOX” もおすすめです。
iPhoneやAndroidのスマホアプリに対応した『ずんだもん』の読み上げアプリもあるので、スマホから利用したい人は、アプリを使ってみるのも良いでしょう。
> AppStore「ずんだもん」アプリダウンロードページはこちら(iPhone用)
>GooglePlayストア「ずんだもん」アプリダウンロードページはこちら(Android用)
「ずんだもん」の使い方
ここからは、『ずんだもん』の使い方を紹介します。
今回は、『ずんだもん』の声が使える代表的なサイトである ”VOICEVOX” での使い方を紹介するので、活用の参考にしてください。
基本操作
『ずんだもん』の声で読み上げてくれるサイトである ”VOICEVOX”公式サイト にアクセス。
「ダウンロードボタン」をクリックします。
※ ダウンロードするときは、下記のポイントに注意しながらダウンロードしてください。
● 発行元が「Kazuyuki Hiroshiba」になっているか
● 対応モードが環境に適した音声合成エンジンであるか(MacはGPUに非対応)
利用規約に同意後、数多くいるキャラクターの中から『ずんだもん』を選択します。
あとは、”読み上げてもらいたいテキストを入力” すれば『ずんだもん』の声で読み上げてくれます。
とっても簡単ですよね!
応用編
なお、”VOICEVOX” では、キャラクターの変更やアクセントの変更なども可能です。
たとえば、話すスピードや抑揚などが変えられます。
配信者(ストリーマー)にとって嬉しい ”コメント読み上げ” に『ずんだもん』を起用することもできるので、配信のコメント読み上げに『ずんだもん』を活用したい人は、別途、”棒読みちゃん” をダウンロードし、連携ソフトである ”SAPI For VOICEVOX” をインストールして利用してみてください。
”棒読みちゃん” と ”VOICEVOX” を ”SAPI For VOICEVOX” で連携させて配信するには、”VOICEVOX” と ”棒読みちゃん” と ”コメビュ” のすべてを立ち上げなければいけません。
”CastCraft” であれば、”棒読みちゃん” と ”VOICEVOX” を同時に立ち上げられるので、おすすめです。
「ずんだもん」の性別
なお、『ずんだもん』の声を聞くと、人によっては中性的な声にも聞こえるため、性別が気になる人もいるでしょう。
公式によると、性別の設定は ”女の子” であると公表されています。
ずんだもんは公式では女の子ですが、男の子で(男の娘でも)話を進めていただいても自由なので(◍•ᴗ•◍)そこは2次創作として楽しく遊んでください(*ゝω・)ノ
— 東北ずん子🫛ずんだもん🫛公式 (@t_zunko) August 10, 2021
ただ、2次創作についても寛容で、「男の子」設定でもOKとのこと。
年齢の概念も「なし」とされているので、自由な創作に役立てると良いでしょう。
「なのだ」の語尾で人気のずんだもんを活用してみよう!
『ずんだもん』と言えば、「僕はずんだもんなのだ」というフレーズで有名です。
一人称は ”僕”、語尾が ”〜〜なのだ” とつけて喋るのが特徴的なキャラクターで、可愛らしい見た目、声質からは想像できないボカロ曲『のだ』もあるほどです。
『ずんだもん』を起用できるシーンは、無限大だと言えるでしょう。
『ずんだもん』は、ありがたいことに、基本的に無料で利用できるので、しっかりと利用規約を確認したうえで使ってみてください。
> AppStore「ずんだもん」アプリダウンロードページはこちら(iPhone用)
>GooglePlayストア「ずんだもん」アプリダウンロードページはこちら(Android用)