スマートロックは賃貸に後付けできる!選び方とおすすめ商品5選を紹介

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賃貸物件でも後付けできるスマートロックは、近年注目を集めています。鍵を持ち歩く必要がなくなり、防犯対策にもなるため、忙しい現代人にぴったりのアイテムです。

しかし、賃貸物件への後付けには注意点もあります。そこで今回は、賃貸におすすめのスマートロックの選び方と、実際に人気のある商品5選をご紹介します。

スマートロックは賃貸に後付け可能!

近年、話題を集めているスマートロックは、従来の鍵と異なり、スマートフォンや暗証番号などで解錠できる便利なアイテムです。しかし、賃貸物件では後付けできるのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、多くの賃貸物件ではスマートロックの後付けが可能です。ただし、物件によっては取りつけ不可の場合もあるので、事前に管理会社に確認する必要があります。

スマートロックを賃貸に後付けするメリット

スマートロック開錠イメージ

スマートロックを賃貸に後付けするメリットは、大きく分けて以下の3つが挙げられます。

1. 鍵紛失・盗難のリスクを軽減

従来の鍵を持ち歩く必要がなくなり、紛失や盗難のリスクを大幅に減らすことができます。特に、合鍵を作成しにくい賃貸物件では、スマートロックの恩恵を実感しやすいでしょう。

2. 荷物の受け取りが楽になる

宅配業者などが来訪した際、手が離せない場合や外出中でも、遠隔で解錠することで荷物を家の中に届けてもらうことができます。特に、一人暮らしの方や日中不在が多い方にとって、利便性の高い機能といえるでしょう。

宅配ボックスも不要な上、置き配で気になりがちな盗難リスクもなくすことができます。

3. 来客時の対応がスムーズになる

事前に暗証番号を伝えておけば、わざわざ出迎えなくともゲストを家の中に招けます。また、遠隔操作で解錠できる機能があれば、自宅にいなくても来客を迎えることが可能です。

スマートロックを賃貸に後付けするデメリット・注意点

スマートロックを賃貸に後付けする際には、以下のデメリットや注意点に留意する必要があります。

1. 取り付けに費用がかかる

スマートロックの取りつけには、本体の購入費用に加えて1~5万円ほどの費用が必要です。また製品によっては別途、月1,000~6,000円ほどの利用料が発生する場合もあります。

ただ、賃貸に取りつけるスマートロックは、自分で簡単に作業できる両面テープの貼りつけタイプが主流なので、基本的に施工費用はかかりません。しかし、シリンダー交換タイプや穴あけタイプのスマートロックを取りつける場合は、別途施工費用がかかることが多いです。

2. 管理会社の許可が必要

物件によっては、スマートロックの取りつけを禁止している場合もあります。必ず事前に管理会社に確認し、許可を得てから取りつけましょう。

3. 退去時に原状回復が必要

退去時には、スマートロックを取り外し、取りつけ跡を修復する必要があります。原状回復義務に抵触しないよう、取りつけ方法や取り外し方法をよく確認しておきましょう。

4. 電池切れのリスク

多くのスマートロックは電池で動作するため、定期的な電池交換が必要です。電池切れによって解錠できなくなる事態を防ぐため、電池残量をこまめに確認するようにしましょう。

5. セキュリティ面

スマートロックの種類によっては、不正アクセスやハッキングのリスクが懸念されます。信頼できるメーカーの製品を選び、最新のセキュリティ対策を常に確認しておくことが重要です。

6.家に入れなくなる

スマートロックは、自動で施錠される設定にしておくと便利です。しかし、鍵やスマートフォンを家に置いて外出してしまうと、家に入ることができなくなってしまうことがあります。

もし、自動でロックされる設定を利用する場合は、必ず鍵やスマートフォンを一緒に持ち歩くようにしましょう。指紋認証など他の解錠方法が使える場合は問題ありません。

賃貸に後付けするスマートロックの選び方

賃貸物件に後付けするスマートロックを選ぶ際には、以下のポイントを参考にしましょう。

1. 取り付け方法

賃貸物件に取り付けられるスマートロックは、大きく分けて3種類あります。

  • 貼り付けタイプ: 両面テープで貼り付けるだけで簡単に取り付けられるタイプです。穴あけやネジ止めなどの工事が不要なので、賃貸物件におすすめです。
  • シリンダー交換タイプ: 既存のシリンダーを交換して取り付けるタイプです。防犯性が高いですが、取り付けに工事が必要となります。
  • 穴あけタイプ: ドアに穴を開けて取り付けるタイプです。防犯性が高いですが、原状回復が難しく、賃貸物件にはあまりおすすめできません。

