Stella AI(ステラAI)とは?何かできる?利用料金は無料?有料?ドコモとセット割も!
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NTTドコモ は、生成AI技術を活用したサービスを提供するスタートアップ企業 “株式会社SUPERNOVA(東京都渋谷区)” との業務提携を開始したと発表。
2024年12月1日から、SUPERNOVAが開発する生成AIサービス『Stella AI(ステラAI)』を、ドコモのオウンドメディアや一部のドコモショップで取り扱うことが明らかになりました。
『Stella AI(ステラAI)』とは、生成AIを初心者でも簡単に利用しやすくしたサービスです。
『Stella AI』には、生成AIへの指示出しがより簡単になる “テンプレート” が豊富に用意されているので、直感的にAIにやってほしいことを依頼することができます。
また、『eximoポイ活』・『eximo』・『ahamo』を契約しているユーザー向けに、11か月間『Stella AI』月額料金相当額の割引する『Stella AIセット割』も実施されるので、日ごろ生成AIを活用しているユーザーも、”Gemini(ジェミニ)“、”GPT(ジーピーティー)“、”Claude(クロード)“、NTT版大規模言語モデルの “tsuzumi(ツヅミ)” などの最新AIモデルをリーズナブルに使えるチャンスでもあります。
速報🎉
docomo STARTUPよりスピンアウトした株式会社SUPERNOVAが、生成AIのニュースタンダード「Stella AI」を提供開始 !https://t.co/hqTRiULKZ8 @PRTIMES_JP— docomo STARTUP (@docomo_startup) November 22, 2024
2024年6月には、ソフトバンク株式会社が『Perplexity AI(パープレキシティ)』との提携をはじめ、”ソフトバンク“、”ワイモバイル“、”LINEMO” ユーザーは、AI検索エンジン、有料版『Perplexity Pro(通常月額2,950円~)』を1年間無料で使えるキャンペーンをはじめたので、対抗する意味合いもあるのかもしれません。
この記事では、ドコモがセット割をはじめた『Stella AI(ステラAI)』とは、どんなサービスなのか、何ができるのかや利用料金についてお伝えします。
「Stella AI(ステラAI)」とは?
(出典:Stella AI)
『Stella AI(ステラAI)』とは、”Gemini“、”GPT“、”Claude“、”tsuzumi” など、”複数のAIモデル” を束ねて、1つのサービス画面上から利用できるようにした生成AIサービスです。
“生成AIを使ったことがない人” や、”AIをうまく使いこなせていない人” でも使いやすいよう、”1,000個以上のテンプレート” が用意されているのが特徴的で、ユーザーはテンプレの予約を埋めるだけで、直感的にAIに指示出しをすることができます。
ChatGPTなど、無料、且つ、アカウント登録不要で使えるAIは数多く出てきていますが、「どう活用したら良いのかわからない」「プロンプト(指示文)を考えるのが負担」などと感じていた人にとっては、AIの技術を日常や業務に取り入れて便利にするチャンスかもしれません。
注意:マッチングアプリではない
なお、名前のよく似たサービスに『Stella(ステラ)』というAI美女とのマッチングサービス・アプリがあるのですが、『Stella AI(ステラAI)』とは別物なので、混同しないように注意してください。
「Stella AI」でできること・特徴
『Stella AI(ステラAI)』でできること、特徴として、下記の2点があげられます。
特徴1. テンプレで簡単にAIを活用できる
『Stella AI(ステラAI)』の大きな特徴は、”1,000種類以上のテンプレを使って、かんたんにAIを利用できる” という点です。
ユーザーは、テンプレないの “空白欄” を埋めるだけなので、「どのようにAIに指示出ししたら良いかわからない」「プロンプト(指示文)を考えるのが苦手」という人でも、AI技術を活用しやすくなります。
(出典:PR TIMES)
また、”カテゴリー” からテンプレートを検索する機能もあるので、「そもそも、AIを何に利用したら良いかわからない」という人や、「AIでどう便利になるのかイメージが持てない」という人でも、生成AIの技術を日常の生活や業務に取り入れやすくすることができるという点も特徴的です。
(出典:PR TIMES)
