Apple Watchを初期化する方法。強制初期化できない場合はどうする?

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Apple Watch

Apple Watchアップルウォッチ)を売ったり、だれかに譲ったりする場合、”データを初期化” して、工場出荷時の状態にする必要があります。

Apple Watchの初期化は自分でも設定できるものの、複数の方法があるので、どのように行えば良いか迷っている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、Apple Watchを初期化する方法についてお伝えします。

Apple Watchを初期化するときに準備するもの

Apple Watch

(出典:Apple

まず、Apple Watchアップルウォッチ)を初期化するときには、下記の3つを準備してください。

<Apple Watchの初期化に必要なもの>

● Apple Watch
● ペアリングしているアイフォン
● AppleIDのパスワード

初期化するApple WatchとペアリングしているiPhoneが手元にあると、スムーズに手続きが進められます。

Apple Watchを初期化する前にやっておきたいこと

つぎに、Apple Watchを初期化する前にやっておきたいことを2つチェックしておきましょう。

<Apple Watch を初期化する前にやっておくこと>

● Apple Pay(交通系ICカードなど)の削除
● アクティベーションロックの解除

Apple Watchを初期化すると、保存されていたデータはもちろん、今まで使用していた機能が使えなくなります。

Apple IDを使用して第三者が不正利用しないためにも、初期化前にApple Payの削除は重要です。

また、初期化を行うとApple Watchに保存されているデータや機能は使用できなくなる一方で、Apple Watchを紛失した際や盗難被害にあった場合にデバイスを保護する機能である “アクティベーションロックは解除されません“。

アクティベーションが有効化されているApple Watchは、現在の所有者のApple IDと紐付いているので、第三者は設定変更がない形になるので、注意が必要です。

個人情報が漏洩するリスクもあるので、Apple Watchを手放すときは、”アクティベーションロックを解除” しておきましょう。

Apple Watchを初期化する方法・手順

Apple Watchアップルウォッチを初期化する方法は、3パターンあります。

自分にあった方法で、初期化を試みると良いでしょう。

<Apple Watch を初期化する方法>

パターン1. iPhoneとペアリングを初期化する手順
パターン2. パソコンを使って初期化する手順
パターン3. Apple Watch本体データのみを初期化する手順

パターン1:iPhoneとペアリングを初期化する手順

iPhoneでAppleWatchのデータを初期化する場合は、下記の手順に沿って進めてください。

<iPhoneでApple Watchの初期化を行う方法>

1. iPhоneで「Apple Watchアプリ」を開く
2. 「マイウォッチ」をタップ
3. 「すべてのWatch」をタップ
4. Apple Watchの横にあるiマークをタップ
5. 「Apple Watchのペアリングを解除」をタップ

以上で、Apple Watchの初期化は完了です。iPhoneとのペアリングを解除することで、データの削除に加えて、アクティベーションロックも初期化されます。

 

パターン2:パソコンを使って初期化する手順

Apple Watchアップルウォッチをパソコンを使って初期化する場合は、下記の手順で進めていきます。

<Apple Watchをパソコンで初期化する手順>

1. 「デバイスを探す|iClоud」を開く
2. ページ内の「サインイン」をタップ
3. Apple IDに設定しているメールアドレスもしくは電話番号を入力する
4. デバイス一覧からApple Watchを選択
5. Apple Watchの詳細画面を開き「このデバイスを消去」をタップ
6. 再びApple IDのパスワードを入力してサインイン
7. 2段階認証のコードを入力
8. 「消去」をタップ

パターン3:Apple Watch本体データのみを初期化する手順

さいごに、Apple Watchアップルウォッチを使って本体のデータのみを初期化する方法についても紹介しておきますね。

<Apple Watch で初期化する方法>

1. Apple Watchのホーム画面を開く
2. 「設定」をタップ
3. 「一般」→「リセット」の順にタップ
4. 「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップ
5. Apple Watchの初期化に関する確認画面が表示される
6. 画面をスクロールしながら内容を確認する
7. 「すべてを消去」をタップ

Apple Watchの初期化ができないときはどうしたら?

なお、Apple Watchの初期化について、パスワードを忘れて実行できない場合は、”強制初期化” を利用します。

“強制初期化の手順” は、下記の通りです。

<Apple Watchを強制的に初期化する方法>

1. Apple Watchを充電器にセットした状態で、サイドボタンを長押し
2. 画面右上に電源ボタンが表示されたらサイドボタンの長押しをやめ、Digital Crоwnを長押し
3. 「すべてのコンテンツ設定を消去しますか?」が表示されたらDigital Crоwnのボタンの長押しをやめ、リセットボタンをタップ
4. 次に表示されるリセットボタンもタップ

強制初期化もできない場合は専門家に相談しよう!

もし、Apple Watchの強制初期化を利用しても、Apple Watchの初期化ができない場合は、Appleの公式サポートや、専門業者に相談するのも1つの方法です。

Apple Watchの初期化は自分でも行えますが、やり方を間違え適切に初期化されていない場合は業者に買い取ってもらえなかったり、次の購入者が使用できなかったりというトラブルが発生する可能性があります。

とくに、売却や譲渡を目的として初期化する場合は、第三者への個人情報漏洩を防ぐためにも、Apple Store や 修理業者など、専門知識がある業者を活用するのが安心です。

Apple Watchの初期化に悩んだら、専門業者の利用も検討してみてください。

> Apple 公式サポート はこちら

 

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