CHUWI(ツーウェイ)とは？どこの国の会社？読み方は？特徴•評判•壊れやすい？

CHUWIって何？どこの国の会社？読み方は？

CHUWIのパソコン・タブレットが壊れやすいって本当？

『CHUWI（ツーウェイ）』は、日本人にとって馴染みの無いブランドですが、安価でコスパが良いため、世代問わず、多くの人たちから人気を集めています。

そこで今回は、CHUWI（ツーウェイ）とはどこの国の会社なのか、読み方やパソコン・タブレットの性能についてお伝えします。

CHUWIはどこの国の会社？中国？読み方は？

（出典：CHUWI 公式サイト）

CHUWI（ツーウェイ）とは、2004年に中国広東省に位置する深圳市（しんせんし）に設立された、電子機器メーカーです。

おもに、ノートパソコン・タブレットで有名で、ミニパソコン・スマートオーディオビジュアル機器・デジタルプレーヤーも製造しています。

会社設立当初は、MP3・MP4形式の音楽データを再生する “デジタルオーディオプレイヤー” を製造しているメーカーでしたが、現在は製造だけでなく販売やサービスも行い、中国を代表する大手電子機器メーカーになりました。

現在は、中国国内だけでなく、日本などのアジア圏、ヨーロッパ、アメリカなど “80以上の国” に販売経路を拡大し、年間の出荷台数は120万台以上、年間売上高は約9億元（約153億円）越えにまで成長。

従業員数も200人近くまで増員され、今後ますますの発展が期待されるメーカーとなっています。

CHUWIの「読み方」は？

CHUWIの読み方は『ツーウェイ』です。

名前の由来を調べていたのですが、公式サイトやそのほかWeb上でも出てこず、「2Way」という意味なのか、あるいは別の意味があるのかは不明でした。

CHUWIの特徴・評判は？壊れやすい？

中国の大手電子機器メーカーである『CHUWI（ツーウェイ）』の特徴はなんといっても “価格の安さ” です。

CHUWI公式サイトにも「コストパフォーマンスの高い製品を〜」という記載がある通り、他社メーカーの製品よりも購入しやすい価格帯で、PC・タブレットなどを販売しています。

コスパが良いと評判の『CHUWI（ツーウェイ）』ですが、SNS上には「安くて問題なく使えてよかった」という口コミがある一方で、「CHUWIの製品はすぐ壊れる」といった口コミもあります。

実際、CHUWI（ツーウィー）のタブレットを県立高校などに導入していた徳島県は、2023年10月30日に会見を開き、「2020年度に、県立高校など29校に約8億円で配備した、1万6500台のうち、3500台以上が故障で使えない状態で、代替機を緊急調達するための費用を盛り込んだ補正予算案を編成した」と発表しました。

故障機は、すべてCHUWI（ツーウェイ）社製で、猛暑によるバッテリーの異常が大半とのこと。徳島県は、「新規調達の際は同社製を除く方針」と発表しています。

安いゆえに購入しやすいものの、耐久性という点では弱い傾向があるのは事実のようです。

とはいえ、「安くて便利」と購入する人も後を絶たない『CHUWI（ツーウェイ）』。実際に使っている人の感想や、代表的な製品をピックアップしてみました。

CHUWIの製品1. ノートパソコン

CHUWI（ツーウェイ）が製造するノートパソコンの種類はとても多いのですが、そのなかで『MiniBook XN10』は、2023年7月20日に発売された人気の小型ノートパソコンです。

（出典：CHUWI公式サイト）

『MiniBook XN10』は、持ち運びがしやすい “10インチPC” の中でもとくに安く、約5万円で購入することができます。

第12世代モバイル向けCPUで、Core-i5と同等程度の ’’Intel Processor N100’’ を搭載し、メモリ12GB・容量512GBと低くないスペックを持つノートPCなので、かんたんな作業や、ネットサーフィン、動画視聴、メール確認等であれば、十分に対応することができます。

Windows 11 が利用できるのもうれしいポイントで、デザインも安っぽさはなく、カラーが “スカイグレー／ローズピンク” の２色あり、女性にはとくに “ピンク” が人気です。

重さが “約920グラム” と軽量で持ち運びがしやすいのも人気の理由の1つで、「小さいためどこにでも持ち出せる」「バイクキャンプなど持ち出せる荷物に限りがあるシーンでも問題なし」など、購入者からは上々の評判を得ています。

“気軽に持ち運べて外出先で操作できるノートPCが欲しい人” には、おすすめの製品と言えるでしょう。

（出典：CHUWI公式サイト）

デメリットとしては、キーボードが日本語配列ではあるものの、「Enterキー」の形や「キー配置」独特で、打ち間違いが発生したり、バッテリーの持ちが悪く「実働3時間程度」で限界だと言う点があげられています。

“長時間作業をしたい人” には不向きかもしれません。

このように、CHUWIのノートパソコン『MiniBook XN10』は、”安さ” と “持ち運びのしやすさ” というメリットを重視するか、”バッテリーの持ち” や “操作性の良さ” を重視するかによって、評価が分かれます。

実際に購入する際は、購入者の口コミをよくチェックして検討するのがおすすめです。

※ なお、CHUWI製品を買うときは、『楽天』の「CHUWI直営ショップ」で購入すると、楽天ポイントでポイント還元してもらえ、よりお得に購入できます。

＞ 楽天 CHUWI直営店「MiniBook XN10」商品ページはこちら

CHUWIの製品2. タブレット

『CHUWI（ツーウェイ）』では、ノートパソコン同様に、”タブレット” もたくさん作られています。

その中でも、1万円〜2万円程度で購入できる『Hi10 X Pro』が人気です。

（出典：CHUWI 公式サイト）

『Hi10 X Pro』は、タブレットが、なんと1万円台で買えるという “圧倒的な安さ” が魅力の製品です。

もともとは、18,900円で販売されていましたが、現在は、12,900円まで値下げされていて、「あまり予算はないものの、タブレットが欲しい」ときに検討している人も多いのではないでしょうか。

CHUWIのタブレットに関しては、冒頭で触れた通り「耐久性には懸念がある」と言う人もいます。

実際、1年〜2年で「バッテリーの膨張で壊れた…」というケースがあったり、「そもそもバッテリーの持ちが悪い」「ディスプレイに少し気泡が入っていた」など、ネガティブな口コミもありました。

ただ、ネガティブ要素があったとしても、それを上回る “安さ” というメリット で、「この値段で、このスペックなら問題ない」「動画を見ている分には十分」など、喜んで使っている人も多いです。

1年間は修理保証もあるので、”あまり頻繁に利用しない人” や、”壊れたらまた買い替えれば良いという人”、”必要最低限のスペックで良いという人” は、購入を検討してみるのも良いでしょう。

※ CHUWIのタブレットを買うときも、『楽天』の「CHUWI直営ショップ」で購入すると、楽天ポイントでポイント還元してもらえるのでお得です。

＞ 楽天 CHUWI直営店「Hi10 X Pro」商品ページはこちら

CHUWIは安くて、買いやすいメーカー

このように、中国の電子機器メーカーである『CHUWI（ツーウェイ）』は、日本人にとって馴染みの無いブランドですが、安価でコスパが良い製品を多数販売しています。

タブレット・PCともに、「バッテリーに関しては改善の余地がある」という口コミが多いのですが、「日ごろ使うには十分」という声も多く、利用者も増えています。

“どんな使い方をするか”、”耐久性を重視した方が良いか”、”どのくらいの頻度で使うか” などを考えた上で、購入を検討してみてください。