スターリンク(Star link)とは?日本での料金や使い方、スマホと直接通信できる?

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スターリンク(Star link)って何?日本での料金使い方スマホと直接通信できる?

いま、「地球上のどこでもインターネットが利用できる」という画期的なサービスを提供し始めた、『スターリンク(Star link)』が話題になっています。

光回線ではなく、宇宙の衛星と専用の受信アンテナが通信を行なって電波をキャッチすることで、インターネットを利用できる仕組みで、回線速度も速く、今までインターネットの通信速度に不満のあった人にとって魅力あるサービスになりそうです。

今回は、スターリンク(Star link)の日本での利用料金や評判、使い方についてお伝えします。

スターリンク(Star link)とは?

スターリンク(Star link)とは、イーロン・マスク氏が率いる宇宙ベンチャー、米の民間企業『スペースX社』が提供する、人工衛星を使った通信サービスです。

通信速度も「下り速度が200Mbps以上でた」「400Mbpsを超えていた」など、光回線に匹敵する十分な速度で、注目を集めています。

 

スターリンクに申し込むと、専用のアンテナやWi-Fiルーターが家に届くのですが、「電源を入れるだけ」で、近くの衛星から電波を拾えるようになるので、開通もかんたんです。

山間部など、ケーブルや基地局が少ない地域でも高速通信が可能になるので、非常に期待されています。

スターリンクを日本で利用する場合の料金や契約方法

スターリンク(Star link)の日本での利用料金

現在、『スターリンク(Star link)を日本で利用する場合、個人が利用できるプランは次の2種類。通常の使用には、”レジデンシャル” がおすすめです。

アドバイザー
アドバイザー
RVはキャンプや旅行など一時的に利用したい方向けのプランとなっており、全く使用しなければ月額料金は無料になります。
新人担当
新人担当
それでも月額9,900円は高めの設定に感じますね。
プラン名 初期費用 月額費用
レジデンシャル 73,000円➡36,500円

※期間限定キャンペーン中

6,600円
RV 73,000円➡36,500円

※期間限定キャンペーン中

9,900円

なおレジデンシャルを契約した場合、RVのように外出先で利用することはできない点に注意してください。

また、30日間無料お試しキャンペーン(2023年3月の時点)を開催中です。

スターリンク(Star link)の契約方法

スターリンク(Star link)』を利用したい場合は、スターリンク(Star link)公式サイト から手続を契約の手続きを行ってください。

KDDIからでも手続きはできますが、  KDDIは法人プランのみの対応 となっています。

スターリンクの設置方法や使い方

NO CONTRACTS, 30-DAY TRIAL

(出典:starlink

スターリンク(Star link)』を利用するには、”専用のアンテナを設置” する必要があります。

光通信のように、業者が設置してくれるわけではないので、自分でアンテナの設置を行う必要があります。

スターリンク(Star link)アンテナ設置方法

スターリンク(Star link)』に申し込みをすると、”スターリンクキット” が送られてきます。

<スターリンク(Star link)キットの中身>

  • 専用アンテナ
  • アンテナ台
  • Wi-Fiルーター
  • Wi-Fiルーター用の電源コード
  • 専用アンテナ用の接続コード

スターリンク(Star link)の『専用アンテナ』は、外に設置します。

アドバイザー
アドバイザー
イメージ的には BS アンテナのようなものになります!

