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DALL•E 3(ダリスリー)とは?使い方や特徴、DALL•E 2との違い。有料・無料?

DALL·E 3 ダリスリー

DALL·E 3(ダリスリー)って使い方は?有料プランしか使えないって本当?

そんな疑問はありませんか?

2023年9月、ChatGPTで有名なOpenAI社から、”画像生成AI”『DALL·E』シリーズの最新版である、『DALL·E3ダリスリー)』が発表されました。

すでに一般に無料で提供され、「テキストからかんたんに画像を生成できる」と話題になっていた『DALL·E 2ダリツー)』からさらに進化し、”ChatGPTと併用してロゴ制作や漫画などがかんたんに作成できるようになった” と注目を集めています。

そこで今回は、OpenAI社から発表された、最新画像生成AIである『DALL·E 3ダリスリー)』について、使い方や特徴、DALL·E 2(ダリツー)との違いについてお伝えします。

DALL·E 3(ダリスリー)とは?

DALL·E 3 ダリスリー

(出典:DALL·E 3 公式サイト

DALL·E3ダリスリー)』とは、2022年4月に発表されたDALL·E 2につづく、OpenAI社が提供する “最新版の画像生成AI” です。

DALL·E 2と同様、テキストの指示文(プロンプト)に基づいて、画像を生成することができるほか、『DALL·E3ダリスリー)』では、ChatGPTとの統合が進んで、”ChatGPT上で、AIに会話で相談をしながら画像を生成・修正できるようになった” ので、より精度が上がり、使い勝手も良くなりました。

DALL·E 3(ダリスリー)の特徴

DALL·E 3_ex

(出典:DALL·E 3 公式サイト 生成画像 事例

DALL·E 3ダリスリー)』には、前モデルである『DALL·E 2ダリツー)』と比べて、下記のような特徴があります。

<DALL·E3(ダリスリー)の特徴・進化のポイント>

1. 高い理解力・精度:前バージョンであるDALL・E2よりも遥かに優れた、プロンプトの “ニュアンス” や “詳細” を理解する能力がありますす。より、ユーザーの入力したテキストの指示(プロンプト)に沿った画像を生成することが可能です。

2. ChatGPTとの統合:DALL・E3は、”ChatGPT上でネイティブに構築” されています。画像生成AIを活用するときに難しかった “適切なプロンプト(指示文)の作成” が、ChatGPTに相談しながら、会話するように生成できるようになったので、よりユーザーのニーズに近い画像を作ることができます。

3. 安全性の向上:暴力的、成人向け、憎悪的なコンテンツの生成を制限しているほか、フェイクニュースなどに悪用されないために、公人などの名前を含むリクエストを拒否するといった、悪用リスク対策も進んでいます。

4. クリエイティブコントロール:DALL・E 3で生成された画像の “所有権” はユーザーにある一方、存命アーティストのスタイルでの画像リクエストは拒否するように設計され、著作権侵害対策も行っています。

私自身、前バージョンである『DALL·E 2ダリツー)』を使っていた時、なかなか1回で思うような画像が生成できず、プロンプト(指示文)を日本語から英語にしてみたり、Web上でおすすめのプロンプトを探して使ってみたりと、苦労したことがありました。

画像の調整・修正作業が、「もっと可愛くしたい」「もっとアニメっぽくしたい」など、ChatGPTとの会話でできるようになれば、より簡単に、よりイメージに近い画像が生成可能になるので、今回のアップデートはありがたいです!

DALL·E 3(ダリスリー)と DALL・E 2 の違い

下記は、『DALL·E 3ダリスリー)』と『DALL·E 2ダリツー)』で画像を生成した場合の比較結果です。

同じ “ダンクをするバスケットボール選手” というテーマで双方に画像生成を依頼したところ、画像について、DALL·E 3の方がDALL·E 2よりも “明らかに高い鮮明度” で、”よりリアルな画像を生成” していることが見て取れます。

