【裏ワザ】ChatGPT(チャットGPT)・Gemini(ジェミニ)でAI雪加工!無料でプロ級カスタマイズ
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「本当に雪が降っている場所で撮ったの?」と目を疑うような、幻想的な雪景色の写真が、今、X(旧Twitter)やInstagramのタイムラインを賑わせていますね。スマホひとつで、まるで映画のワンシーンのような美しい冬の画像を簡単に作れるのが、いま大流行中のAI雪加工です。
通常、この加工を楽しむためには、Meitu(メイツ)やBeautyCam(ビューティーカム)といった特定の画像編集アプリを使うのが一般的です。しかし、「もっと自分好みに雪の雰囲気や構図を細かく設定したい」、「いつも使っているChatGPTやGeminiなどのAIツールでできないのかな?」と感じたことはありませんか?
実は、ChatGPT(チャットGPT)やGemini(ジェミニ)のような高性能な生成AIを使えば、プロンプト(指示文)一つで、誰とも被らないオリジナルのAI雪加工を実現できます。さらに、アプリのように何枚か試すと有料プランに加入しなければならなくなる制限を気にせず、自由なカスタマイズが可能です。この記事では、人気の画像加工アプリを使わずに、OpenAIとGoogleのAIで雪加工を実現する具体的な方法と、実際に試してみたリアルな体験談を、独自のレビューを交えてご紹介します。この記事を読めば、あなたもAI画像生成のプロンプトのコツをマスターし、理想の冬のヒロイン画像を思いのままに作れるようになりますよ。
AI雪加工とは?冬のロマンスをスマホで実現する基本解説

SNSを中心に日本・韓国で爆発的な話題となっているAI雪加工。これは、単なる背景やエフェクトを重ねる従来のフィルターとは一線を画す、最先端の技術です。
AI雪加工の最大の魅力は、画像をたった1枚読み込ませるだけで、AIがその写真を分析し、まるで雪が舞う冬の世界にいるかのような幻想的な写真を自動で生成してくれる点です。
その仕上がりは非常に自然で透明感があり、まるで実際に雪の中で撮影したかのようなクオリティ。特に、AIが顔の部分に自然なハイライトや雪の反射光までプラスしてくれる点がすごいと評判です。複雑な操作や専門知識は一切不要で、最新トレンドを手軽に楽しめるため、Z世代を中心に大きなブームを巻き起こしています。
また、この加工は人物写真だけでなく、動物の写真でも試すことができるため、多様な画像で楽しめるところも人気の理由です。
Meitu(メイツ)、BeautyCam(ビューティーカム)を使わずにできる?
現在、AI雪加工のブームを牽引している主要なアプリは、Meitu(メイツ)とBeautyCam(ビューティーカム)、そして代替手段のBeautyPlus(ビューティープラス)です。
これらのアプリは操作が非常にシンプルで、ホーム画面や「AI加工」メニューから特定のフィルター(例:Meituの「雪景色3コマ」「ポートレート2コマ」「雪夜」、BeautyCamの「雪夜」「雪景」「冬の恋」)を選ぶだけで、すぐに雪加工が完了します。
たしかに、手軽さや完成度の高さは魅力です。しかし、これらのアプリにはいくつかの壁があります。
- カスタマイズの限界
生成される画像はフィルターに依存するため、雪の降り方や背景、構図などを細かく指定する自由度があまりありません。 - 無料利用の制限
時期によっては期間限定で無料で利用できる場合もありますが、何度も生成を試したり、多くの画像を加工しようとすると、結局は有料プランへの加入が必要になるケースが多いです。 - 予期せぬエラー
Meituの雪景色コラージュでは、AIが顔の位置をうまく認識できず、顔の一部が切れたり不自然にトリミングされたりするエラーが発生することもあります。これを手動で調整することはできません。
ここで登場するのが、ChatGPT(チャットGPT)やGemini(ジェミニ)といった、テキストベースで画像を生成するAIツールです。
ChatGPTの画像生成機能は、OpenAIが開発した『DALL·E(ダリ)』が基盤となっています。テキストでの指示文(プロンプト)を入力するだけで画像を自動作成でき、2023年10月に有料プラン(ChatGPT Plus)で『DALL·E 3』が利用可能になって以来、そのクオリティは大きく向上しました。さらに、2024年春からは無料ユーザーにも一部の画像生成機能が開放されています(ただし回数制限あり)。
一方、Googleの生成AIであるGeminiも、画像生成機能(Imagen)を備えており、複雑な指示への理解度や、チャット形式での画像生成・修正依頼が可能です。
これらのメジャーなAIツールを使えば、アプリのフィルターに頼らず、「雪の降り具合はどうか」「被写体の服装はどうか」「背景は銀世界か森か」など、プロンプトを使って細部まで自由に指定し、理想のAI雪加工画像を自分でカスタマイズして作り上げることができるのです。
話題のAI雪加工をChatGPT(チャットGPT)、Gemini(ジェミニ)で実際に作ってみた
実際に、MeituやBeautyCamで人気のあるAI雪加工が、ChatGPT(OpenAI)とGemini(Google)の画像生成機能でどこまで再現できるのか、私自身が試してみました。
私が用意したのは、私自身のプロフィール写真と、雪加工で人気のコラージュスタイルを再現するための詳細なプロンプトです。
私が試した際のプロンプトは、単に「雪景色」と指示するだけでなく、具体的な構図や雰囲気、服装まで細かく指定しました。
<私が行った雪加工テストのプロンプト>
元の画像の被写体が雪の降る冬の景色にいる様子。被写体は厚手の冬服(ダウンジャケット、マフラーなど)を着用しており、雪が舞い落ちる中で透明な傘を差している。
背景は雪が積もった木々と銀世界。
このシーンを3つの異なる構図で構成する:
上は左に被写体のクローズアップで、顔に雪の結晶が見える詳細なショット。
中央は被写体の全身を捉えた後ろ姿で、広大な雪原の中に立つ様子。
下は別角度からの右に被写体のクローズアップで、カメラを見つめるような表情。
全体的にフォトリアルで、映画のような高解像度な写真。
ChatGPT(チャットGPT)、Gemini(ジェミニ)共に、上記の同じプロンプトで試しました。
人物画像でのレビュー:ChatGPT(OpenAI)の仕上がり
私はChatGPT(チャットGPT)の画像生成ページに、自分の写真と上記の詳細なプロンプトを入力しました。

