WiMAXとは?ポケットWiFiとの4つの違い・どちらを選ぶべきかを解説!性能・サービスを比較

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ポケットWi-Fiについて調べていると、WiMAXというものがよく出てきますよね。

 

「ポケットWiFiとWiMAXは違うのかな?」「違うとしたらどっちがいいんだろうか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

 

結論からお伝えすると、ポケットWiFiとWiMAXは全く同じ使い方をされます。

 

「ポケットWiFiの一種がWiMAX」というイメージです。

 

しかし両者はサービス内容や性能にいくつかの違いがあるので、目的や環境に合わせて選ぶことが大切です。

 

この記事では以下のようなことを解説していきます。

 

・WiMAXとその他のポケットWiFiのサービスや性能面の違い

・どんな人にどちらがおすすめなのか

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

※この記事では「ポケットWiFi」=「外に持ち運んでWiFiを使うための機器」として解説しています。

WiMAXとは?その他のポケットWiFiとの違いはこの4つ!

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WiMAXとは、ポケットWiFiの一種です。

 

一般的にイメージされるポケットWiFiと全く同じ性能・役割を持っています。

 

WiMAXとその他のポケットWiFiの違いを一言でお伝えすると「使われている回線が違う」となるでしょう。

みんなのらくらくWi-FiWiMAXでは「WiMAX2+」という回線が使われており、ポケットWiFiでは「LTE回線」というものが使われています。

 

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、ドコモのスマホとソフトバンクのスマホの違いを考えてもらえれば理解しやすいと思います。

 

どちらの電波を使ってもスマホ利用できますよね。

 

それと同じように、WiMAX2+とLTE回線はどちらも同じ使い方ができるので、見かけ上は何の違いもありません。

 

しかしこの2つには、性能やサービス面でいくつか違いがあるんです

 

ドコモとソフトバンクのエリアが若干違ったり、サービス内容が異なったりするのと同じですね。

 

WiMAX2+とLTE回線の違いには以下のようなものがあります。

みんなのらくらくWi-Fiそれぞれメリット・デメリットがあるので、順番に見ていきましょう。

違い①:対応エリア

どちらの回線も日本全国に対応しており、対応エリアは広いです。

 

しかしより細かく見ると、WiMAXの方が若干狭いことが分かります(特に画面右側が分かりやすいです)。

 

【WiMAX】
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引用元:UQ WiMAX

 

【LTE(au)】
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引用元:UQ WiMAX

 

主要都市やある程度人口がある都市ではWiMAXも全く問題なく使えますが、田舎や山間部のほうになると繋がらないことも。

 

とはいえ、ほとんどの人にとってはWiMAXでも十分快適に使えます

違い②:速度と電波の入りやすさ

WiMAXと一般的なポケットWiFiは、速度や電波の入りやすさが違います。

みんなのらくらくWi-FiWiMAXの方が圧倒的に速いが、電波の繋がりやすさはLTEの方が優れているというかんじですね。

 

「サクサク快適に使える方が良い」という方はWiMAXを、「地下や分厚い建物内でもできるだけ繋がる方が良い」という方はLTEを選ぶのがおすすめです。

 

違い③:使えるデータ量・速度制限のルール

WiMAXは一般的なポケットWiFiに比べて、使えるデータ容量やルールが変則的です。

みんなのらくらくWi-Fi一般的なポケットWiFiは「月に30GBまで」などと決まっているのに対し、WiMAXは「3日ごとに10GBまで」となっています。

 

また、仮に3日で10GBを超えてしまったとしても、制限されるのは翌日の18時~26時の間だけ。

 

この間も1Mbpsの速度は出るので、YouTubeの低画質くらいなら見ることができます。

 

できるだけたくさんのデータ容量を使いたいならWiMAXの方がおすすめです。

 

※一般的なポケットWiFiに200GBなどのサービスもありますが、その場合は料金がかなり高くなってしまうので、あまりおすすめはしません。

違い④:契約期間が違う

WiMAXは基本的に3年間の契約縛りが発生します。

 

それに対して、一般的なポケットWiFiはだいたい2年契約であることがほとんど。

 

そのため「できるだけ短い期間で契約したい」という方は一般的なポケットWiFiの方が合っているかもしれません。

 

WiMAXとその他のポケットWiFiはどっちがおすすめ?

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WiMAXがおすすめなのは、以下のような方です。

 

  • 通信速度が速く、サクサクネットを使える方が良い
  • ネットを頻繁に使うから、データ容量が多いほうが良い
  • 速度制限のルールが緩いものが良い

 

「性能を重視して快適にネットをWiFiを使いたい」という方はWiMAXがピッタリですね。

 

ただしWiMAXはどこの窓口で契約するかによって、料金が変わります(3,500~4,000円ほど)。

 

できるだけ安く申し込みたいという方は、「みんなのらくらくWi-Fi」を利用してみてください。

 

WiMAX以外の一般的なポケットWiFiがおすすめなのは、以下のような方です。

 

  • 田舎や山間部に住んでいて、WiMAXだと電波が届くか不安
  • そこまで長期間WiFiを使う予定がなく、できるけ短期間の契約にしたい

 

WiMAX・Wi-Fi・無線Lanとはそもそも何?技術的な用語の違い

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よく疑問点として上がることがある用語の違いを、簡単に解説します。

 

  • 無線Lan:無線で機器同士を繋げる仕組み・技術のこと
  • Wi-Fi:無線Lanの一種(正確には、IEEE802.11という規格を使った無線Lanのことを指す)
  • Bluetooth:無線Lanの一種(WiFiに比べて遅い・距離が短い・消費電力が少ない)
  • WiMAX:無線通信技術の1つ、無線Lanの一種ではない
  • LTE:無線通信技術の1つ、無線Lanの一種ではない

 

WiMAXを使ってスマホをネットに接続するメカニズムは以下のようになっています。

 

【①基地局→②WiMAXルーター→③スマホ】

 

「①基地局→②WiMAXルーター」を繋ぐのがWiMAX。

 

「②WiMAXルーター→③スマホ」を繋ぐのがWiFiです。

 

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