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WiMAXとは?自分に合ったWiMAXの選び方をご紹介

2024/12/16

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WiMAXとは?自分に合ったWiMAXの選び方をご紹介

WiMAXは工事不要ですぐに使え、月額データ量無制限で高速通信が楽しめる魅力的なサービスです。

しかし、サービスエリアや通信速度、料金体系などに注意点もあります。

WiMAXのメリットやデメリットを理解し、自分に合ったサービスかどうかよく検討することが大切です。

この記事では、WiMAXの基本情報や特徴、おすすめできる人・できない人の特徴などを詳しく解説します。

WiMAX(ワイマックス)とは

WiMAXとは「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略称です。 日本語に訳すと、「マイクロ波を利用した世界共通の通信方式」となります。

 

WiMAXは携帯電話の3GやLTEと同様の無線通信技術規格の一つであり、無線LANの標準化を行っているIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)が規格化を行っています。 

 

そのため、WiMAXの規格は「IEEE802.16-2004」、日本で普及しているモバイルWiMAXの規格は「IEEE802.16e-2005」となっています。

 

実用的な観点から見ると、WiMAXとは「簡単な設定を行うことで自宅や外出先に関わらず高速でインターネットが利用できるようになる通信端末」と言えます。

 

 主に固定通信向けのものを「WiMAX」、スマートフォンやモバイルルーターのような、持ち運んで使うものを「モバイルWiMAX」と呼称しています。

 

WiMAXの5つのデメリット

WiMAXにはメリットだけでなく、以下の5つのデメリットも存在します。

 

  • 屋内や地下、地方では電波が届きにくくなることがある
  • 一定の条件下で通信速度の制限がかかる
  • 契約途中で解約すると高額な違約金が発生するケースがある
  • プロバイダー選びに手間がかかる
  • 料金体系が複雑なものが多い

 

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

 

デメリット①:屋内や地下、地方では電波が届きにくくなることがある

WiMAXの電波は障害物を通りにくいため、屋内や地下では電波が届きにくくなる可能性があります。 また、サービスエリアも都市部中心なので、地方や山間部は電波が届きにくくなるおそれがあります。

 

ただし、WiMAXはプラスエリアモードに切り替えることで、auのプラチナバンド回線を利用することが可能です。このプラチナバンドは、屋内や地下、さらには地方でも安定した接続ができるため、WiMAXを使用中に電波の弱さを感じた場合は、端末の設定を操作してプラスエリアモードに切り替えると良いでしょう。

 

デメリット②:一定の条件下で通信速度の制限がかかる

 

WiMAXのデータ通信量は無制限ですが、特定の条件を満たした場合に速度制限がかかるルールが設定されています。

モード 基準 期間・速度
WiMAX 2+ / au 5G / au 4G LTE(スタンダードモード) 原則無制限 一定期間内に大容量通信を行った場合、混雑する時間帯に通信速度制限の場合あり
プラスエリアモード 月間15GBを超過 プラスエリアモードのみ最大128kbpsの速度制限

 

固定回線のように「完全無制限」で使えるわけではないため、注意が必要です。

デメリット③:契約途中で解約すると高額な違約金が発生するケースがある

 

WiMAXには主に2年~3年間の契約期間が定められており、契約期間中に途中解約をしてしまうと違約金が発生するケースがあります。 契約期間や違約金の金額はプロバイダーによって異なります。

またWiMAXでは端末代を24回または36回の分割で支払うことが多いため、解約時に違約金が安くても、残りの端末代が高額で請求される可能性があります。

 

 WiMAXを契約する際は、何ヶ月利用すれば端末代をすべて支払い終えるのか確認しておくと安心です。

デメリット④:プロバイダー選びに手間がかかる

 

WiMAXは、多くのプロバイダーが同じサービスを提供しています。 どのプロバイダーで契約しても、利用できる端末や回線といったサービスの内容は同じです。

 

しかし、月額料金や契約期間、キャンペーン内容などの料金に関しては違いがあるため、WiMAXを契約する際には、自分に最適なプロバイダーを選ぶために時間と労力がかかるでしょう。

