Gemini(ジェミニ)とは?読み方や名前の由来。何ができる?何がすごい?
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2024年5月2日、Googleは、同社が開発した生成AI『Gemini(ジェミニ)』アプリの日本展開を開始しました。
『Gemini(ジェミニ)』は、AndroidのOSに対応し、iPhone(iOS)ユーザーの場合は、Googleアプリから利用可能になったので、「自分も使ってみたい」と気になっている人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、いま話題の生成AI『Gemini(ジェミニ)』について読み方や名前の由来、特徴や何ができるのかについてお伝えします。
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Gemini(ジェミニ)とは?
特定の機能のみを指すのではなく、Microsoft社の『Copilot(コパイロット)』のように、”生成AIモデルを活用したサービス全般を表す言葉” として使われています。
『Gemini(ジェミニ)』という名称の登場により、Google社のAIサービスである『Bard(バード)』がGeminiへと統合され、今後、GoogleはGeminiを同社の生成AIとして浸透させていく方針です。
すでに、『Gemini Ultra 1.0』を活用した3つのモデル “Gemini+Ultra” “Gemini+Pro” “Gemini+Nano” が展開されているほか、Google社は、2024年5月14日〜15日の開発者向け会議で、新しいAIモデルの『Gemini 1.5 Pro』を発表。
Geminiと自然に会話ができるライブチャット『Gemini Live』のリリースも告知されるなど、今後、世界中でGeminiが活用されていくのではと予想されています。
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Geminiの読み方は?
Geminiの日本語での正式な読み方は、「ジェミニ」です。
ただ、英語では「ジェムナイ」「ジェミナイ」と発音するので、「ジェムナイ」「ジェミナイ」でも間違いではありません。
日本で呼ぶ時は、「ジェミニ」という方が伝わりやすいでしょう。
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Geminiの読み方・名前の由来は?どういう意味?
『Gemini(ジェミニ)』の名前の由来は、ラテン語で、”双子(Twins)” “双子座” という意味を持ちます。
もともと、Google社で、プロジェクト初期の段階に、土星最大の衛星である『Titan(タイタン)』が名称候補に上がるなど、”宇宙に根ざした要素”が含まれたプロジェクト名が検討されていました。
その中で、『Gemini(ジェミニ)』=『双子座』の由来となったギリシャ神話の双子、カストルとポルックスが、”すぐに適応して幅広い人々と繋がり、物事を複数の視点から見ることができる性格” だった点が、同社の目指す生成AIプロジェクトと親和性があることが決めてになり、『Gemini(ジェミニ)』と名づけられたそうです。
『Gemini(ジェミニ)』は、日本人にとっては、読み方が難しい印象ですが、開発者たちの思いが込められていたんですね!
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Geminiで何ができる?何がすごい?
いま話題になっている『Gemini(ジェミニ)』ですが、具体的に何ができるのか、何がすごいのかが気になりますよね。
もともと『Gemini(ジェミニ)』は、対話型AIとして ChatGPT などと同様、チャット形式で、文章の作成や校正、要約、プログラミングやレシピの提案など、優秀なAIアシスタントとして、仕事の業務効率化や生活の利便性向上を実現できます。
その上でさらに、Google社が提供していることで、下記のような『Gemini(ジェミニ)』ならではの特徴・強みもあり、Googleユーザーを中心に喜ばれています。
・Google検索によるWeb上の参照ソースの提示が可能
・位置情報を考慮した検索
・出力結果をエクスポートできる
・Googleカレンダー や Google Mapなど、Googleの他サービスとの連携が可能
・Google ドキュメント や Googleスプレッドシートのデータの読み込みが可能 など。
GoogleカレンダーやGmail、Googleドキュメントなど、Googleのサービスを利用している人にとって、使いやすいAIなんですね!
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最新AIモデル「Gemini 1.5 Pro」の提供も開始!
また、先日、2024年5月13日(米国時間)に、ChatGPTで知られるOpen+AI社が最新のAIモデル『GPT-4o』を発表して話題になりましたが、翌日の2024年5月14日~15日にかけて、Googleは開発者向けイベント『Google I/O』を開催。
最新AIモデルの『Gemini 1.5 Pro』を月額2,900円の “Gemini Advanced” に加入するユーザーが利用可能になると発表しました。
『Gemini 1.5 Pro』は、”最大1500ページ” の長文ドキュメントの理解や、”100件の電子メールの要約” 、”動画1時間の読み込み” や “ソースコード100,000行の修正” もできるようになるなど、より高性能に進化しているので、今後、多くの場面で活用が進んでいくでしょう。
ますます目が離せないAIだと言えるでしょう。
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Geminiで生活がより便利に!
(出典:Google Playストア)
このように、Googleが今積極的に開発・提供を進めている生成AI『Gemini(ジェミニ)』は、私たちの生活をより豊かに便利に進化させる楽しみな存在です。
競争が激化している生成AIの分野でも、Googleの他サービスとの連携ができるなど、独自のメリットの多いAIなので、気になった人は『Gemini アプリ』や『Googleアプリ』で使ってみてください。