VRChatとはどんなゲーム?VRの機材がなくてもプレイできる?人気の理由や始め方は?
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在宅時間が増えた今、”仮想空間(メタバース)”で、友達とコミュニケーションが取れる『VRChat』が人気になっています。
個人や企業が定期的に開催しているイベントへ参加したり、広大なワールドを散策したりする楽しみ方ができるゲームですが、「VR機材がなくてもプレイできるのか?」など、詳細について気になる人もいるでしょう。
そこで今回は、『VRChat』はどんなゲームなのか、VR機材がなくてもプレイできるのかなどをお伝えします。
VRChatとは?
(出典元:Steam「VRChat」公式ページ)
『VRChat(ブイアールチャット)』とは、バーチャル空間で世界中の人とコミュニケーションが取れるアプリの1つです。
『VRChat』のようなアプリは、一般的に「ソーシャルVR」と呼ばれていて、ユーザー同士で下記のような遊び方が楽しめます。
● ユーザー同士の会話
● ユーザー同士で物の創作と交換 など
流行りのメタバースとしても注目を集めていて、ログイン数が多いタイミングでは約30,000人以上が同時にログインしているアプリです。
注目が集まった大きな要因として考えられるのが、新型コロナウイルスの影響による在宅時間の増加です。
2019年の下半期から利用するユーザーが急増し、多種多様な楽しみ方を展開しています。
VRChatはどんなゲームなの?なぜ人気?
『VRChat』が人気を集めているのは、下記のような理由があるからです。
人気の理由1. 世界中の人と交流できる
『VRChat』はアプリを介して気軽に始められるゲームなので、いつ・どこからでもログインできるのが特徴です。
たとえば、インターネット上で仲良くなった友達と時間を合わせてワールドを探索するような遊び方もできます。
基本言語が英語になっているので、英語学習の一環として役立てるユーザーもいるでしょう。
当然、日本語に対応した専用のワールドもあるので「英語はわからない」と毛嫌いする必要はありません。
仮に海外の人とコミュニケーションを取る場面になったとしても、ソーシャルVRである『VRChat』であれば、ジェスチャーで感情を表現できます。
言葉やチャット以外でコミュニケーションが取れるので、まるで「その世界にいる」かのような感覚になります。
人気の理由2. 多種多様の世界に飛び込める
自分自身でワールドを制作するのも可能で、現実世界を模倣したワールドだけでなく、実際に足を運ぶのは困難な深海や宇宙を駆け巡ることもできます。
『VRChat』のカスタマイズ性が高い点はワールドだけでなく、アバターも同様です。
ワールドに合わせた個性豊かなアバターを再現したり、自分に似た姿を表したりして楽しめるのが『VRChat』です。
VRゴーグルを持っている人であれば、表情やジェスチャーなどをそのまま再現できるので、より一層没入感を深めてくれます。
人気の理由3. 定期的に開催されるイベントに参加できる
『VRChat』では、定期的にイベントが開催されていて、気軽に参加できるのが魅力的です。
<VRChat イベント例>
● 小規模な交流会
● 映画鑑賞会
● ガイドツアー
● ラジオ体操 など
他にも、共通の趣味を持った人を集める目的から、自分が主催に回ってコミュニケーションを取れるので、遊び方は無限大です。
大規模なイベントも当然、定期的に開催されていて、企業が参画した3Dアバターの閲覧・購入が楽しめます。
VRChatを始める方法とは?
『VRChat』の始め方・始めるステップは、下記の通りです。
1. SteamでVRChatをインストールする(ダウンロードページはこちら)
2. VRChat公式サイトでアカウントを作成する
3. アバターを選ぶ(あとから変更可能)
上記のステップで『VRChat』の世界に入り込めます。
アバターを選んだらワールドを探索したりアバターをカスタマイズしたりしながら、身近な友達や世界中の人とコミュニケーションが取れるような環境が整います。
VRChatはVR機材がなくてもプレイできるの?
『VRChat』は、VR機材がなくてもPCさえあればプレイ可能です。
PCを持っている人は手始めにデスクトップモードでプレイするのがおすすめです。
たしかに『Meta Quest 2』のようなVR機材があれば、より一層没入感が深まりますが、デスクトップモードでも十分楽しめます。
逆にPCを持っていなくて『Meta Quest 3』のような一体型のVR機材を持っていれば、PCなしで『VRChat』がプレイできます。
VR機材をPCに接続しても楽しめるので、360度全体を見回したい人はPCとVR機材の両方、もしくは『Meta Quest 2』のような一体型のVR機材を揃えましょう。
ただし『VRChat』はMacOSのサポート対象外になり、WindowsのPCを揃える必要があります。
VRChatを活用した企業はあるの?
なお、『VRChat』は、企業や自治体などが参入し、ユーザーを楽しませている実例があります。
たとえば、下記の企業や自治体が挙げられます。
● HIKKY株式会社によるバーチャルマーケット
● 日産自動車によるバーチャルギャラリー
● 神奈川県によるバーチャル湘南ひらつか七夕まつり など
HIKKY株式会社が展開したバーチャルマーケットにおいては、ギネスに認定された実績もあるのが特徴的です。
どの企業も在宅時間を彩る楽しいイベントを開催しているので、友達とイベントを回るのも1つの楽しみ方です。
VRChatで離れた場所に住む人と交流を深めよう!
このように、『VRChat』は、インターネット上で仲良くなった友達だけでなく、世界中の人とコミュニケーションを気軽に取れるアプリとして注目を集めています。
実際に足を運ぶのは困難な深海や宇宙を駆け巡る楽しみ方や、個人・企業など幅広くイベントを開催しているゲームです。
PCを持っている人であればVR機材を新たに購入する必要もないので、気になる人は一度プレイしてみてください。