LANSCOPE とは?何ができる?評判は?実際に使ってみた感想をレビュー
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サイバー攻撃から守るツールが必要とされる中、注目を集めているのが『LANSCOPE(ランスコープ)』です。
企業への導入実績も20,000社を超え、いま導入しようか迷っている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、『LANSCOPE』とは何ができるサービスなのかや特徴、評判、実際に使ってみた感想などお伝えします。
LANSCOPEとは?
(出典元:LANSCOP公式サイト)
『LANSCOPE(ランスコープ)』とは、エムオーテックス株式会社が提供している、IT資産の管理やセキュリティ対策用のツールです。
情報漏洩から守るツールとして性能が高く、2024年8月時点で20,000社以上の企業が導入しているだけでなく、90%以上の組織が継続利用しています。
「PC資産・PCセキュリティSaaS市場 メーカーシェア 2023年 ブランド別市場シェア」(※)でもシェア率がNo.1を誇るツールです。
IT資産管理ツールでありながら、iOSやAndroidにも対応しているのが特徴で、MDM(Mobile Device Management:モバイルデバイス管理)でもあり、Windows・macOSのどちらでも操作ログを管理できます。
(※)株式会社テクノ・システム・リサーチ「2024年版 エンドポイント管理市場のマーケティング分析」調べ
LANSCOPの特徴は?何ができる?
『LANSCOPE(ランスコープ)』のおもな特徴は、下記の通りです。
特徴1. 優れたセキュリティ対策
『LANSCOPE(ランスコープ)』の最大の特徴は、 “優れたセキュリティ対策ができる” という点です。
サイバー攻撃のような外部的な脅威にも対策してくれるので、大事な機密情報の流出を防いでくれます。
ファイアウォールのような境界防御では防ぎきれないサイバー攻撃も、『LANSCOPE』ではAIエンジンを活用し、事前に対策する仕組みになっています。
VPN環境が整ってない拠点や、自宅、外出先だけでなく、海外でもクラウドを基盤にした環境で運用管理もできるのが特徴です。
万が一、リモートワークで端末に何らかの異常があっても、デバイスのロックや初期化もできます。
社用スマホを紛失してしまったシーンでも『LANSCOPE』を活用でき、位置情報の把握も『LANSCOPE』であれば対策可能です。
特徴2. 操作感が簡単
『LANSCOPE(ランスコープ)』は、使いやすさを追求したサービスなので、”PC・スマホどちらで操作しても簡単に管理できる” というメリットがあります。
たとえば、PC側で操作ログを管理している人は、ダッシュボードから対策したい端末をチェックするだけで操作が完了します。
セキュリティの課題と対策の両方について、ダッシュボードでアラートが見える化でき、専門的なスキルや経験がなくても、幅広い対策が可能です。
特徴3. 勤怠管理の可視化
『LANSCOPE(ランスコープ)』は、”従業員の勤怠” もツール内で管理できます。
PCやスマホ、タブレットで操作ログが確認できる範囲は幅広く、勤怠管理以外でも以下の操作が可視化されます。
● PCの電源オンオフ
● ログオンとログオフ
● 端末ごとの操作ログ
それぞれのログはデータに出力できるので、従業員の労務管理にも向いているツールです。
残業時間の申告とデバイスの稼働状況がズレていないか確認できます。
可視化された勤怠管理の情報は、ワンクリックで業務効率化に向けた分析をしたうえでExcelに出力できるのも特徴的です。
LANSCOPEの評判
気になる『LANSCOPE(ランスコープ)』の評判については、口コミサイトやSNSで確認すると、「動作が軽い」「管理画面が分かりやすい」など、”使い勝手の良さ” に対する良い口コミが多くみられました。
星4以上の評価をしているユーザーが多く、満足度の高いツールだと言えるでしょう。
一方で、改善してほしいポイントとしては、「登録内容の反映が遅い」「ログから自由にレポートを作成することができない」などの声が上がっていました。
導入する企業によって、使い方はさまざまなので、自社に合うかどうかを判断するのは、やはり実際に使ってみるのがいちばんでしょう。
『LANSCOPE』は、無料でお試し利用してみることができるので、気になった人はお試し利用から始めてみてください。
LANSCOPEを使ってみた感想
なお、ここからは、私が実際にLANSCOPEを使ってみた率直な感想をお伝えします。
感想1. LANSCOPEはWindowsでの管理推奨
『LANSCOPE(ランスコープ)』は、WindowsとmacOSどちらでも管理できるツールですが、実際に使ってみた感想としては、Windowsユーザーが使った方が向いていると感じました。
『LANSCOPE』はMDMプロファイルによる管理になるので、すでに別の運用管理サービスを利用している場合、導入済みの管理サービス、もしくは、LANSCOPEのどちらかは使えなくなってしまいます。
たとえば、『Intune』で端末管理をしている場合、macOSやiOS用で『LANSCOPE』を導入するのは不可能です。
一方で、Windowsであれば、共存できるのが特徴でもあるため、管理しやすくなります。
MDMプロファイルを導入していないなら問題ないのですが、すでに別サービスを導入している人はとくに注意してください。
感想2. LANSCOPEはインストールが簡単【画像付き解説】
『LANSCOPE(ランスコープ)』を実際に使ってみて、インストールがしやすいなど、操作が簡単な点は魅力的だと感じました。
下記は、インストール時の画面なのですが、「かんたんインストール」という専門的な知識がない人でもインストールできる手順が用意されているのは、ありがたかったです。
インストールのマニュアルが、OSごとに完備されているのも感動しました。
Windowsであれば、『LANSCOPE』のインストールファイルを実行するだけで導入できます。
インストールが完了すると、エージェントが稼働して端末のIT資産を管理するために情報の収集が始まります。
iOSの場合、QRコードを読み込んだうえで、表示された指示通りに実施すればインストールが完了するのも特徴的です。
macOSの場合も、URLのリンクからインストールできるので、手間なく簡単にインストールできました。
感想3. アラート画面がわかりやすい
『LANSCOPE(ランスコープ)』を実際に使ってみて、アラート画面がわかりやすい点も、良いなと感じました。
『LANSCOPE』のアラート画面は、下記のようにリストで表示されます。
アラート管理そのものも、下記のような「レシピ一覧」から指定可能です。
レシピ一覧から操作できるアラートの設定も、内容や端末ごとの指定も「アクション」から設定できます。
操作ログや勤怠状況も、ツール内で確認できるので使っていてストレスなく利用できました。
LANSCOPEは直感的な操作感ができる、使いやすいツール!
このように、『LANSCOPE(ランスコープ)』は、かんたんに操作が可能な、使い勝手の良いツールです。
セキュリティ対策として利用できるだけでなく、勤怠管理などもできるので、企業が導入するメリットは大きいでしょう。
Apple製品とは相性がよくないケースもあるので、導入のときは注意が必要ですが、専門的なスキルがなくても直感的な操作ができるのは、大きな魅力だと言えます。
無料でのお試し利用もできるので、気になった人は一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。