SORA AIとは?動画生成AIソラはいつから使える?特徴は?利用料金は?
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2024年2月15日(米国時間)、ChatGPTで知られる、米OpenAI社が、動画生成AI『SORA(ソラ)』を発表しました。
動画生成AI『SORA(ソラ)』は、ChatGPTなどと同様、簡単なテキストの “指示文(プロンプト)” をもとに、”最長1分(60秒)の動画” を作成できる生成AIモデルで、実際に『SORA(ソラ)』で作成された動画が発表されると、「このクオリティの動画が、簡単に作れるようになるなんて!」と世界中で驚きの声が上がっています。
Prompt: “Several giant wooly mammoths approach treading through a snowy meadow, their long wooly fur lightly blows in the wind as they walk, snow covered trees and dramatic snow capped mountains in the distance, mid afternoon light with wispy clouds and a sun high in the distance… pic.twitter.com/Um5CWI18nS
— OpenAI (@OpenAI) February 15, 2024
実際に、「自分も動画を使ってみたい」「AI技術を活用して、動画製作費用を抑えたい」と思った人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、いま注目の動画生成AI『SORA(ソラ)』について、いつから利用できるかや特徴、利用料金をお伝えします。
SORA AI とは?
『SORA(ソラ)』とは、ChatGPTで知られる 米Open AI社 が開発した、動画生成AIのことを指します。
“Text-To-Video“、すなわち、”シンプルなテキスト” から “動画を生成” することが可能なモデルで、まだ一般公開はされていないものの、2024年2月15日(米国時間)に、SORAを使って生成された動画のサンプルが公開されると、「こんなに複雑な動画をテキストだけで簡単に作れるなんて…!」と、世界中で話題になりました。
『SORA(ソラ)』という名称は、日本語の「空(そら)」が由来となっていて、”無限の可能性を呼び起こす” というコンセプトに合わせて名付けられたとのこと。
Open AI社は、ChatGPT以降、日本市場を重視していると言われていて、今回発表された動画生成AI『SORA(ソラ)』についても、今後の正式リリースののち、日本で利用する企業・自治体・人が増えるのではないかと予想されています。
SORA AI でできること
動画生成AI『SORA(ソラ)』には、下記のような機能が搭載されています。
<動画生成AI SORAの機能>
・Text-To-Video:テキストから最大60秒のビデオを生成できる
・Image-to-Video:既存の画像を使用して動画生成ができる
・Video-to-Video:既存の動画に新要素を追加したり、一部を変更したりできる
SORAの特徴・メリット
また、SORAには下記のような特徴・メリットがあり、さまざまなシーンで活用することが可能です。
<SORAの特徴・メリット>
・複雑なシナリオやシーンにも対応できる
・動画の尺を前後に伸ばすことも可能
・2つの異なる動画の切り替えといった編集もOK
・実写風の動画だけでなく、アニメやゲーム調の動画生成も可能… など。
単調な動画だけでなく、実写風のものや、ゲーム『マインクラフト』を模した動画など、サンプル動画を見るだけでも、様々な使い方ができることがわかります。
「SORAを導入する」=「優秀な動画編集者を1人雇い入れる」というイメージが近いかもしれません。
OpenAI社のCEOである、サム・アルトマン氏も自身のX(@sama)で、ユーザーから募集したプロンプトを使って、SORAで生成した動画を公開しているのですが、本当にかんたんなテキストから、細部まで美しい動画が生成できていて、世界中で驚きの声があがりました。
https://t.co/rmk9zI0oqO pic.twitter.com/WanFKOzdIw
— Sam Altman (@sama) February 15, 2024
『SORA(ソラ)』では、Open AI社が提供する、画像生成AI『DALL・E2』『DALL・E3』で生成された画像をアニメーション化することもできるので、”動画のもとになる素材が全くない場合” でも安心して利用できるのも魅力です。
“ChatGPTに動画のシナリオを作ってもらい、DALL・E3で画像を生成、SORAで動画を生成する〜” といった流れができるようになれば、動画製作にかかる時間・人件費の大幅削減も夢ではないでしょう。
SORAはいつから使える?
動画生成AI『SORA(ソラ)』の正式なリリース日は、まだ公表されていません。
ただ、同じOpenAI社が提供している画像生成AI『DALL・E3』は、発表から約10日後には一部のユーザーが利用できるようになったので、早ければ、2024年3月中には利用できる可能性もあるのではと予想されています。
追加情報を期待しましょう!
SORAの利用料金は?
動画生成AI『SORA(ソラ)』の気になる利用料金ですが、有料なのか、無料でも使えるようになるかはまだ発表されていません。
ChatGPTのように、一部の機能が制限された状態で『無料版』を利用でき、全機能を利用する場合は『有料』の契約が必要という形になるのではという予想が多いですが、詳細はまだ不明なので、追加情報に期待しましょう!