X Grok 3(グロック3)が期間限定で無料利用可能!使い方は?今までのGorkと何が違う?
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2025年2月17日にX(旧Twitter)のチャット型生成AI機能である『Grok(グロック)』の最新バージョン『Grok 3』が公開されました。
公開に伴い、『Grok 3』の利用が期間限定で無料で利用可能であるとアナウンスされ、気になっていた人も多いのではないでしょうか。
この記事では、『Grok 3』とは何か、これまでのGrok(グロック)との違いや特徴、使い方、活用方法についてお伝えします。

Grok(グロック) とは?
(出典:X)
『Grok(グロック)』とは、X(旧Twitter)の有料会員向け機能の1つである、”チャット型生成AI機能” です。
イーロン・マスク氏が新たに立ち上げた、xAI社 によって、2023年11月にはじめて公開されました。
『Grok(グロック)』は、”あらゆる質問に対して制限なく回答することができるAI” で、既存の対話型AIが答えられないような質問にも答えられる点が特徴です。
ただ回答するだけでなく、ユーザーに対して反抗的な態度を取る場合もあるなど、より人間味のあるAIに仕上がっていると公式サイトでも紹介されています。

Grok 3 とは?
『Grok 3』は、前述したGrokの現時点(2025年2月)における最新バージョンです。
2025年2月17日にリリースされ、前身の Grok 2 と比較して “10倍の計算能力” でトレーニングされています。
『Grok 3』は、OpenAI の GPT-4o や DeepSeek の V3 などの競合モデルを数学、科学、コーディングのテストで上回る性能を持つと報告されています。
このモデルは、X(旧Twitter)と統合されていて、X の Premium+サブスクライバー や xAI の SuperGrokサブスクリプション を通じて利用可能です。
“テキスト” と “画像” の生成能力を備え、複雑な質問に対しても “高度な推論機能” を活用して回答できるようになっているのが特徴です。
「Think」モードや「Big Brain」モードといった複数のモードが存在し、ユーザーは必要な機能を選択して利用することができます。
また、Grok 3 mini という高速応答バージョンも提供されていて、mini は若干の精度低下と引き換えに、”素早い回答” が得られるようになっています。
イーロン・マスクは、Grok 3を「地球上で最も賢いAI」と称し、その高度な推論能力と計算効率を強調しています。
Grok 3 is now the most powerful AI
pic.twitter.com/TQX4AgxZbf— Elon Musk (@elonmusk) February 24, 2025

Grok 3 の利用料金は?無料で使える?
『Grok 3』を利用するには、Xの有料サービスである「X Premium」または「X Premium+」への加入が必要です。
各プランの料金詳細は、下記のとおりです。
<X Premiumプラン>
- 月額料金:1,380円
- 年額料金:14,300円
<X Premium+プラン>
- 月額料金:3,000円
- 年額料金:31,000円
上記のプランに加入することで、『Grok 3』の全機能を利用できます。
ただし、現在は期間限定で無料で使えるようになっています。この無料期間は、イーロンマスク氏曰く「サーバーが落ちるまで」とのこと。
本来は有料プランのみが活用できる機能であるため、無料期間のうちに利用しておきたいですね。

Grok 3 の登録方法・利用方法
Grok 3の利用を開始するには、以下の手順で登録を行ってください。
- Xアカウントへのログイン:既存のXアカウントでログインします。
- プランの選択:「X Premium」または「X Premium+」プランを選択し、サブスクリプションに加入します。
- Grok 3へのアクセス:Xのメニューから「Grok」を選択し、チャット画面にアクセスします。
ただし、前述の通り現在は無料期間中であるため、Xのメニューから「Grok」を選ぶだけですぐに利用が可能です。
Grok 3 の活用方法
次に、『Grok 3』の活用方法・活用例について紹介しておきますね。
活用例1. 最新情報の収集
『Grok 3』は、Xとの連携によって、最新の情報を網羅しています。
最新のニュースや、Xで人気の話題など、知りたい情報をGrokに質問すればすぐに答えてくれるので、情報収集に役立てられるでしょう。
活用例2. X投稿用の文章作成
『Grok(グロック)』は、文章作成にも利用することができます。
Xの投稿文やブログ記事、マーケティング用の文章など様々なライティングをユーザーの代わりに行ってくれますが、とくにXの投稿文作成が得意で、紐づいたXアカウントの投稿傾向を分析してユーザーらしい自然な文章を作成してくれるので、日々のX(旧Twitter)運用に活用するのも便利です。
活用例3. コーディング
『Grok(グロック)』は、プログラミングも可能です。
あまりプログラミングに詳しくなくても、実装したい内容を文章で説明するだけでプログラミング言語に変換してくれます。
網羅している言語の数も多く、プログラミング言語同士の翻訳も可能です。
そのほか、ユーザーが書いたコードのフィードバック、バグの発見などプログラマーにとってのサポート機能も充実しているので、コーディングにかかる時間を短縮したいときや、プログラミングの勉強をしたいときに利用してみると良いでしょう。
Grok 3 を使う際の注意点
Grok 3を利用する際には、以下の点に注意してください。
情報の正確性
AIが提供する情報は必ずしも正確ではない場合があります。特に重要な判断を行う際には、他の情報源と照らし合わせて確認すると安心ですね。
不適切な内容の生成
ユーモアモードでは、カジュアルな表現や不適切な内容が生成される場合があります。
そのため、ビジネスやプライベートなど利用目的に応じて、適切なモードを選択することを意識するのがおすすめです。
セキュリティとプライバシー
個人情報や機密情報を入力する際には、情報の取り扱いに十分注意し、プライバシーを保護するための対策が必須です。
オンライン上で入力する情報が必ず安全に処理されるとは限らないため、極力重要な情報を入力するのは控えるのが良いでしょう。
Grok 3 は、Xのプレミアム会員専用の対話型AI!
このように、『Grok 3』は、X(旧Twitter)の有料会員専用に提供されている対話型AIです。
期間限定で無料で使えるので、進化したGrokの力をぜひ1度試してみてはいかがでしょうか。
いつ無料で利用できなくなるかわからないため、気になる人は早めに試してみてください!