Arc(アーク)ブラウザとは?使い方やメリット・デメリット。開発元はどこの国の会社?
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2023年7月に、新たに登場したWebブラウザ『Arc(アーク)』。
アークブラウザは、「これまでのブラウザよりも使いやすい」「洗練されたデザインで操作性が良い」などとと評判になっています。
すでMacユーザーをはじめとする利用者が、Google Chrome や Safari などと同様、日常使いのブラウザの新たな選択肢として注目し、2024年4月には、Windows版もリリースされています。
この記事では、アークブラウザ(Arc)の概要をはじめ、使い方、メリット・デメリットについて解説します。
アークブラウザとは?
(出典元:Arc Browser)
『Arc(アーク)』は、いま、Googke Chrome や Safari、Edge などのブラウザに代わる、新たなブラウザとして注目されているWebブラウザです。
シンプルなインターフェイスで操作性に優れているほか、機能が豊富な点が魅力で、Chromeなど、従来のブラウザを操作できる人であれば、難なく利用することができます。
『Arc(アーク)』の最大の特徴は、”AIアシスタントを装備” していることで、AI機能との組み合わせにより、これまでにないウェブ体験が実現します。
個人データを保護し、高い安全性を確保していることも特徴的で、『Arc(アーク)』のおもな特徴をまとめると、下記のとおりです。
< Webブラウザ Arc の特徴 >
● デザイン性が高い
● 操作性がよい
● 拡張性に優れている
● タブやウィンドウがカスタマイズできる
● クイックメニューでワンクリックで機能が呼び出せる
● ターゲティングされた広告をブロックする
● 安全に利用できる
アークブラウザの開発元は?
(出典元:The Browser Company)
Webブラウザ『Arc(アーク)』は、アメリカ・ニューヨークに本社を置くスタートアップ企業、”The Browser Company社” によって開発されました。
企業の設立は2019年と、比較的新しい会社です。
The Browser Company社は、Webプラットフォームを提供する “Facebook” や “Linkedin” などの、有名企業による出資を受けていて、今後の成長・発展を期待されています。
The Browser Company社によって、2023年7月に発表されたのが、Webブラウザ『Arc(アーク)』で、Arc(アーク)の利用者が増えることによって、同社の世界における役割・位置付けも向上していくでしょう。
なお、The Browser CompanyのHPにある “Values” では、企業としての考え方を知ることができます。
読み物としても面白いので、ぜひ翻訳機能を使って読んでみてください。
アークブラウザの使い方
(出典元:Arc Browser)
Webブラウザ『Arc(アーク)』は、基本的に、下記の3つのステップを踏めば利用できます。
- 公式サイトから『Arcアプリ』をダウンロードする(https://arc.net/)
- アカウントを作成する
- 元ブラウザから引き継ぎの操作を行う
かんたんですよね!
アプリをダウンロードした後は、既存のブラウザで保存していたブックマークやパスワードをそのまま引き継ぐことが可能です。
データの引継ぎはいつでも可能ですが、すぐにできるのでダウンロード後に設定を進めていくとよいでしょう。
データを引き継ぎたいブラウザを選択し、さらに引き継ぎたいブックマークを選んでいくだけで完了です。
基本的なカスタマイズ設定を進めていくと、自分仕様のアークブラウザが利用できるようになります。
Googleアカウントにサインインするかどうかの項目もあるので、サインインしておくと、”Chromeと同様にGoogleアプリが利用できる” ので便利です。
アークブラウザのメリット
Webブラウザ『Arc(アーク)』には、下記のようなメリットがあります。
メリット1. AIアシスタントによるサポート
『Arc(アーク)』では、多くのタスクを “AIアシスタント” がサポートしてくれます。
リサーチや文章の要約、翻訳などのさまざまなタスクについて、AIを活用しながらWebが利用できるようになります。
たとえば、Webサイト上の文章を読み取って質問すると、AIが答えてくれるので、リサーチ時間を大幅に削減することができます。
また、『Arc(アーク)』では、複数のブラウザタブを開くことなくChatGPTを使えるのも便利なポイントです。
検索結果で表示されるタイトル上にマウスポインターを置くだけで、本文の要約をしてくれる機能も搭載されているので、仕事や勉強にインターネットを使いたい人にとっては、便利なブラウザだと言えるでしょう。
メリット2. サイドバーにまとめられた便利ツール
既存のブラウザでは、ブックマークなどは画面の上部に表示されていますが、『Arc(アーク)』では “サイドバーに集約” されています。
ショートカット(Favorite)やブックマーク(Pinned)、タブ(Today)などの要素がすべて縦に並んでいて、視覚的にもわかりやすくなっているのは魅力的な特徴の1つです。
なお、サイドバーが邪魔な場合には、クリックするだけですぐに閉じることもできるので、シンプルに使いたい人にとってもおすすめできます。
メリット3. Chromeの拡張機能が使える
『Arc(アーク)』は、Google Chrome と同じ、”Chromium(クロミウム)” という、ウェブブラウザ向けのコードがベースとなっています。
そのため、Chromeの拡張機能が利用できることもメリットの1つです。
普段からブラウジングのときに、拡張機能を利用している人でも、ストレスなくアークブラウザへ移行できるでしょう。
メリット4. ユーザーが求める機能が多数搭載
『Arc(アーク)』のメリットとして、ユーザーのニーズに対応できるような、”多数の機能” を実装していることもあげられます。
とくにおすすめの機能は、下記のとおりです。
< Webブラウザ Arc の機能例 >
● スクリーンショット:デフォルトで機能搭載されているので使いやすい
● スペース:複数のワークスペースが利用できる
● ブースト:自分好みにWebページをカスタマイズできる
● 画面分割:ドラッグ&ドロップするだけで、最大で4つのタブを1つの画面にまとめられる
● リンク先のプレビュー:Shift+リンククリックで、タブを開かずにリンク先を確認できる
アークブラウザのデメリット
メリットの多い『Arc(アーク)』ですが、下記のようなデメリットもあります。
デメリット1. 日本語対応していない
Webブラウザ『Arc(アーク)』は、現在、日本語には対応していません。(2024年7月時点)
日本語で入力したり、検索結果を日本語で表示することはできるので、日ごろは使いづらさは感じにくいですが、新機能を使うときなどに、英語表記の内容を理解する必要があるので、不便さを感じることはあるでしょう。
デメリット2. 使いこなすのに時間がかかる
「デメリット1. 日本語に対応していない」ということも影響しているのですが、『Arc(アーク)』の場合、はじめて使う機能を使いこなすのに時間がかかるのは否めません。
たとえば、Google Chromeにおける、ショートカット機能が “Favorite”、ブックマーク機能が “Pinned” だったりと、機能の表示形式が異なります。
機能が多数搭載されているため、すべてを理解して使いこなすのには時間がかかるとも言えます。
慣れるまで違和感を感じる可能性があるんですね。
ダウンロード必須!Arc(アーク)ブラウザでストレスのないWeb閲覧を
このように、Webブラウザ『Arc(アーク)』は、AIアシスタントによるサポートがあり、快適なWeb検索の環境が実現します。
操作性に優れていて、ユーザーが求める機能が多数実装されているので、気になった人はぜひ一度使ってみてください。