デメリット⑤:料金体系が複雑なものが多い

 

WiMAXを利用する上で大きなデメリットとなるのが、料金体系の複雑さです。 WiMAXを提供する事業者は多数ありますが、元をたどればUQコミュニケーションズが提供するUQ WiMAXに行き着きます。

 

実は、各事業者はこのUQ WiMAXのサービスを仕入れて各社のサービスとして販売しているのです。 これにより、回線の品質は同じであるにも関わらず、キャンペーンで価格改定が行われるなど、料金体系が複雑化しています。

 

安くなるだけなら問題ありませんが、仕入れ原価は各社変わらないはずです。 そのため、中途解約手数料が高かったり一定期間を過ぎれば利用料金が上がったりなど、複雑な料金設定により損してしまう可能性があるので注意が必要です。

 

WiMAXの5つのメリット

WiMAXを使うと、以下の5つのメリットが得られます。

 

  • 工事不要ですぐに使い始められる
  • 月額データ量に上限がなく使える
  • 5Gに対応し下り最大2.7Gbpsの超高速通信が可能
  • すぐに使い始められる
  • お得なキャンペーンが多数実施されている

 

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

メリット①:工事不要ですぐに使い始められる

 

WiMAXは、電源を入れるだけでインターネット環境が整うため、光回線のように事前の工事を必要としません。したがって、マンションや賃貸物件で光回線の工事が難しい場合でも、WiMAXを契約すれば、すぐにインターネットを利用することが可能です。

メリット②:月額データ量に上限がなく使える

 

WiMAXは、どれだけ使用しても光回線のように基本的に速度制限がかかることはありません。

 

ただし、短期間に大量のデータ通信を行った場合、混雑する時間帯には速度が制限される可能性があるため、過度なデータ使用には注意が必要です。

 

それでも、1日中動画視聴やオンラインゲームを楽しむ程度であれば、速度制限を気にせず利用できます。

 

月々のスマホの高速データ容量では足りないが、大量のデータを使うわけでもないという方にとっては、WiMAXを光回線などの固定回線の代替手段として検討する価値があります。

メリット③:5Gに対応し下り最大4.2Gbpsの超高速通信が可能

 

WiMAXの最新端末は5Gに対応しており、モバイルルーターでは最大3.9Gbps、ホームルーターでは最大4.2Gbpsの超高速通信を利用できます。

 

従来のWiMAX端末はWiMAX2+回線のみ対応しており、最大速度も1.2Gbpsに限られていました。

 

しかし、現在提供されている最新の端末では、WiMAX+5G回線が利用可能となり、最大速度は4.2Gbpsまで大幅に向上しています。

 

加えて、WiMAXの最新端末である「Speed Wi-Fi 5G X12」と「Speed Wi-Fi HOME 5G L13」は、最新のWi-Fi規格であるWi-Fi 6に対応している点も大きな魅力です。

 

従来のWiMAX端末はWi-Fi 5規格しかサポートしておらず、無線接続時の最大速度は867Mbpsに制限されていました。

 

しかし、Wi-Fi 6に対応した新しい端末では、無線接続でも最大2,402Mbps(5GHz帯使用時)の高速通信が可能です。これにより、WiMAXの最新端末を導入すれば、有線接続だけでなく無線接続でも高速なインターネットを快適に利用できます。

メリット④:すぐに使い始められる

 

WiMAXは、固定回線のような工事が不要なため、端末を受け取ったその日からすぐに利用を開始できます。

 

申し込むプロバイダーや時間帯、受け取り先の住所次第では、申し込み翌日に端末が届くこともあるので、急いでインターネット環境が必要な場合でもWiMAXなら迅速に対応が可能です。

メリット⑤:お得なキャンペーンが多数実施されている

 

WiMAXは、UQ WiMAX以外にも「BIGLOBE WiMAX」「Broad WiMAX」「GMOとくとくBB WiMAX」など、複数のプロバイダーから申し込みが可能です。

 

各プロバイダーでは独自のキャンペーンが行われており、キャッシュバックや割引特典を受けることができます。

 

キャッシュバックが欲しい場合や、乗り換え時の違約金を負担してもらいたい場合など、現在の状況に応じてプロバイダーを選ぶことで、よりお得に利用することができます。

 

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WIMAXをおすすめできる人・おすすめできない人とは?