結果として、プロンプトで意図した3コマの構図の雪加工写真はしっかり生成されました。

しかし、仕上がった画像は「なんか違うな」と感じるものでした。リアルな雰囲気は出ていたものの、生成された顔が本来の自分の顔とは違っていて、少し老けたような印象になってしまいました。雪の結晶のようなディテールも生成されましたが、全体的なクオリティや「盛れる」テイストを求めると、満足いくものではありませんでした。
ChatGPTで画像を生成する場合、より理想に近づけるためには、生成された画像を見て「もっと写実風に」や「光の加減を変えて」など、チャットでさらに具体的な修正依頼をする工夫が必要だと感じました。
人物画像でのレビュー:Gemini(Google)の仕上がり
次に、GoogleのGeminiで試しました。Geminiのページから「Imagenで画像生成」を選び、画像を読み込ませてプロンプトを入力しました。


Geminiの生成した画像を見て、私は驚きました。仕上がりは、Meitu(メイツ)やBeautyCam(ビューティーカム)で生成されるものに近い、非常に綺麗な感じに仕上がったんです。顔の描写も、クリーンで美しいテイストで生成されました。

これなら、普段からGeminiを利用している方であれば、専用アプリを使わずにこちらで作成しても十分良いものができると感じました。
ネコキャラクター画像でのレビュー:ChatGPT(OpenAI)の仕上がり
この同じ詳細なプロンプトを使って、人物ではなく、過去に作成したネコのキャラクター画像も試してみました。

ChatGPT(チャットGPT)で生成されたのは、元のキャラクターの可愛らしさを残した、ネコのぬいぐるみ的な、キュートな感じの画像でした。

- ChatGPTで生成されたネコの画像の特徴
ネコが赤いマフラーを巻き、雪の結晶が顔にかかっているクローズアップ。全身ショットでは雪原の中に立っています。全体的に目が大きく、可愛らしいキャラクター性が強調されています。
ネコキャラクター画像でのレビュー:Gemini(Google)の仕上がり
一方、Gemini(ジェミニ)で同じプロンプトを試したところ、どちらかというとリアルなネコに近い雰囲気の画像が生成されました。