2. 解錠方法

スマートロックには、さまざまな解錠方法があります。

  • スマートフォン: 専用アプリを使って、スマートフォンで解錠します。
  • 暗証番号: 暗証番号を入力して解錠します。
  • ICカード・Felica: ICカードやFelicaを使って解錠します。
  • 指紋認証: 指紋認証を使って解錠します。

ご自身のライフスタイルや好みに合わせて、最適な解錠方法を選びましょう。

3. 機能

スマートロックによっては、オートロック機能や履歴確認機能、リモート解錠機能など、さまざまな機能が搭載されています。必要な機能を事前に確認しておきましょう。

4. 価格

スマートロックの価格は、数千円から数万円まで幅広くあります。予算と機能性を考慮して、最適な製品を選びましょう。

賃貸におすすめのスマートロック5

賃貸物件に後付けできるスマートロックは、さまざまな種類があります。ここでは、特におすすめの5商品をご紹介します。

1. Qrio Lock Q-SL2

Qrio Lock Q-SL2

スマートフォンを携帯してドアに近づくだけで、ハンズフリー解錠できる便利なスマートロックです。Apple Watchとの連携も可能な上に、別売のアクセサリを追加すれば、暗証番号やカードキーなどでの解錠にも対応できます。

また普通のドアをオートロック仕様にできるため、鍵のうっかり閉め忘れを防ぎ、防犯機能を高められます。そのほか、スマートフォンでの合鍵共有や解施錠の通知機能なども便利です。

Qrio Lock Q-SL2
created by Rinker

2. SADIOT LOCK 2

SADIOT LOCK 2

スマートフォンを持って近づくだけで、ハンズフリー解錠ができるスマートロック。スマートフォンアプリでの遠隔操作や合鍵の共有にも対応しています。

また電波強度が高いため、通信不良の心配が少なく、サクサクつながりスムーズに解施錠できます。不正アクセスを防ぐためのセキュリティ性能が高いことや、サポート体制が充実していることなども魅力です。

SADIOT LOCK 2
created by Rinker

3. bitlock 3点セット

bitlock

オートロック・スマートフォン解錠・合鍵共有を可能にする「bitlock MINI」に、拡張アクセサリの「bitreader+」と「bitlink」を加えたセット商品です。bitreader+はパスコード解錠・ICカード解錠・Apple Watch解錠、bitlinkは遠隔解錠・解施錠通知を可能にします。スマートリング「EVERING」での解錠にも対応しています。

90%のドア形状に対応しており、両面テープで賃貸物件にも簡単に取りつけられるため、多くの人におすすめです。故障時の無償交換をはじめ、サポート体制が手厚いという魅力もあります。

4.  SwitchBotロック

SwitchBotロック

1万円台で購入でき、なおかつ15種類の解錠方法に対応したコスパの良いスマートロック。アレクサやGoogle Home、Siriなど、音声コントロールでの解錠にも登録しています。

そのほか、オートロックや通知機能、履歴確認、遠隔操作など、基本的な機能がおおむね網羅的に搭載されています。

SwitchBotスマートロック
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5. SESAME 5

「呆れるほど売れてる」スマートロック最安レベルにリーズナブルな製品。数千円で購入できるので、コストを抑えてスマートロックを試してみたい方におすすめです。スマートフォンやApple Watchでの解施錠、合鍵シェアなどの基本機能が搭載されています。

またBluetooth APIやOpen sourceアプリなどが無料公開されていることも特徴。開発スキルのある人なら、自分でアプリや機能を自作することも可能です。

SESAME 5
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スマートロックは賃貸に後付け可能

スマートロックは、賃貸物件にも後付けできる便利なアイテムです。鍵を持ち歩く必要がなくなり、防犯対策にもなるため、忙しい現代人にぴったりのアイテムといえるでしょう。

取りつけ方法、解錠方法、機能、価格などを考慮して、ご自身のニーズに合った最適な製品を探してみてください。

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