着るクーラーREON POCKETのレビューを大公開!おすすめポイントや着用感も徹底解説
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年々夏が来るのが早く、暑い時期も長くなっている気がしませんか?今年は5月に35度の猛暑日を記録した地域もあり、暑さ対策はとても重要。これから残暑が厳しい時期がしばらく続くとも考えられます。そこでおすすめなのが、装着するだけで冷風に包まれる着るクーラー「REON POCKET(レオンポケット)」。炎天下の環境でも涼しい風が来てくれるから、猛暑でお出かけするときには必須アイテムといえるでしょう。
今回は、「REON POCKET」の使い心地をレビュー評価。あわせて、使い方や特徴についても解説します。まだまだ暑い夏を乗り切るために、「REON POCKET」をチェックです。
「REON POCKET」とは?
「REON POCKET」はソニーから発売されている着るエアコン。2022年4月に第三世代「REON POCKET 3 RNP-3」が発売されました。
冷温対応のウェアラブルサーモデバイス
「REON POCKET」は本体を温めたり、冷やしたりすることができるウェアラブルサーモデバイスです。専用のネックバンドやインナーウェアに装着することで夏は涼しく冬は暖かくなれる特徴があります。
「REON POCKET」の仕組み
「REON POCKET」は、電圧をかけることで背面のステンレス部分が冷却されて、涼しさを感じる仕組みです。冬場や寒い環境では、ステンレス部分をあたためて利用することが可能です。なお、上部のポートから風を送り出すファンモードにも対応しています。
「REON POCKET」のスペック
最新型「REON POCKET3」のスペックは以下の通りです。(※ 最新機種「REON POCKET 4」のスペックも続けて記載します。)
幅x高さx奥行き | 54x20x116 mm |
重量 | 92g |
温度レベル | レベル1~4、4+※USB充電時のみ使用可能 |
充電池使用時持続時間 | COOL MODE2~4.5時間 WARM MODE2~4時間 |
使用温度範囲 | 5℃~40℃ |
通信方式 | Bluetooth® 5.0 Low Energy |
充電池 | 内蔵型リチウムイオン |
充電時間 | フル充電約100分 |
連続使用時間 | COOL MODE8時間 WARM MODE1時間 |
<最新機種 REON POCKET 4 のスペック>
幅x高さx奥行き | 55x23x117 mm |
重量 | 109g |
温度レベル | レベル1~4、4+※USB充電時のみ使用可能 |
充電池使用時持続時間 | COOL MODE4~9時間 WARM MODE4~8時間 |
使用温度範囲 | 5℃~40℃ |
通信方式 | Bluetooth® 5.0 Low Energy |
充電池 | 内蔵型リチウムイオン |
充電時間 | フル充電約170分 |
連続使用時間 | COOL MODE8時間 WARM MODE1時間 |
「REON POCKET」の使い方を画像付きで解説
(※画像引用:SONY REON POCKET)
ビジネスシーンや屋外での作業に活躍が期待できる「REON POCKET」の使用方法を画像とあわせて説明します。
1.専用アプリに本体を登録する
本体が手元に届いたら、USBで充電を済ませておきましょう。LEDランプが消えれば充電は完了です。
続いて、専用アプリ「REON POCKET」で設定をおこないます。アプリは、App StoreかGoogle Playできます。アプリをインストールしたら、「REON POCKET」本体の登録です。アプリの機器登録の画面で本体のLEDランプを軽く押します。LEDランプが青になったらアプリの次へボタンを押します。以上で本体とアプリの設定は完了です。
2.REON POCKETを装着する
着るエアコン「REON POCKET」はその名の通り、装着して使用します。装着方法は以下の3種類。
- 専用インナーウェアポケットを使用する
- 専用ビジネスシャツを使用する
- 専用ネックバンドを使用する
(※画像引用:SONY REON POCKET)
