「3日で10GB」はどれくらい使える?WiMAX制限の特徴や注意点を紹介

3日で10Gどれくらい

モバイル型Wi-Fiの中で、高い人気を得ているWiMAX。

事実、サービス開始から10年で契約数は3,000万件を突破しています。

WiMAX契約台数

UQコミュニケーションズの資料を基に筆者が作成(第1四半期の契約者数)

※UQモバイルとの合算(UQモバイルの契約数は2020年で約200万件)

ただ、WiMAXには「3日で10GB」という上限があり、どれくらいインターネットが楽しめるのかわかりにくいですよね。

そこで今回は、現役WiMAXユーザーの筆者が「10GB」でできることの目安をご紹介します。

※ 最新のWiMAXサービス「WiMAX+5G」では「3日で10GB」という容量制限がなしになりました。混線回避のため、混雑時間帯に速度制限がかかることはありますが、かなり緩和されているので、データ容量を気にせずネットが楽しめると評判です。

WiMAXの3日10GBはどれくらい使える?

WiMAXの3日10GBでできることを、以下にまとめました。

目安 10GB
メールの送受信(文字のみ) 約500KB/1通 約62,000通
LINEのトーク(文字のみ) 約2KB/1回 約5,000,000回
LINEの通話 約18MB/1時間 約550時間
LINEのビデオ通話 約307MB/1時間 約32時間
Zoom 約300MB/1時間 約33時間
Spotifyで音楽再生(高音質) 72MB/1時間 約138時間
YouTubeの視聴(360p 標準画質) 324Mbps/1時間 約30時間
YouTubeの視聴(480p SD画質) 612MB/1時間 約16時間
YouTubeの視聴(720p HD画質) 約1,000MB/1時間 約10時間
YouTubeの視聴(1080p フルHD画質) 約2,000MB/1時間 約5時間
Netflix(標準画質) 約1,000MB/1時間 約10時間

※1,000KB=1MB、1,000Mbps=1GB

 

10GBあれば、標準画質の動画を1日10時間ほど視聴できます。仕事で利用する場合も同じで、Zoomなら1日10時間ほどの利用が可能です。

WiMAXの速度制限について解説

そもそもWiMAXには「3日で10GB」には、以下のような特徴があることから思いのほか不便ではありません。

  1. 制限後の速度は割と速い
  2. 混雑時間帯以外は制限なしで使える
  3. 制限は月末まで続かない

下記から、順番に解説していきます。

WiMAXの特徴①:制限後の速度は割と速い

WiMAXは制限後であっても、1Mbpsまでしか低速化しないからです。

1Mbpsに制限されても、以下のことができます。

  • メールの送受信
  • LINEのトーク/通話
  • SNSの閲覧
  • 地図アプリ・ゲームアプリの利用
  • 標準画質の動画を視聴

他社のモバイルWi-Fiや携帯キャリアの契約では、制限を超過すると128Kbpsまで低速化してしまいます。128Kbpsで快適に利用できるのは、せいぜいLINEのトークやメールぐらいです。

「制限後もある程度はネットを使いたい」という方には、WiMAXが向いています。

WiMAXの特徴②:混雑時間帯以外は制限なしで使える

WiMAXの制限がかかるのは、翌日18:00~翌々日2:00の時間帯だけです。

3日10GBを超過しても、朝や昼の時間帯は通常の速度で利用できます。

3日で10GB

※筆者作成

制限時であっても、朝の通勤・通学時やお昼休憩の時間などは高画質な動画を視聴したり音楽をダウンロードしたりすることも可能です。

「朝や昼の時間帯にネットを使うことが多い」という方にも、WiMAXをおすすめします。

WiMAXの特徴③:制限は月末まで続かない

1日目~3日目で10GBを超過しても、2日~4日目の合計が10GB未満なら5日目は制限が解除されるからです。

WiMAX速度制限

引用:UQ WiMAX公式サイト

一方の他社では、たとえば月間20GBを1日で超過してしまうと、残りの約29日間は128Kbpsで過ごさなければなりません。(チャージができる場合を除いて)

WiMAXは月末まで制限が続くわけではないうえ、3日10GBさえ超過しなければ常に通常の速度で利用することができます。

「月末まで制限されたくない」という方にも、WiMAXが便利です。

ただし、auのLTEが使える「ハイスピードエリアモード」利用時の超過は例外なので、注意しておかなくてはなりません。※詳しくは後述

また、NetflixなどのVODやYouTubeの高画質動画を1日中視聴するような使い方をすると、時間帯によっては制限がかかってしまいます。

どのようにして制限されないようにするのか、以下で説明します。

WiMAXで3日10GBの超過を防止するには

WiMAXのデータ通信量を、こまめに確認することです。

最新のWiMAX端末なら通信量カウンターがあるので、使用したデータ通信量の確認ができます。

デフォルトでは「1日の使用量」になっていることもあるので、「3日間」のデータ使用量を表示するよう設定しておくと便利です。

WiMAXデータ量

※筆者のWiMAX端末を撮影

また、設定したデータ通信量を超過したら通知する機能も備わっているので、目視での確認が面倒な場合は活用すると良いでしょう。

ハイスピードプラスエリアモードの利用には注意が必要

通常のWiMAXとは、大きな違いがあるからです。

【ハイスピードプラスエリアモードのメリットとデメリット】

メリット デメリット
・WiMAX2+エリアより広範囲で利用できる

・地下や建物内でも電波が入る

・月7GBの制限がある

・2年契約なら使用月は1,005円が発生

・超過すると128Kbpsまで速度が低下する

・翌月まで制限は解除されない

・WiMAX2+も128Kbpsが翌月まで続く

特に注意しなければならないのは、月7GBの制限です。

7GBを超過すると、翌月まで128Kbpsに低速化してしまいます。しかも、ハイスピードプラスエリアモードだけでなく、WiMAXまで同じペナルティが課せられてしまうのです。

3年契約なら、無料でハイスピードプラスエリアモードを利用できます。しかし、メリットよりもデメリットの方が大きいことから、筆者は一度も使用したことがありません。

ただし、「WiMAXの電波が入らない場所で、どうしてもインターネットに接続したい」という場面で利用できるという頼もしいオプションではあります。

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