Chat GPT とは?利用料金や始め方。日本語でも使える!セキュリティ・情報漏洩の危険は?

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Chat GPT とは

Chat GPTとは何日本語でも使える?

チャットGPT導入するのに利用料金はかかる?セキュリティの問題は?

2023年2月7日。米マイクロソフト社が、OPEN AI社によって開発された人工知能(AI)を使ったチャットボットChat GPTチャットジーピーティーチャットGPT)』の技術を、自社の検索エンジン(Bing)とブラウザ(Edge)に導入することを発表し、大きな注目を集めました。

Chat GPTの技術により、「Bingでは、自然な文章で質問すると “自然な文章での回答” も返ってくる」ことになり、一瞬で “検索意図にあった回答” にたどり着けるというメリットがあります。

 

プレビューで表示された、チャットボットを使った回答が、あまりに自然な文章でクオリティーが高いことから、「賢すぎる!」「今後、文章を書いたり、レポートをまとめるときは、人間が書くより、Chat GPTを使った方が良いのでは?」などと話題は尽きません。

そこで今回は、いま大注目の新技術 Chat GPT(チャットジーピーティー)について、利用料金や始め方、日本語対応の可否、セキュリティーや情報漏洩の危険についてお伝えします。

※ 2024年5月14日追記 ※
2024年5月13日(米国時間)、OpenAI社から、新AIモデル『GPT-4o』が発表されました。今後、ChatGPTが新モデルGPT-4oにより動作することで、より対人間のような受け答えに近づき、音声や画像、映像による入力に素早く反応できるようになると期待されています。

Chat GPT(チャットジーピーティー)とは?

Chat GPT(チャットジーピーティー/チャットGPT)とは、米 OPEN AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットボットです。

Chat GPTは、人間の質問に対して、人間のように会話し、幅広い質問に答えることができます。

Chat GPTの利用料金

ChatGPT

(出典:OPEN AI社

Chat GPTを利用するには、OPEN AIのアカウントを作成することが必要ですが、メールアドレスと電話番号だけでかんたんに登録でき、『無料』で利用開始できます。

> OPEN AI アカウント登録ページ

ただ、無料版でできることには限りがあり、2023年2月1日に、ChatGPTの有料サブスクリプション版『ChatGPT Plus』をリリースすることが発表されました。

サブスク版の『ChatGPT Plus』は、まず米国で提供が開始され、価格は月額20ドル(約3,000円)

「今後も無料版の提供は続ける」と発表されていますが、将来的に有料版と無料版で提供される内容にちがいが出る可能性は少なくありません。

<サブスク版の『ChatGPT Plus』のメリット>

・ピーク時にアクセスしやすくなる。
・レスポンスの時間が短縮される。
・新機能などが優先的に使える。

今後の展開に注目です。

Chat GPTの利用の始め方

Chat GPTの始め方は、とてもかんたんです。

chatGPT

<Chat GPT 利用開始のステップ>

① OPEN AI社のページにアクセス。(https://openai.com/blog/chatgpt/
② アカウントを作成する。(メールアドレス・電話番号を入れる)

※ ただ、今、新規アカウントを作成する人が殺到しており、レスポンスに時間がかかる可能性があります。

edit メモ

(6/6追記)※ ChatGPT 公式アプリがリリースされました。iPhoneユーザーであれば、下記URLからダウンロードして利用ができます。

> AppStore OPEN AI社公式「ChatGPT」アプリ(無料DL可)
https://apps.apple.com/jp/app/chatgpt/id6448311069

※ 2024年4月1日、チャットGPTが “アカウントの登録不要” で使えるようにアップデートされました。アカウント登録せずに使いたい人は、こちら の記事を参考にしてください。

Chat GPTは日本語でも使える?

Chat GPTは、日本語でも使うことができます。

実際に日本語で使ってみた人たちの声を見ていくと、「すごい!」「自分より文章がうまいかもしれない」「自然すぎる」という高評価レビューが多いです。

ただ、まだ完ぺきとは言えないと感じる人もいて、今後の改善が期待されます。

Chat GPTの活用方法

全世界で注目を集める Chat GPTですが、その活用方法はさまざまです。

いま上げられているだけでも、下記のような使い方があるので、「今後の活用の可能性は無限大」と言っても過言ではないでしょう。

<Chat GPTの活用方法例>

・お問合せの回答(カスタマーサービス/サポートセンター業務)
・情報検索
・情報の要約
・レポートの作成
・ブログ記事の執筆
・文章の添削
・メールの作成
・翻訳
・歌詞やポエムの作成
・作曲
・プログラミング
・バグの発見
・料理の献立の作成
・ディベート など

Chat GPT利用の注意点。セキュリティー・情報漏洩のリスクは?

ぜひ活用したいChat GPTですが、利用する上で、“セキュリティー(情報漏洩)のリスク” と “情報の正確性” という点は注意が必要です。

高性能なAIチャットボットであるChat GPTは、高性能である分、犯罪への利用や予期せぬ情報漏洩のリスクがあることも指摘されています。

2023年1月に、イスラエルの研究チーム『Check Point Research』は、Chat GPTはコードディングやデバッグも可能なため、「サイバー犯罪者がこの技術を悪用し、不正アクセスに利用する可能性」を発表しました。(参考:チャットGPT悪用でサイバー犯罪者急増懸念、Check Pointが警告

また、人工知能の学習の結果、予期せぬ情報漏洩を招いたり(参考:文章生成AI「GPT-3」にハンドルネームを入力したら本名がフルネームで出力されたという報告)、情報の真偽が不明のまま要約してしまうなど、フェイクニュースの作成につながるのではという懸念もあります。

利用する際は、Chat GPTの回答を鵜呑みにせず、情報の正確性を確かめてから使うのが良いでしょう。

Chat GPTが未来を変える!

これまで見てきた通り、Chat GPTは検索の結果だけでなく、文章の作成やお問合せ対応、作曲、プログラミングなど、幅広い分野での応用が可能なすばらしい技術です。

Chat GPTを導入することにより、これまでは人の力に頼っていた作業が軽減されたり、よりスムーズで効率的な環境を実現できるようになれば、近い未来、人々の生活や仕事の進め方は大きく変わると予想されます。

まだ改善が必要な点も報告されていますが、うまく活用できるよう、チェックしてみてください。

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