インナーウェアとビジネスシャツは、首元にあるポケットに「REON POCKET」を入れて使用します。ネックバンドはフックに「REON POCKET」を首から装着します。付け心地がしっくりこないと感じるときは、バンドの根元にある可動部を調整してベストポジションを探しましょう。「REON POCKET」が肌に密着する感じに違和感をおぼえるときは、付属のシリコンコーティングシートを貼ると、違和感が軽減されるでしょう。
ネックバンドはUSBケーブルを通す穴があるので、充電をしながらの利用も便利です。
3.アプリで好みの温度に調整する
専用のアプリで、好みの温度感を調整します。マニュアルで細かく調整する方法もありますが、体内の温度や行動に応じて、冷温部の温度を自動で調整してくれる「SMART COOL MODE」が便利。目標となる温度を設定したらあとは装着しているだけで最適な温度をキープしてくれます。もう少し涼しくしたい、温めたいと感じたらオプションから好みの温度を変更しましょう。
REON POCKETの使い心地をレビュー
自動で温度調整したり、装着して冷却したりするなど、気になる機能が満載の「REON POCKET」。実際にどれくらい冷えるのか、炎天下でも使えるかなど使用感や着け心地といった装着感が気になりますよね。「REON POCKET」を試して感じたポイントをまとめました。
ざっくりいうと、違和感なく装着するのに苦労したものの、装着したらすぐに冷えてくれるのは嬉しいポイント。炎天下では冷たさは感じにくいものの、体は冷やしてくれるので外でも充分使用できました。
ネックバンドで着け心地を調整可能
今回、「REON POCKET」の装着にはネックバンドを利用。装着時に違和感があり可動部を調整しましたが、ピッタリ密着するポイントを見つけるのに苦労しました。最終的に装着した状態で、本体を首元で抑えながらネック部分を調整しました。
REON POCKETは薄着では着けていると目立つ
薄手のシャツや襟ぐりが広い服を着ているときは、ネックバンドが見えるので装着していることが丸わかりです。襟があるシャツや上からジャケットを羽織れば、ネックバンドが隠れるので装着時に目立ちません。
REON POCKETは夏の屋外でも冷却効果アリ
「REON POCKET」は、装着後すぐに冷たさを感じました。しかし、真夏に屋外で使ってみたところ、あまり涼しさを感じられず。「効果があまりないのか」と感じてREON POCKETを外していたら体がすぐに熱くなったので、炎天下の外では涼しさは感じにくいものの、体を冷やしてくれる効果は充分にありそうです。
REON POCKET専用アプリの使い心地は◎
本体とアプリはBluetoothで操作できるので、外でもカンタンに設定変更ができるのが高評価。屋外では、設定温度低め、冷房が聞いた屋内では温度を高くするなど環境に合わせてすぐに設定変更できました。
冬に使えるWARM MODEにも期待
本体が温かくなるWARMモードはまだ試していませんが、夏の使用感から寒い時期での使い心地に期待が持てそうです。
体の角度によっては熱風が当たることも
通常使用時には気になりませんが、座って前かがみになって読書や調べ物をしていると、本体から出る熱が首元にあたるように感じました。体の角度によっては、熱風を感じてしまうことがある点が残念でした。
着るクーラーREON POCKETは専用アプリで快適に利用しよう
(※画像引用:SONY REON POCKET)
REON POCKETは本体だけでも使用できますが、手軽に温度調整やバッテリー残量の確認ができるのでアプリを使用する方が便利です。ただ、何度もスマホアプリを立ち上げていると思いのほか、データ容量を使用してしまうかもしれません。外出先でアプリを開くなら、公衆Wi-Fiを利用しましょう。
「ヨドバシWiMAX」では、全国のWi-Fiスポット(ワイヤレスゲート)が400円のところ、無料で使えます。空港、ファストフード、カフェ、商業施設など40,000か所のWi-Fiスポットを無料で使えるので、スマホのデータ容量を消費せずに済みます。
冷温機能で、夏と冬に使用できる着るクーラー「REON POCKET」。アプリで最適な温度を調整しつつ、快適に過ごしませんか。