ここでは、WiMAXのメリットとデメリットをまとめた結果をもとに、WiMAXをおすすめできる人とおすすめできない人の特徴を解説していきます。

WiMAXをおすすめできる人の特徴

 

次のようなポイントに該当する方には、WiMAXがおすすめです。

 

  • 自宅で光回線の開通工事ができなかった人
  • 速度制限を気にせずインターネットを楽しみたい人
  • 5G対応端末で高速通信を楽しみたい人
  • 今すぐにインターネット環境を整えたい人
  • キャッシュバックや月額料金割引などのキャンペーンを利用し、お得にポケット型Wi-Fiを契約したい人

 

上記のポイントに一つでも該当する方は、ぜひWiMAXの利用を検討してみる価値があります。

 

WiMAXをおすすめできない人の特徴

 

以下のポイントに該当する方には、WiMAXの利用はおすすめできません。

 

  • 屋内や地下など障害物が多い場所でインターネットを使いたい人
  • 山間部や地方に住んでいる人
  • 毎日、超大量のデータ通信を行う人
  • 2年や3年以内にWiMAXを解約する予定がある人

 

上記のポイントに該当する方は、光回線やWiMAX以外のサービスが適しているため、他のサービスを検討してみることをおすすめします。

WiMAXに関してよくある質問と回答

WiMAXに関して、よく寄せられる質問とその回答を以下にまとめました。

WiMAXとはどのようなサービス?

 

WiMAXとは、端末の電源を入れるだけで、5Gに対応したデータ無制限のインターネット環境を簡単に構築できるサービスです。端末は、持ち運び可能なモバイルルータータイプと、室内に設置するホームルータータイプの2種類があり、利用シーンに応じて好きなタイプを選べます。

WiMAXと他のWi-Fiサービスの違いは何?

 

WiMAXと他のWi-Fiサービスの違いは、以下の5点です。

 

  • 使用回線
  • エリア
  • 端末
  • 実測速度
  • 料金プラン

 

どちらの端末も、手元にあればスマホやパソコンなどの機器をインターネットに接続できるサービスですが、それぞれ特徴が異なるため、自分に合ったサービスを見極めることが重要です。

支払い方法は何が選択できる?

 

基本はクレジットカードですが、プロバイダーによって口座振替も可能です。WiMAXサービスを提供する多くのプロバイダーでは、支払い方法がクレジットカードに限られています。

 

しかし、UQ WiMAXやBroad WiMAX、BIGLOBE WiMAXでは口座振替にも対応しているため、クレジットカード以外の支払い方法も選択可能です。

 

ただし、手数料などの費用が異なる場合があるため、契約前にしっかり確認しておくことが大切です。

契約期間、更新時期は?

 

最低2年や1年の契約期間が多いです。 契約期間や更新期間は選ぶプロバイダーによって異なりますが、多くのプロバイダーでは、1年や2年の最低利用期間が設定されていることが一般的です。

 

ただし、最低利用期間が設定されている場合でも、その期間を1日でも過ぎれば、いつでも無料で解約することが可能です。

まとめ

 

WiMAXは、工事不要ですぐに使え、月額データ量無制限で5Gの超高速通信が楽しめる魅力的なサービスです。

 

 ただし、速度制限や電波の届きにくさなどのデメリットもあるため、自分に合ったサービスかどうかよく検討する必要があります。

 

WiMAXは光回線の開通工事ができない人や、すぐにインターネット環境を整えたい人におすすめです。 一方、毎日大量のデータ通信を行う人や、2年以内に解約予定の人にはおすすめできません。

 

料金体系が複雑なので、契約期間や支払い方法などは必ず事前に確認しましょう。 お得なキャンペーンを利用すれば、よりお得にWiMAXを利用できます。

WiMAXについて知りたい方は、ぜひ検討してみてください。

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