大阪万博の子供が楽しめる遊び場・パビリオン《9選》子供料金はいくら?3歳でも楽しめる?

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電力館 2025大阪関西万博パビリオン

大阪万博子供が楽しめる遊び場子供向けパビリオンどこ?」「子供入場料金はいくら?」「3歳未就学児でも楽しめる?万博子供向けの楽しみ方は?」

2025年4月13日に開幕する、『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』。

開催期間が、2025年4月13日〜10月13日までの “184日間” と長いので、小学生や、幼稚園・保育園の子供を連れて遊びに行こうと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、『EXPO 2025 大阪・関西万博』で子供が楽しめる遊び場・子供向けパビリオンを9つ厳選してお伝えします。

子供料金はいくらかや、3歳・未就学児でも楽しめるか、子供向けの楽しみ方などについても紹介するので、お出かけプランの参考にしてください!

大阪万博の子供が楽しめる遊び場<9選>

最新のおもしろい技術がたくさん紹介される『EXPO 2025 大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)』では、大人向けの展示が多いものの、子供たちが楽しめる遊び場・子供向けパビリオンもたくさんあります。

下記に、大阪万博の子供向けの楽しみ方としておすすめの9つのスポットを紹介しますね!

1. 電力館 可能性のタマゴたち

小学生から、3歳未就学の子どもたちなど、幅広い層におすすめなのが『電力館 可能性のタマゴたち』です。

電力館 可能性のタマゴたち』は、電気事業連合会が提供するパビリオン。

カラフルに光る、かわいい “タマゴ型デバイス” を使ったアクティビティが人気で、子どもたちの好奇心を刺激してくれます。

シンプルな操作で楽しめるように設計させているので、とくに小学校低学年・幼児など、小さな子どもウケが良いと評判です。

核融合・マグマ発電・人工光合成など、未来を切り開く可能性を持つ “29種類エネルギー” について、ゲーム感覚で学ぶことができるので、科学に興味を持ってきた小学校高学年の子どもたちを連れて行くのも良いでしょう。

小学校高学年と小学校低学年など、少し歳の離れた兄弟を連れて行く場合、それぞれに面白いと感じるものがちがうので、どこに行くか困ってしまいがちですが、『電力館 可能性のタマゴたち』は、幼児から大人まで楽しめるので、兄弟みんなが仲良く遊べる場所としてもおすすめです。

休憩スペースや授乳室などもあるので、小さな子ども連れでも安心でしょう。

●正式名称:電力館 可能性のタマゴたち
●見どころポイント:光るタマゴ型デバイス、ゲーム要素を取り入れたエネルギー関連展示
●場所:東ゲートゾーン
●所要時間目安:約45分
●予約必須度:★★★(予約を推奨)

2. GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

EXPO2025 GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

(出典:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION

人気アニメ “ガンダム” をテーマにした『ガンダム パビリオンGUNDAM NEXT FUTURE PAVILION)』には、”関西エリア” で初めてとなる “実物大ガンダム像” が展示されます。

近くでみるとインパクトがあるので、子どもたちにも喜ばれるほか、家族の記念写真を撮るスポットとしてもおすすめです。

館内では、床に搭載された “振動デバイス” が、映像やサウンドに合わせて震えるので、臨場感あるガンダムの映像を楽しむこともでき、小学校高学年の子どもたちはもちろん、大人でも楽しめるのも魅力です。


正式名称:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダム ネクスト フューチャー パビリオン)
見どころポイント:巨大ガンダムの展示や、最新のガンダム関連技術。
場所:西ゲートゾーン
所要時間目安:約90分(1時間半)
予約必須度:★★★★(予約を強く推奨)

3. ガスパビリオン おばけワンダーランド

万博 ガスパビリオン おばけワンダーランド

(出典:ガスパビリオン

ガスパビリオン おばけワンダーランド』は、大阪ガスなどが加盟する “日本ガス協会” が運営するパビリオンです。

かわいいビジュアルのおばけたちが登場するので、子どもたちのテンションが上がること間違いなしですよね!