“初心者でも使えるAI” という点が、『Stella AI(ステラAI)』の大きな特徴だと言えるでしょう。
特徴2. 複数のAIモデルを使える
『Stella AI(ステラAI)』のもう1つの特徴は、”複数のAIモデルを利用できる” という点です。
『Stella AI(ステラAI)』は、下記のような最新AIモデルや、画像生成AIも使うことができます。
<StellaAI 対応のAIモデル>
Gemini 1.5 Pro / Gemini 1.5 Flash / GPT-4o / GPT-4o mini / o1-preview / o1-mini / Claude 3.5 Sonnet / tsuzumi / Imagen 3 / DALL-E 3
上記すべてのAIモデルについて、『Stella AI』のサービスサイト、もしくは、iOS・Androidアプリ上からの操作で回答を得ることができるので、サイト・アプリを行ったり来たりせずにAIを使えるのは、初心者だけでなく、すでにAIを活用している人にもうれしいメリットだと言えるでしょう。
また、各AIの有料プランを検討している人にとっては、各AIの有料プランを個別に契約するよりもお得にAIを活用できる可能性があり、一度検討してみる価値があるサービスだと言えるでしょう。
「Stella AI」の利用料金
『Stella AI(ステラAI)』は、無料サービスではなく、月額利用料のかかる “有料” のサービスです。
利用料金は、”ライト”、”スタンダード”、”プレミアム” の3つの料金プランから選ぶことができます。
(出典:PR TIMES)
いちばん安い “ライトプラン” だと、月額980円(税別)〜で利用できますが、利用回数が月250回までと制限があるので、実際に利用しはじめると、”スタンダートプラン” や “プレミアムプラン” でないと足りなくなる可能性があります。
はじめてAIを使う人にとっては、自分が「月に何回AIを使いそうなのか」がイメージしづらいかと思いますが、同じスレッド(話の流れ)の中で、追加質問した場合も、追加質問で「1回」とカウントされていくので、AIを活用すればするほど、気づかないうちに相当数の利用回数を消費してしまうんですね。
もし、『Stella AI(ステラAI)』の利用を検討しているなら、基本的には、月額1,480円(税別)以上の利用料金がかかるイメージを持っておくと良いでしょう。
※ なお、利用回数は、AIモデルにより異なっていて、複雑なタスクも可能な “(OpenAI)o1-preview” は利用回数10回分、”(OpenAI)o1-mini”、”Imagen3(画像生成AI)”、”DALL-E3(画像生成AI)” は利用回数3回分を消費するとのことなので、注意しましょう。
ドコモの「Stella AIセット割」で安い?
(出典:PR TIMES)
なお、冒頭で記載したように、ドコモが提供する『eximoポイ活』・『eximo』・『ahamo』を契約しているユーザーなた、『Stella AI』の月額料金相当が “11か月間割引” となる『Stella AIセット割』を利用することができます。
該当する人は、セット割を利用する方が安くなるので、Stella AI セット割 特設サイト をチェックしてみると良いでしょう。
「Stella AI」の対応デバイス
なお、『Stella AI(ステラAI)』は、Webブラウザ上で利用できるほか、iOS / Android アプリ も提供されるので、スマートフォン(iPhone / Android)でも簡単に利用することができます。
2024年12月中旬には、Google Chrome拡張機能 もリリース予定とのことなので、今後に期待しましょう。
<Stella AI 提供デバイス>
・iOSアプリ
・AndroidOSアプリ
・WEBブラウザ(スマホ/タブレット/PC)
・Google Chrome拡張機能 *2024年12月中旬に提供開始予定
「Stella AI」でAI利用者が増えるのか注目
このように、NTTドコモが提携する『Stella AI(ステラAI)』は、初心者でもAIを活用しやすくしたサービスです。
一部のドコモショップで、『Stella AI』『Stella AIセット割』の受付サポートを開始するほか、取り扱い対象のドコモショップでは、2025年1月中旬以降、”生成AI講座” を実施予定とのことなので、「AIを使ってみたかったものの、どうやったら良いかわからなかったシニア層」など、AIを利用する人が増えるかもしれません。
『Stella AI(ステラAI)』が、人々の生活にどのような影響を与えるのか、今後に注目です。