iPhoneに傷がついた場合の対処法。画面・側面・傷消し・気にしないが正解？

iPhoneの画面にひび割れが起きても放置している人を多くみかけます。修理代にお金がかかるから放置したり、多少の傷は気にしなかったりという人も多いのではないでしょうか。

今回はキズがついた時の対処方法や、傷がつく前に施工しておくと傷がつきにくくなるコーティングについて解説します。

iPhoneの画面や側面の傷について対処方法に困っていたら、ぜひ参考にしてください。

 iPhoneの画面や側面の傷は気にしない？

iPhoneに傷がついたものの、とくに操作に支障はない場合、そのままにしている人も多いです。

１. 画面の傷を放置した場合

iPhoneを落として画面をバキバキに割ってしまった経験がある人は、意外と多いです。

普通に使っているつもりでも、画面がガラスで出来ているため、どうしても細かな傷が増えてしまいます。「少しの傷なら、気にしなければいいや」と思いがちですが、画面の傷を放置したままにすると、劣化によりひび割れにつながることがあります。

さらに、画面のひび割れによって、割れた箇所がタッチパネルに触れて誤作動を起こしてしまうことも。再起動しようとしても、ひび割れによる誤動作によってパスコードを勝手に入力されるなどの症状が起こり、最悪の場合初期化することにもなりかねません。

iPhoneの画面に傷がついた時は、できるだけ、放置しない方が良いのです。

２. 側面に傷がついた場合

iPhoneは側面に傷がつきやすい作りになっています。iPhoneX以降では側面にステンレスとアルミニウムが使用されていて、ステンレスは強度は強いものの、傷がつきやすいのです。

ステンレスは比較的強度が強いのですが、キッチンのシンクに傷がつくように、iPhoneの側面にもどうしても傷がついてしまいます。

また、iPhone12以降のハイエンドモデルではステンレスに硬度の低いカラーメッキでコーティングされているため傷がつきやすくなります。

世代（X以降）	機種	素材
iPhone X	iPhone XR	アルミニウム
	iPhone X/XS/XS MAX	ステンレス
iPhone 11	iPhone 11	アルミニウム
	iPhone Pro/Pro Max	ステンレス
iPhone 12	iPhone 12/12mini	アルミニウム
	iPhone 12 Pro	ステンレス
iPhone 13	iPhone 13/13mini	アルミニウム
	iPhone 13 Pro/ Pro Max	ステンレス
iPhone 14	iPhone 14 / Plus	アルミニウム
	iPhone 14 Pro / Pro Max	ステンレス

ただ、側面の傷に関しては、操作自体に影響を与えるリスクが少ないので、もし気にならないのであれば、そのまま使うという選択肢もあります。

iPhone傷消しの応急処置

AppleCare+に入っている方はApple Storeに持って行きましょう。保証の範囲内という条件はありますが、修理代金は非常に安くなります。（※AppleCare+：通常の保証期間を2年延長する有償のサービスです）

ドコモ、ソフトバンク、auなどキャリアの保証に入っている場合は、各キャリアの店舗に持ち込むことをおすすめします。

とくに保証に入っていなかったり、保証はあるけれどApple Storeの予約が面倒だったり、緊急で当日中に修理しなくてはいけない場合などは、近くの修理店へ持ち込んで相談してみましょう。

なお、すぐに修理に持って行けない場合は応急処置を試してみましょう。ここでは家庭にあるもので出来る画面に傷がついた場合の応急処置をいくつか紹介します。

※ただし、あくまで応急処置であり、正式な処置方法とは異なります。対応は自己責任で行なってください。

画面の傷の応急処置方法：テープ・保護フィルムを貼る

画面の傷の場合は、一旦、セロファンテープや保護フィルムを貼ることで、ひび割れが拡大するのを防いだり、タッチパネルでの操作が可能になるケースがあります。

ただ、できるだけ早く、修理に持っていきましょう。

側面の傷の応急処置方法①：ベビーパウダー・重曹で傷を消す

粒子の細かいベビーパウダーや重曹を傷に塗り込むと、傷が目立たなくなります。水１に対してベビーパウダー（もしくは重曹）２の割合でペースト状の液体を作り、柔らかい布などで傷口にすり込みます。この方法も一時的に目立たなくさせるだけの応急処置です。

側面の傷の応急処置方法②：歯磨き粉で傷を消す

歯磨き粉は金属を研磨する効果があるので、iPhoneの表面を削ることで傷が目立たなくなります。歯磨きの要領で、少し水を含ませ布で磨きましょう。

この方法は傷を埋めるのではなく表面を削ることになるので、強くこすりすぎないように気をつけてください。強くこすりすぎると逆に傷をつけてしまうことになりかねません。

【おすすめ】ピカプロコーティングで傷予防！

傷ができてから応急処置をするくらいであれば、傷がつくことを事前に防ぐのがベストです。

傷の予防にはiPhoneの表面をコーティングすることが効果的。

ここではヨドバシカメラで行っている「ピカプロ」でのコーティングについて解説します。

＼#スマホコーティング ってご存じですか⁉️／

施行時間は約15分☝️安心で安全❗️
人体に無害の素材を使用した #ピカプロDX✨

ウイルスの不活性化で抗菌作用あり👍
施行作業はお客様の目の前で承ります🙋

お客様のスマホを1Fフィルム貼付コーナーへお持ち込みください💁
➡️https://t.co/p9Md1FWyUK pic.twitter.com/LKZk8qfROn

— ヨドバシカメラ 秋葉原店 (@yodobashi_akiba) November 8, 2021

画面だけでなく全体をコーティングしてもらえるので、側面や裏面などの傷にも対応できて非常にありがたいサービスです。ヨドバシカメラで受けられるコーティングサービスの料金は以下の通りです。

スマートフォン : 4,980円(税込)
タブレット : 5,980円(税込)

※耐久期間は1年間が目安です。
※その他、サービスの詳細についてはヨドバシカメラ各店舗にお問合せください。

＞ヨドバシカメラ 近くの店舗を探す

ピカプロコーティングとは？

ピカプロはスマホ、タブレットなどの液晶画面やキッチン、洗面台など、様々な場面に対応した超薄膜のガラスコーティング剤です。

主な特徴は次の通りです。

• 9Hというとても高い硬度
  （※9Hは引っ掻き硬度という基準でナイフ等と同等）
• 小さな傷を埋めてクリアになり指紋などがつきにくくなる
• SIAA（抗菌製品技術協議会）認定を受けた安全性の保証された抗菌機能
• コロナウイルスに対する抗菌効果も認められた（公式ページより）

スマホは触っている時間が非常に長く、細菌もとても多いのです。
細菌防止効果が100倍なので安心して使えます。

ピカプロでコーティングするメリット

ピカプロには以下のようなメリットがあります。

• 溶剤を塗るだけの簡単な作業でコーティングできる
• 画面の強度が高くなり割れにくくなる
• 衝撃を吸収する効果がある
• 指紋などの汚れもさっと拭き取れる
• 保護フィルムと違って、埃や気泡が入らない
• フィルムのように縁が目立たない

iPhoneに傷がついた場合はできるだけ早く修理に。

今回はiPhoneに傷がついてしまった時の応急処置と予防策について紹介しました。

iPhoneの傷を放置しておくと劣化により割れが起こったり、最悪の場合初期化したり悪化することにもなりかねません。

傷を修復するための応急処置もありますが、傷を放置することで、さらにひび割れが広がるケースもあるので、できるだけ早く修理に持って行ってください。

傷がつくことがないよう、ピカプロコーティングなどの予防策を検討するのもおすすめです。