XRゴーグル をつけて “おばけ” たちの世界を体験できるようになっていて、ゲームをしながらエネルギーについて楽しく学ぶことができます。

カーボンニュートラルやメタンガスなどについても学べるので、小学校中学年・高学年の子どもたちにとっては、”夏休みの自由研究のヒント” を得られる良い経験になるかもしれません。

子どもたちが科学に興味を持つきっかけを演出できるのは、子どもを連れて行く親・保護者としてもうれしいポイントでしょう。

XRゴーグルを利用したプログラムなので、”7歳以上が対象” ですが、年齢制限やそのほかの理由でXRゴーグルの体験ができない人向けに “スマートデバイス” を貸し出してくれるサービスもあるので、6歳以下の小さな子どもを連れていくことも可能です。

ただ、安全確保の観点から、”保護者1名様につき、7歳未満のお子様が2名様以内” とされているので、1人で3名以上の子どもを同伴する予定がある場合は注意してください。


正式名称:ガスパビリオン おばけワンダーランド
見どころポイント:XRゴーグルでの体験、ゲーム要素を含むエネルギーに関する展示
場所:西ゲートゾーン
所要時間目安:約40分
予約必須度:★★★(予約を推奨)

4. モンスターハンター ブリッジ(大阪ヘルスケアパビリオン)

モンスターハンターブリッジ

(出典:CAPCON

国内パビリオン “大阪ヘルスケアパビリオン” のXDホールで体験できる『モンスターハンター ブリッジ』は、今回の万博『EXPO 2025 大阪・関西万博』で最も注目を集めている展示の1つです。

人気ゲーム “モンスターハンター” の世界観を体感できる “体験型コンテンツ” になっていて、専用のARデバイスを装着し、360度シアター、イマーシブサウンド、床振動と、五感で楽しめる仕掛けになっています。

対象年齢は7歳以上となっていて、幼稚園生・保育園生向けではなく、小学生以上が楽しめる展示にはなるのですが、「万博でモンハンのパビリオンに行った!」という経験は、ゲーム好きの子どもたちにとっては、一生の話のたねになるはず。

世界中のゲームファンが注目している展示なので、抽選予約になる可能性が高く、早めの予約がおすすめです!


正式名称:XD HALL モンスターハンターブリッジ(大阪ヘルスケアパビリオン内)
見どころポイント:モンハンの世界観を体験できる
場所:東ゲートゾーン
所要時間目安:約90分(1時間半)
予約必須度:★★★★(予約を強く推奨)

5. 住友館

住友館 万博 expo2025

(出典:PR TIMES

三井住友銀行など住友グループ19社で構成する、住友EXPO2025推進委員会が運営する『住友館』は、社会や環境問題への関心を持ち続けてもらうことを目的にしたパビリオンです。

“森” をテーマにしていて、専用デバイスの “光るランタン” を持ちながら、ランタンから流れてくる声をもとに森を進み、さまざまな “いのちの物語” に出会う体験ができます。

ランタンを特定の場所に置くと、目の前にあるキノコが光ったり、動物が動き始めたりと、子どもたちがわくわくする演出がいっぱいです。

3歳・4歳・5歳など、小学校入学前の小さな子どもから、小学校高学年の子どもまで、幅広い年齢の子どもたちが楽しめる展示になっていて、”植林体験” もできるので、足を運んでみると良いでしょう。


正式名称:住友館
見どころポイントランタンを手に冒険や、植林体験
場所:東ゲートゾーン
所要時間目安:約65分(※ 植林体験をする場合、追加で25分の計1時間半)
予約必須度:★★★(予約を推奨)

6. ノモの国

ノモの国 大阪万博 The Land of NOMO Osaka EXPO 2025

(出典:PR TIMES

パナソニックグループが提供する『ノモの国』は、未来を担う子どもたちの “感性を刺激” することで、”想像する力” を解き放つことを目指して作られた、”体験型のパビリオン” です。

子どもたちを意識した展示内容になっていて、”立体音響システム” や “360°映像システム“、振動や動きなどの刺激を与えることで、皮膚感覚として「実際にモノに触れているような感触」を得られる “ハプティクス技術” などを活用した、五感で楽しめる展示を体感することができます。