<DALL·E 2>

DALL·E 2 ダンクをするバスケットボール選手

<DALL·E 3>

DALL·E 3 ダンクをするバスケットボール選手

(出典:DALL·E 3公式サイト

もちろん、DALL·E 2が生成する画像も、数十秒で生成したとは思えないほどクオリティが高いのですが、最新版のDALL·E 3 の方が、”イラストのタッチが綺麗” な印象がしますよね。

本当にAIが生成したのかと驚くほどのリアルさであることから、実際にDALL·E 3を利用した人からも好評の口コミ・評価を得ています。今後、さまざまな場面での活躍が期待できるでしょう。

DALL·E 3 の活用例>

・教育現場:言葉での説明だけでは理解しがたい内容をDALL·E 3に入力し、”イメージイラスト” として表示することで、生徒の学習を促進する。

・クリエイティブの現場:デザイナーが頭に描いたイラストをテキスト化してDALL·E 3で画像生成することで、デザイナーがイメージに近いイラストを描きやすくなる。 など。

DALL·E 3(ダリスリー)の使い方

では、実際に『DALL·E 3(ダリスリー)』を使う方法を見ていきましょう。

現在、『DALL·E 3ダリスリー)』を使う方法は、2通りあります。「有料しか使えない」という噂もありますが、無料で使える方法もあるので、チェックしてみてください。

使い方① ChatGPTの有料プラン「ChatGPT Plus」に加入する

ChatGPT Plus

DALL·E 3ダリスリー)』を使う方法の1つ目は、ChatGPTの有料プランである 『ChatGPT Plus(チャットGPT プラス)』に加入する” です。

現在、『DALL·E 3ダリスリー)』は、ChatGPTの無料プランには搭載されておらず、月額20ドル(約2,900円)で加入できる、ChatGPTの有料プラン加入者のみ利用可能です。

操作方法は簡単で、ChatGPTにログインの上、「GPT-4」を選択し、「DALL·E 3」を選べばOK

AIに会話をするように、「〇〇の画像を作って〜」と依頼すれば、画像を生成することができます。修正の依頼も会話上でできるので、かんたんです。

今後、「ChatGPTの無料プランでも使えるようになるのでは…?」という見方もあるのですが、搭載予定・時期など未定なので、この機会にChatGPT Plusへの加入を検討してみるのも良いでしょう。

> ChatGPT Plus 申し込みページはこちら

使い方② Microsoft Bing の「Image Creator」を使う

Microsoft Bing_Image Creator

(出典:Microsoft Bing Image Creator 公式サイト

DALL·E 3ダリスリー)』のもう1つの使い方は、”Microsoft Bing の『Image Creator(イメージクリエイター)』を使う方法” です。

Bing Image Creator』は、Microsoft社が提供している画像生成AIツールで、DALL·E 3の技術が搭載されています。

利用するには、Microsoftアカウントへの登録が必要なのですが、”無料” で利用できるので、ChatGPTの有料プランに入っていない人にとっては、DALL·E 3を使えるありがたいツールです。

使い方もかんたんで、テキストで作りたい画像の指示文(プロンプト)を打ち込むと、指示に合わせた画像を生成してくれます。

Bing_Image-Creator 空飛ぶみかん

上記、「空飛ぶみかんの画像を作ってください」と入力しただけなのですが、40秒ほどで4パターンの画像を生成してもらえました。

どれも鮮やかで美しいビジュアルに仕上がっていて、クオリティが高いですよね。

ChatGPTのように、会話をしながら修正することはできないのですが、DALL·E 3の技術を試せるのは非常にありがたいです

気になった人は、下記のURLから実際に使ってみてください。

>Microsoft Bing Image Creator の利用はこちら

DALL·E 3(ダリスリー)で画像生成をもっと簡単に!

このように、ChatGPTで有名なOpenAI社からリリースされた、画像生成AI『DALL·E』シリーズの最新版である、『DALL·E3ダリスリー)』は、従来のDALL·E やDALL·E 2よりも高い鮮明度の画像を生成してくれる、便利なツールです。

画像のクオリティという面でも、操作方法という面でも進化を遂げているので、ぜひこの機会に使ってみてはいかがでしょうか。

ビジネスやアート、教育、趣味の場面など、多方面で役立つはずです。

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