- Geminiで生成されたネコの画像の特徴
ネコが赤いダウンジャケットを着て透明な傘を差しており、背景の雪景色もリアルで深みがあります。ChatGPTと比べると、より写真的な写実性が高い仕上がりです。
どちらのAIも、プロンプトに指定した3コマの構図をしっかり作成できましたが、仕上がりのテイストには違いが出ました。
個人的な印象では、ChatGPTはキャラクター性や「カワイイ」を強調したい時、Geminiはリアルさやクリーンな「美しさ」を重視したい時に向いていると感じます。
MeituやBeautyCamなどのアプリは、最初は無料で試せても、何枚も作ろうとすると有料プランに加入する必要が出てくることがあります。しかし、ChatGPTやGeminiなどのメジャーなAIツールは、もしあなたがすでに有料プランを利用しているなら、その利用枠内で雪加工を楽しめるのは大きなメリットです。特にGemini(ジェミニ)は、専用アプリに引けを取らないレベルの高いものが生成できたため、普段から利用している方には強くおすすめできます。
しかも、今回使用したプロンプトはあくまで一例です。このプロンプトをベースに、「アングルを変えて」「夕焼けの光を加えて」「サイバーパンク風に」など、自由に指示を追加してカスタマイズすることで、無限に多様な画像を作り出せるのが、チャットAIを使う最大の利点です。
理想の冬景色をプロンプトで描く!あなたのAI画像生成を格上げする方法
SNSで話題のAI雪加工に挑戦してみて、MeituやBeautyCamのようなアプリは手軽で魅力的ですが、ChatGPT(OpenAI)やGemini(Google)を使うことで、カスタマイズの自由度が格段に高まることが分かりました。
最終的に、どのツールを使うべきかは、あなたが画像生成に求めるものによって変わります。
手軽さ・スピードを重視したい方へ
簡単に、そしてすぐにSNSでバズるような冬のヒロイン画像を手に入れたいなら、やはりMeitu(メイツ)やBeautyCam(ビューティーカム)などの専用アプリが便利です。
- Meituは、元々の画像に近いリアルで自然な仕上がりを重視します。顔に自然なハイライトを加えてくれるのもポイントです。
- BeautyCamは、AI感の強い「盛れる」テイストや陶器のような肌の質感を強調したい場合に理想に近い仕上がりになるでしょう。
- BeautyPlusでは、トリミング位置を自分で調整できるテンプレート機能が利用でき、顔が切れるといった失敗を防げるメリットがあります。
もしあなたが、ChatGPT Plus(月額20ドル)やGoogle AI Proプラン(月額2,900円~)などの有料プランをすでに利用している場合や、プロンプトを使って細部にこだわりたいなら、ChatGPTやGeminiが強力な選択肢となります。
ChatGPT(DALL·E 3)やGemini(Imagen)は、チャット形式で指示を出しながら画像を調整できるため、アプリのフィルターでは不可能な、特定のカメラワーク、複雑な構図、独特の雰囲気(例:「映画のような高解像度」)を追求できます。
【プロンプトで理想の画像を生成する秘訣】
AI画像生成のクオリティを左右するのは、すべてプロンプトの工夫にかかっています。AIに「何を」「どんなスタイルで」「どんな雰囲気で」描いてほしいかを具体的に伝えることが、理想の画像を生み出すポイントです。
プロンプトを書く際は、以下の4つのコツを意識して、具体的に指示してみましょう。
- 主題・何を描くか
例:「厚手の冬服を着た被写体」 - スタイルや技法
例:「フォトリアルな写真のように」「水彩画風で」 - 背景や雰囲気
例:「雪が積もった木々が広がる銀世界」「幻想的な光」 - 色味やトーン
例:「パステルカラーで」「暖色系の色合いで」
Geminiは、Meitu/BeautyCamに負けない綺麗な仕上がりが期待できるAIツールであることが分かりました。また、ChatGPTは、ネコのようなキャラクターで、個性を活かしたカワイイ画像生成に強みを発揮しました。
プロンプトを調整することで、AIが生成する画像のクオリティは大きく変わります。まるで雪が降り出した瞬間に立ち会うように、あなただけのロマンチックなAI雪加工画像を、ぜひこれらのメジャーなAIツールを使って作り上げてみてください。
みんなのらくらくマガジン 編集長 / 悟知(Satoshi)
SEOとAIの専門家。ガジェット/ゲーム/都市伝説好き。元バンドマン(作詞作曲)。SEO会社やEC運用の経験を活かし、「らくらく」をテーマに執筆。社内AI運用管理も担当。