ノモの国 パビリオン expo2025 panasonic

巨大な映像を映し出す、幅7 m x 高さ3.5 m の “滝=ミストウォール” を潜り抜ける体験や、直径1.3 mもの映像が天井から目の前に降り注ぐ、ボルテックスリングによる “ミスト演出” などもあるので、子どもたちがワクワクしている姿を見ることができるでしょう。

ベビーカーも館内に持ち込み可能で、小さな子供連れでも楽しめる設計になっているので、とくに小学校低学年や幼児を連れていくスポットとしてもおすすめです。


正式名称:パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
見どころポイント:光・映像・振動・音など、五感で楽しめる演出
場所:東ゲートゾーン
所要時間目安:約60分
予約必須度:★★★(予約を推奨)

7. いのちの遊び場 クラゲ館

いのちの遊び場クラゲ館 万博

(出典:PR TIMES

8名の日本人専門家が手がける “シグネチャーパビリオン” 内にある『いのちの遊び場 クラゲ館』は、”音楽家” で、”科学(Science)技術(Technology)工学(Engineering)芸術(Art)数学(Mathematics)” の5つの分野を統合的に学ぶ “STEAM教育者” でもある、”中島さち子氏” がプロデュースした空間です。

クラゲの動きに合わせて変化する “音楽と光のショー” が見どころで、幼児でも楽しめるような遊び場が広がっています。

子ども向けのワークショップなどが行われる “プレイグラウンドエリア” は、予約なしでも楽しめるので、その日の子どもの機嫌や疲れ具合に合わせて立ち寄れるのがうれしいポイントです。


正式名称:シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」
見どころポイント:音楽と光のショー、世界中のさまざまな楽器に触れられる、子ども向けワークショップ
場所:シグネチャーゾーン
所要時間目安:約40分
予約必須度:★★(プレイグラウンドエリアは予約なしでもOK)

8. 空飛ぶクルマ

次世代の空の移動手段として注目されている『空飛ぶクルマ』は、『EXPO 2025 大阪・関西万博』の目玉の1つ。

乗り物好きな子どもたちの中には、「万博で空飛ぶクルマに乗ってみたい」と言っていた子たちも多いのではないでしょうか。

現状、デモ飛行は中止されるという話もあり、実際に飛行体験ができるかは不明ですが、近くで機体を見るだけでもテンションは上がるはず。

次世代の機体を近くで見るチャンスはなかなかないので、SNSなどで情報をチェックしながら、来場日に機体が展示される情報があれば、足を運んでみると良いでしょう。

空飛ぶクルマ 機体 万博

(出典:EXPO 2025


正式名称:空飛ぶクルマ
見どころポイント:飛行体験(※ 一般客を乗せたデモ飛行があるかは現時点で未定)
場所:エンパワーリングゾーン
所要時間目安:約10分
予約必須度:★★★★(予約を強く推奨 ※ ただし、デモ飛行の有無により変動)

9. SUNTORY PARK CAFE

SUNTORY PARK CAFE 万博 EXPO2025

(出典:SUNTORY

EXPO 2025 大阪・関西万博』で子供が楽しめる遊び場のさいごの9つ目は、『SUNTORY PARK CAFE(サントリー パーク カフェ)』です。

子連れでお出かけするときは、やっぱり、疲れたときに落ち着ける休憩スポットや、お腹が空いたときに立ち寄れるカフェがあると安心ですよね。

SUNTORY PARK CAFE』は、公園をイメージした、ウォーターサイドの明るい内装になっていて、店内に150席が用意されています。

“ホットドッグ” や “天然水のかき氷” など、子どもたちが喜びそうなメニューのほか、ここでしか飲めないオリジナルの “コーヒーBOSS” なども楽しめるので、気軽なランチタイム・おやつタイム・ディナータイムを楽しめるでしょう。

万博 サントリー カフェ メニュー

土日祝日などは混雑が予想されますが、”ハーゲンダッツアイスクリーム” や “まい泉かつサンド” など、”テイクアウトメニュー” もあるので、天気の良い日はテイクアウトして外で食べるのもおすすめです。

万博 サントリー カフェ テイクアウトメニュー


正式名称:ウォータープラザマーケットプレイス西「SUNTORY PARK CAFE」
場所:コネクティングゾーン
営業:10:00~21:00(Lo.20:00)

大阪万博の子供料金はいくら?

