Visor(バイザー)とは?仕事用VR/ARヘッドセット。発売日はいつ?予約方法と価格

Visor

昨今、利用者を増やしている “VR/ARヘッドセット”。

Facebookなどで知られるMeta社の『Meta Quest 3』や、Apple社の『Apple Vision Pro』など、大手のメーカーからも続々と新商品の発売・開発が発表されていますが、今回 “仕事” に特化したVR/ARヘッドセットの予約が開始され、注目を集めています。

いま注目の仕事用VR/ARヘッドセットの名前は『Visorバイザー)』。

今回は、『Visorバイザー)』とはどんな製品かや、発売日はいつか、予約方法や気になる価格についてお伝えします。

Visor(バイザー)とは?

Visor(バイザー)とは、VR空間にPC画面を表示して仕事ができると人気アプリ『Immersedイマースド)』の開発元である、米Immersed社が発売する、バイザー(ゴーグル)型のVR/ARヘッドセットです。

正式な発売時期は2024年中とされていて、まだ開発中の製品ですが、Visorの予約が開始され、”軽量” ながら、片眼4K解像度のOLEDディスプレイを搭載し、細かな文字も読むことができる点や、PC作業に特化していて、”仕事用” として使い勝手が非常に良い点が話題を呼び、SNSなどで一気に話題になりました。

Visorの特徴

Visorバイザー)』は、Apple Vision Pro が約650g・Meta Quest 3 が約515gなのに対して、200g以下という軽さが特徴的で、VRが浸透しない要因の1つにもなっている、VR酔いなど、長時間の利用時に身体にかかる負担を軽減してくれると評判です。

また、販売価格Apple Vision Pro の半分以下とお手頃で、米Immersed社 も「Apple Vison Pro の半分以下の価格で、PC作業向けの実用性は上」を売り文句にPRを展開しています。

Visor 4Kの機能・スペック

VISOR Multiple 4K screens in one device

(出典:Visor

Visorバイザー)』は、2023年8月に片眼2.5Kモデルの『Visor 2.5K』499.99ドル(約74,000円)と片眼4Kモデルの『Visor 4K』749.99ドル(約111,000円)の2種類で発表されましたが、予約段階でほとんどの人が “4Kモデル” を選んでいたため、2.5Kモデルを廃止。

現在は、『Visor 4K』のみ予約を受け付けています。

発表当時のスペックでは、常にPCとの有線 / 無線接続が必須で、Immersedアプリ専用という点がデメリットだと言われていましたが、現在は、PCに接続せずに使えるスタンドアロン動作に対応し、OpenXRに対応したことで、Immersedアプリ以外のアプリやゲーム等も動かせるようになりました。

発表からわずか半年ほどでも、大きな機能・スペックの進化が見られ、正式な発売日までにさらなるアップデートがあることが期待されています。

<Visor 基本スペック>

・片目ごとに 4K マイクロ OLED
・スマホより軽い(200g以下)
・5 つ以上のスクリーン
・100 °の視野
・ハンドトラッキング・アイトラッキング
・6DoF
・ウルトラワイドスクリーン
・オフラインモード
・カスタムIPD、ノーズインサート、ライトブロッカー
・HD カラーパススルー
・付属品:ステム(ゴーグルの耳掛け部分)/ヘッドストラップ/バッテリーパック (約30 分)

(参考:Visor 公式オンラインショップ

5つ以上のスクリーンを表示できる” のは、日ごろからマルチディスプレイで仕事をしている人にとって、うれしいポイントですよね!

目線を動かすことで視線操作が可能になる “アイトラッキング” や、手指を使って操作できる “ハンドトラッキング” に対応した点も、作業の効率化や時短、疲労感の軽減に繋がり、良い傾向です。

Windowsだけでなく、macOSLinuxなどにも対応している点も、ビジネスを快適に進める上でメリットになります。

このまま正式なリリースまでに、どんどん使い勝手が良くなることを期待しましょう!

Visorの発売日はいつ?

なお、2023年9月に予約が開始された、仕事用VR/ARヘッドセット『Visorバイザー)』ですが、正式な発売日はまだ発表されていません。

ただ、2024年半ばの出荷予定と記載されていて、2024年中には発売が開始されると見られています。

Visorの予約方法

先述の通り、2023年8月に片眼2.5Kモデルの『Visor 2.5K』499.99ドル(約74,000円)と片眼4Kモデルの『Visor 4K』749.99ドル(約111,000円)で販売予定と告知された『Visorバイザー)』ですが、現在は、2.5Kモデルは廃止

片眼4Kモデルの『Visor 4Kのみ予約を受け付けています。

Visor 4K』は、下記、Visor公式オンラインショップから申し込み可能です。

> Visor公式オンラインショップはこちら

Visorの販売価格は?サブスク登録が必須に!?

VISOR 4K

(出典:Visor

なお、気になる『VisorVisor 4K)』の販売価格ですが、価格改定が行われ、現在は、当初の999.99ドル(約149,000円)から399.99ドル(約59,000円)と半額以下に大幅値下げされました。

※ただ、399.99ドル(約59,000円)で購入する場合、月額39.99ドル(5,900円/24か月)または月額59.99ドル(8,900円/12か月)のサブスクリプション型メンバーシップ『Visor Plus』に加入する必要があり、実質的には初期にかかる費用が減っただけで、総支払額はむしろ増えています。

2024年2月16日までは、デバイスのみの購入予約(949.99ドル/約141,000円)が可能で、2月16日以降はサブスク型メンバーシップへの加入が必須になる予定なので、お得に購入したい人は、早めにチェックしてみてください。

> Visor公式オンラインショップはこちら

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