ただ、BSアンテナとの違いは、スターリンクの衛星から届く電波を受信するためにアンテナ自体が可動する点です。そのため、”可動できるだけのスペースが必要” になります。

屋外にアンテナを建てる必要と、配線処理を行う必要があるので、専門の業者に設置の依頼をしたほうが安心です。専用のアンテナをべランダや屋根に設置するとなると一人では難しいでしょうし、場合によっては転落の危険性もあります。ぜひ依頼を検討してみましょう。

もし自分で作業する場合は、1人で行わずに、”2人以上で作業する” ようにしましょう。

※ 10/17 追記 ※

2023年10月、スターリンクにおいて、既存のスマートフォンから衛星通信を直接利用できる機能『Direct to Cell』サービスが、2024年に開始予定であることが公表されました。”空が見える場所” であれば、どこでも “既存のLTE対応スマホ” で衛星通信を直接使えるようになる機能で、ハードウェア、ソフトウェアの変更、専用のアプリのダウンロード等も必要なく、手軽に衛星通信を利用できるようになります。

テキストデータ通信は2024年内、音声およびデータ通信は2025年開始予定で、日本ではKDDIがパートナーとなり、auスマホでサービス展開されていくとのことで、今後の進化にも注目です。

> 詳細は スターリンクDirect toCell 公式ページから

スターリンク(Star link)の使い方

スターリンク(Star link)専用のアンテナを屋外に設置し、室内にあるWi-Fiルーターとケーブル接続します。

アドバイザー
アドバイザー
屋外から室内にケーブルを引き込む必要があるため、ケーブルを壁に通す必要もあります。
 ここが少し面倒ですね。

専用アンテナ➡接続コード➡ Wi-Fiルーター➡電源コード

このように配線が完了すれば、すぐに使用できます。光回線と同様に特殊な設定などは不要です。

スターリンク(Star link)の評判はどう?

実際に、日本でスターリンク(Star link)を使った人の口コミ・評判・レビューを調査してみました。

「通信速度が速くて驚いた!」という口コミが多く、ユーザーの満足度は高いようです。

『スターリンク(Star link)』を提供する『スペースX社』のCEOは、あの「イーロン・マスク氏」。

アドバイザー
アドバイザー
今後さらなる進化にも期待が持てそうですよね。

サービス開始当初は、50~250Mbpsの速度を提供していましたが、下りの速度は20~100Mbpsにダウンされました。

しかし、今のところ「かなり速度が出る」という投稿が目立ちます。

アドバイザー
アドバイザー
仕様変更により、速度を落としたようです。今後も仕様変更がおこなわれる場合があるかもしれないので、その点は要チェックです。

 

スターリンク(Star link)はどんな人におすすめ?

地方の河の画像

スターリンク(Star link)』は、大規模な災害や、インターネットが使えない場所で利用されることが多く、すでに光回線を導入している人や、インターネットの速度に不満のない人にとっては大きな魅力はありません。

しかし、つぎの環境にいる人は、『スターリンク(Star link)』を導入することで、暮らしがスムーズになる可能性があります。一度検討してみましょう。

<スターリンク(Star link)の導入を検討するメリットがある人>

  • ネット環境が整備されていない地域に住んでいる人
  • インターネットの速度に不満がある人

スターリンク(Star link)はスマホと直接通信できる?

スターリンク(Star link)はスマホと直接通信もできる〜」という噂がありますが、衛星との通信には “専用のアンテナが必要” で、スマホと衛星の直接通信はできないので注意しましょう。

スターリンク(Star link)と契約する際の注意点

スターリンク(Star link)』と契約する場合、インターネットサービスプロバイダー(ISP)は、海外のものを利用することになります。

そのため、Abema・ DAZN・ WOWOW オンデマンドの視聴ができないといったデメリットも報告されているので、注意してください。(参考:Impress通信

<スターリンク(Star link)契約時のそのほかの注意点・デメリット>

  • 月額の利用料金が高い。(最低でも月額6,600円〜)
  • アンテナを設置するのに手間がかかる。
  • サービスが開始されて間もないため、仕様変更が起きる場合も。

スターリンク(Star link)導入のメリット・デメリットを押さえよう。

この記事では、今話題のインターネット通信サービス『スターリンク(Star link)』について解説しました。

利用料金が少し高めだったり、アンテナの設置などが手間だったり…など、デメリットもありますが、今まで電波が届かなかったエリアでも「人工衛星を介してインターネットが使える」というメリットもあるので、気になる人はぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

 

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