なお、『EXPO 2025 大阪・関西万博』では、基本的に “パビリオンの観覧は無料” なので、入場チケットの購入だけで、まるっと1日楽しむことができます。

下記は、大阪万博の入場チケット料金を記載した料金表です。

万博 チケット料金表

(出典:EXPO 2025

万博開催前日まで購入できる “前売りチケット” なのか、万博開催後(4/13〜10/13)に購入する “通常のチケット” なのかによって価格が違うほか、『大人(18歳以上)』か、『中人(12歳〜17歳)』か、『小人(4歳〜11歳)』かという年齢区分により料金が異なっています。

17歳以下” は、子供料金での入場が可能です。

例)6歳の子どもであれば、『小人』料金になるので、いちばん安くて1,000円、いちばん高くても1,800円で万博を1日楽しめます。

通常のテーマパークなどに行くより、大幅に安く、万博ならではの貴重な体験もできるので、コスパ抜群のお出かけスポットだと言えるでしょう。

※ 上記の料金表に含まれない “3歳以下” の子どもに関しては、”入場料無料” で万博会場に入ることができます。

なお、大阪万博の入場チケットにおける “年齢の基準日” は、”2025年4月1日時点” です。

2025年4月1日時点での年齢によって、どのチケットが必要かが決まる” ので、4月1日時点で11歳であれば、8月に誕生日を迎えて12歳になり、9月に万博に行ったとしても、”小人” のチケットで入場できます。

大阪万博は3歳でも楽しめる?

EXPO 2025 大阪・関西万博』では、”3歳以下の子どもは入場料金が無料” になります。

「まだ少し早いかな…」と思いつつ、滅多にない機会なので、小さな子どもを万博に連れて行こうか迷っている人も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、

大阪万博は、3歳以下でも十分楽しめます!

先述の 1. 電力館 可能性のタマゴたち や、6. ノモの国 など、幼児でも楽しめるパビリオンもあるほか、遊具はないものの広々とした広場もあるので、天気の良い日はとくに、ピクニック気分を味わえるのでおすすめです。

大阪府内に住んでいる人は、開幕期間中に何度も入場できる、お得な『複数回パス』を買って、近くの動物園や水族館、公園に行く感覚で楽しむのも良いでしょう。

大阪万博には「無料の休憩所」がいっぱいある

ただ、3歳以下など、小さな子どもを連れて万博に行くときに注意しなくてはいけないのが、”スケジュールを詰め込みすぎない” という点です。

万博には面白いパビリオンがたくさんあるので、ついつい、色々巡りたくなるのですが、小さな子どもを連れてたくさんの展示を見るのは、大変です。

パビリオンの予約時間があるのに、今いる場所から動きたくないと泣かれてしまったり、混雑している列に並ぶのが嫌で走り回ってしまったり…と、楽しい旅行の思い出になるはずが、イライラしてしまう場面が出てくるかもしれません。

とくに、混雑していて待ち時間が多くなる日に、スケジュールをいっぱい詰め込んだプランで行くと、楽しい思い出になるはずが、疲弊した思い出になってしまう可能性があるので、注意してください。

ありがたいことに、『EXPO 2025 大阪・関西万博』には、無料で休憩できるスペース・休憩所がたくさんあります。

大阪万博の子供向けの楽しみ方としては、パビリオンを見るスケジュールを詰め込みすぎないようにして、合間合間で休憩しながらまわるのがおすすめです。

大阪万博で子供と楽しい思い出を!

このように、『EXPO 2025 大阪・関西万博』には、子供が楽しめる遊び場・子供向けパビリオンもたくさんあります。

子供用のトイレ授乳室水飲み場無料の休憩所なども多く配置されていて、台数に限りはあるもののベビーカーレンタルなども行なっているので、ぜひこの機会に訪問を検討してみてください!

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