Claude3(クロード3)とは？無料？有料？日本語でも使える？何がすごい？
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ChatGPTの登場以降、進化が止まらない生成AIの中で、今いちばん注目されている大規模言語モデルの1つが『Claude3（クロード3）』です。
一部では、『Claude3（クロード3）』は、「ChatGPTで使われている言語モデルGPT-4を超えるのでは？」とも言われていて、日本でも利用する人がどんどん増えています。
そこで今回は、Claude3（クロード3）とはどのような特徴を持つ言語モデルなのかや利用方法、利用料金についてお伝えします。
「Claude3(クロード3)」とは？
（出典：Claude 公式サイト）
『Claude3（クロード3）』とは、AI企業である “Anthropic（アンソロピック）社” により開発された大規模言語モデルです。
Anthropic社は、ChatGPTを開発したOpenAI（オープンエーアイ）社に所属していた人たちが立ち上げたスタートアップ企業で、2024年3月に同社のサービスとして、『Claude3』が一般公開され、「ChatGPTよりもすごい」などと話題になりました。
Claude3 は、全モデルの『Claude2（クロード2）』よりもさらに処理速度や精度が上がり、自然な会話ができるほか、画像処理にも対応しています。
Claude3 を使えば、記事の下書きを作成したり、数学の問題を解いたり、ソフトウェアのコードを書いたり、膨大なデータを分析したりなど、人間が行うと膨大な時間がかかる作業を一瞬で終われせることが可能です。
今後、ChatGPTに代わる、もしくは、ChatGPTに匹敵する生成AIサービスになる可能性があります。
「Claude3」は日本語でも使用OK！
（出典：Claude）
そんな注目の生成AI『Claude3（クロード3）』は、日本語にも対応しています。
設定を変更する必要がなく、登録後すぐに日本語で利用できるので便利です。日本語で入力して質問すると、日本語で回答が返ってきます。
操作画面の言語は英語表示になっているので、メニュー表示が英語のままだと使いづらい人はGoogle翻訳などブラウザの翻訳機能を使う必要がありますが、質問する際は画面上で直感的な操作が可能なので、基本的には翻訳しなくても操作に困ることはないでしょう。
「Claude3」の特徴・何がすごい？
『Claude3（クロード3）』の何がすごいのかについて、さらに深ぼっていきますね。
特徴1. 自然な日本語の生成が可能
『Claude3（クロード3）』の特徴として、”自然な日本語で文章を生成することができる” という点は欠かせないポイントです。
日本語で生成AIチャットを使うとき、たびたび問題になるのが、”回答が違和感のある日本語になってしまう” という点です。
英語で “指示文（プロンプト）” を入力したら、思う通りの回答が得られたのに、日本語で入力すると不思議な日本語、違和感のある日本語の回答になってしまった…という経験をした人も少なくないのではないでしょうか。
その点、『Claude3（クロード3）』は、日本語の微妙なニュアンスを習得しているため、滑らかな日本語表現での回答・文章の生成が可能です。
ChatGPTと比べても、より自然に近い日本語の生成が実現しているという意見・評価も多いので、日本語ユーザーにとっては使いやすい生成AIだと言えるでしょう。
特徴2. 長文も読み込める
『Claude3（クロード3）』は、”最大20万トークンに対応可能” という特徴があります。
生成AIにおける “トークン” とは、AIがテキストを分解するために使用する単語・文字セット・単語と句読点の組み合わせのことを指します。
20万トークンを日本語に換算すると、”30万文字程度” になるのですが、ChatGPTの場合、有料版を使っても2万文字程度が限度なので、”長文の要約をしたいとき” は『Claude3（クロード3）』の方が適任だと言えるでしょう。
対応可能なトークン数が多いことで、長文の文書や過去のチャット履歴など、多くの情報を参照しながら精度が高い回答を実現できます。
また、複雑なタスクや多言語への応対にも優れているので、専門的で高度な内容にも対応可能です。
さらに、『Claude3（クロード3）』はプログラミングにも強いので、コードの生成やコードのデバッグを提案してもらうといった活用方法ができるのも長所だと言えます。
特徴3. テキスト以外の画像データも処理できる
『Claude3（クロード3）』の特徴として、”テキストだけでなく画像データの処理もできる” という点も欠かせないポイントです。
画像認識の精度が高く、画像キャプション生成いおいては、ChatGPTを超えるほどの性能があると言われています。
画像分類や異常検知をはじめ、PDF読み取りによる情報整理・抽出など、ビジネスでも幅広く活用できる可能性があるんですね！
「Claude3」の始め方・使い方
『Claude3（クロード3）』の始め方・使い方はかんたんです。次の3ステップで利用を開始できます。
<Claude3の利用開始方法＞
1. Claudeのトップページ（https://claude.ai/） にある「Try Claude」をクリックする
2. “Googleアカウント” または “メールアドレス” を登録して「アカウントを作成」する
3. “電話番号” を登録して、”認証” をすませればOK！
このように、『Claude3（クロード3）』は、5分もあればすぐにアカウントの作成が可能です。
Claude3 はスマホのブラウザにも対応していて、操作画面もシンプルで使いやすいので、初心者にもおすすめです。
「Claude3」の利用料金はいくら？無料でも利用OK！
（出典：Claude 公式サイト）
気になる『Claude3（クロード3）』の利用料金ですが、Claude3 はうれしいことに、基本的に “無料” で利用できます。
質問をしたり、文章作成したりする程度であれば、無料プラン（無料モデル）でも十分対応可能です。
ただ、ChatGPTの有料プラン、ChatGPT Plusと同額の “月額20ドル” がかかる有料プラン『Claude Pro』に加入すると、数的処理能力に強くプログラミングに活用できるOpusや、高速処理ができるHaikuといったモデルも利用できるようになります。
仕事などで頻繁にClaude3を利用する可能性がある人は、無料プランを試した後でアップグレードすると良いでしょう。
| プラン | 特徴 | 月額利用料金 |
| Claude Proプラン （有料） |
複雑なタスクに対応できるOpusや、対応速度に優れているHaikuなどのモデルを利用できる | 20ドル |
| 無料プラン | Claude Sonnet・Claude 3.5 Sonnetを利用できる | 無料 |
「Claude3」は今後の可能性が期待される高性能な大規模言語モデル！
このように、Anthropic社（アンソロピック社）が提供する『Claude3（クロード3）』は、高性能でいろいろな活用方法ができる大規模言語モデルです。
登録すればすぐに日本語で使えるほか、基本的には無料で利用できるので、気になった人はぜひこの機会に試してみてください。
きっと、日常やビジネスに良い影響を与えてくれるはずです！
